アイデアがフローなら、器を決めてストックし固める

器とはアウトプット先みたいなものです。

例えば、テーマやネタの塊、お題やプロジェクトといっていい。

アイデア自体は浮かんでは消えるので、その流れをそういう器にいれないとそのまま消えるわけです。だからこそ、器が混乱しない程度にあればそこで形にできるので、逆にアイデアが浮かばれるというか、しっかり流されずにそこに収れんしていく、収まっていくわけですね。そういうイメージがあると。

アイデアが水でフローとして流れるなら、そのまま器やグラスがないと流れちゃう。そこに器があれば固まる(少なくともそのようにみえる)ので、そういうストック出来るところが大事という話です。

アイデアは固体ではない

わりと重要なことだと思うのですが、僕はアイデアは流れ、水、フローだと思っています。アイデアの女神は前髪がないみたいなのがあったと思うのですが、その意味は、それくらい一瞬で過ぎ去るみたいな。この際、前髪とか後ろ髪とかどっちでもいいんですけどね。

例えば、「あ、これはいいぞ」と思った瞬間って誰でもあると思うんですね。その良い感は違えど、まあ誰も閃きのレベルって変わらなくて、それを連発出来るかは違うものの、閃いたときの思いつきの内容レベルってやっぱ大したことがないと。

そういう大したことがないものは、流れやすいです。「あーでもいっか。これ普通だしな」で終わるんですね。

ここで、そういう普通っぽいとか、大したことがないとか、全て無視してもらって、そういう「あ、なんかいいかも」でメモしましょう。その後に「それって大したことがないな」という下りは無視です。

つまり、思いついたところでメモして捕まえる。その評価は後です。後でいくらでも消せます(笑)

しかし、発生源である、発生した水であるアイデアは、限界がある。どこでもポコポコ生まれないんですね。もちろん時間経過で生まれる、知見を得て生まれるとかあるんですけど、1時間後に生み出せますとかは出来ない(笑)なんとも不自由ですから、つまり出た瞬間を補足すると。

水なので、流れるし、そういう気質があると考えてもらえればいいかと思います。

ここで、アイデアが苦手な人は実は「アイデアが固体」であると思っているのかなと思います。固体っていうのは、固まっている、それ一つで何か分かる、結果が見える、要するに一発ですげーやつです(笑)ですがそれはなくて、実際は固まってなくて、ドロドロしていて、サーッと流れていくと。そういうのを少しでも集めていくと。

これはイメージの問題ですから、固体って概念やイメージがある人があってもいいと思いますよ。そこは自由です。僕はそう考えてないってだけです。

アイデアである水は、器である固体に流し込む

次にアイデアをメモしたらそれでまあ器に半分入れたようなものです。ですが、そのアイデア自体は何かしらテーマとか、考える切り口、ここでは粒度と言っていますが、めちゃくちゃ多様にあります。

つまり、思いつきでいいのでオッケーな段階もあれば、これは現実的に企画として固めていきたいとか、切り口がもっと欲しいとか、深掘りしたいとか、テーマに対する知見が不足している気がするとか。アイデア自体を求めるのか、アイデアを深掘りするかでは大分異なります。

要するに色々求められるわけですが、それに応じた器を作ります。器とは、概念でしかなく、実態はないです。そこは注意してください。

アイデア自体は実はこの相互性というか、セットでしか生まれないわけです。つまり、「こういうことをしたいが、何かアイデアはないか」「これを解決できそうなことってなんだろうか」みたいなある種の問いかけといっていい。

これはアイデアを求めている状態と言えるのですが、同時にこの時、何か器=ここに仮説を入れる、または欲しい状態や目的でもいい、ものがないと、水が流れていくわけです。

先程メモしたらオッケーとありましたが、メモしたものはいいのですが、この器に入れたほうがいいなとか、器に入れないとまず流れていくので、メモも大事ですが、メモすることがほぼほぼ器に入れる感じに近いです。

もっと適切にいえば、そもそも考えているところで、何か器がないと、全部流れていくので、ある程度考えたら入れる、またはその器で入れられそうだというなら入れていく。そのやり方は人それぞれだと思いますが、やはり水→器に入れることは、やらないと固まらないかなというところです。

器に入れたら検証する

最後は検証です。水的なアイデアがあった、それを器にいれて見えるようにした。例えば四角の器なら四角になりますから、溜まったら四角ですよね。三角フラスコみたいなものでもいいし、もっと長細いガラスケースでもいいし、電気ポットみたいな中が見えないものでも、鍋みたいに上から見えるものでもなんでもいいです。グラスでもいいし(笑)器とは、水が漏れないならいいというイメージです。くどいですが、これは比喩であって実態のグラスは要らないです。

器が5つあるとします。1個ずつテーマや課題や異なります。そして、粒度が異なります。思いつきのものでもいい器、テーマがわりと決まっている器、企画として固めていく器、問題や課題を見つけた器、アイデアレベルが欲しい器・・・みたいな感じですね。

僕の場合は、それぞれの生活、つまり日常の中でインプットやら本やら、一次情報を得てそこに入れていきます。そして器が溜まったり、形になったらそれをアウトプットする。例えばブログの器みたいなものがあるし、または誰かに話したい器もあるし、お客さんに提供したい話題の器もあるし、そこは様々です。

二次情報もあります。ですが、出来れば一次情報で埋めていくと濃い水というか器になりますから、共有すると人は喜んでくれるはずです。ずれているとまあずれているので価値は分かりづらいですけど、めげずに行きましょう(笑)

一次情報を器に入れていくと言ったのですが、検証とは器自体に入れた水、アイデアですね、を検証していくことです。ここで器に入れておかないと水は逃げるし、形になってないのでふわふわすると。だから器に入れておけば、先の5つの器は独立しているので混在しません。または、仮にAの器で使えるものが、Bの器で使えるかもしれないとかはありありますよね。その場合は、Aの器の水をBの器に流すイメージです。

面白いのは、実際の水と違って、Aの器の水をBの器に入れても、Aの水は減らないんですね(笑)魔法ですが、実際にアイデア自体は複製というか、それに影響を与える触媒みたいなもので、Aの器自体を壊すとか、Bの器にちゃんと入れてないとかなら別ですけど、やはり入れても減らない。

要するに水であるアイデアは基本消えないんですね。器に入れておけば。というわけで、どんどん生まれたアイデアは検証するために器にいれて、その器を検証していくと。

アウトプットという形でいえば、器に入った水を出していく感じです。アウトプットすると、確かに器の水が減る感じです。先の検証とか色々あーだこーだ言ってる時は減らないイメージです。

このあたりは頭の中の概念なので、あまり地上の物理法則とかは適用しなくてもいいのですが、まあそんな感じですと(笑)

水が欲しいなら器を作ろう

この色々な謎の例えとおもってもいいのですが言いたいことは、水が欲しいなら器を作ろうということです。

これは、つまり、アイデアが欲しいなら、器を設定しようということです。とても当然のようで、そこが出来てないのでアイデアが出ないことが普通にあります。器とは、切り口とかもありますが、設定しているもの、テーマ、課題、分からないこと、問いかけなど様々です。

やはり大きいのは問いですかね。問いがなければ、アイデアが生まれないというか、引っかからないですね。アンテナが立たないといっていい。なぜなら、水をみつけても流れていくんですね、器がないから。

器があると、そこにいれればいい。どんな小さい器でもいいんです。おちょこでもいい。それは多分アイデアレベルみたいなものもあるんでしょう。ただ器がなければやはり貯められないんですと。

アイデアが苦手な人はこの逆をやろうとしているのかなと。つまり、水があった、アイデアがあったら器を探そうと。でもそれでは遅いんですね。問いかけは常にアイデアの先にあるイメージです。視点というものがないと、アイデアは得られない。

または水自体がもっと分かりやすい、固定された、固体でしたね、というもので、見えるところにある、あったら手にとって氷ですよね、冷たくない氷かもしれないですけど、そういうものだと思っている。でも、そういうものはなくて、水で流れちゃうので見つけても流れていくと(笑)

だからこそ、まず問いみたいなものが必須です。器ですね。器を持って、つまりそれは視点といっていいのですが、これはないか、あれはないか、こんなことが課題だけど、そういえば?となる感じです。そういうものを持って外に出る、生活をする。すると、器に入りそうな水が見つかるんですね。

そうしたら、水を器に入れましょうと。そうすると、アイデアが得られるんです。その器が一定程度溜まったら、今度は検証しましょうと。

おわりに

アイデアを水に例えて、問いかけや視点を器とした話です。これは寓話でもなんでもなくて、ガチの話です。この例えが分かりやすいかはおいておいて、やはり器イメージがないと、アイデアは逃げてきます。

人によってやり方はあれど、メモしていおいたら、そのメモはやはり後で見返すとか、メモしたということで記憶するとか、何か手触りのある感じにしておく。これが器といっていいわけですが、そうしておくとやはり蓄積していって見えてくるんですね。直観的にやっている人もいそうですが、ロジックでいえば、やはり問いかけやテーマがないと、アイデアって得られないと。

これは意味の話と似ています。求めることでそこで得られると。だから、求めないのに、得られることはないわけです。あと、正解みたいなものはないので、固体としてどこか転がっていてそれが誰しも良いとか、評価されているみたいなものは、多分アイデアというよりも「成功事例」というやつです。それは分けたほうが良いと思います。成功事例というラベルが付いたものは多分色々ありますが、アイデアではない。当然成功事例にアイデアは眠ったり、そこから考えられることはあるのですが、それを読み解くのはあなたであって、誰かではない。誰かが考えた成功事例の読み解き方を参考にしてもいいのですが、最終的にその読み解き方を自分で「考える」ことでしか、やはり器に水はたまらないかなと思います。

その水が良いかどうか器に入れてみる、そして自分で味見をするというか、適切かどうかとかは自分でやるわけですよね。実践では誰かとかチームとか、他者の評価もあり得るのですが、それはやっぱ後の話です。アイデアを得る、見つけるのは、もっと孤独というか、孤立ではなくて、自分の内面で、頭で、脳内の中で起きているのでそこは不安とか信じるとかもっと捨てちゃって、自分の中でオラオラやってしまって、後で検証する、可視化する感じですよね。

実際にその半分くらいの自分ワールドが、器に入れることで可視化されるので自分の分からない、これなんだろう、違和感とか、直感のものもそこで出てくる感じですけど、まあいきなり出来ないので、なれるしかないですよね。逆にいえば慣れれば誰でも出来るわけですよ。

さあやってみましょう!

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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