お客として受けたサービスの元をたどる発想法。名付けてイベントリバース発想。
イベントやお店、サービス、消費購入タイミング、印象に残るかどうか、価格、場所など商売やビジネスにはお客の立場で見ることが多いわけです。
もちろん同時にサービスを提供する立場として仕事をしているという人も多いはず。
そういった中でよく「このイベントの主催者は誰だろうか」みたいな問いがあります。というか、僕はよくそのように考えるわけですが、一方で「誰が」やっていようが関係ないということもできます。目の前のサービスさえ得られればいいという考え方も出来るからです。
では本当に誰がやっていてもいいのかというとそんなことはないわけです。
そこで、企画のコツというか、お客として受ける場合に何を見るか。そしてそれらは企画やアイデアに活かすように考えるとはどういうことか。
そのあたりについて考えてみます。
企画を考えたい、アイデアを考えるコツを得たい人向けです。
目次
それ誰がやってる?
よく企画イベントなんかを昔やっていました。今でこそ最近流行っていないので感度は衰えているものの、面白そうなイベントがあれば出かける方です。
その場合に、例えば屋上ビアガーデンなんていうイベントがあるとします。その場合、あなたは「屋上ビアガーデン」へ行きたいならどこでもいいから行きますか?それとも色々なビアガーデンを比較しますか?そもそもなぜ行きたいのですか?
そういう疑問があったり、どうしたいかを決定する、一種の意思決定がでてきます。
企画とかアイデアを考える人なら、単にこれらを受け止める「ビアガーデンがある」というだけでは物足らないはずですし、多分そう受け止めてないはずです。僕もです。
つまり、「屋上ビアガーデン」をどこが運営しているか、企画しているかはかなりというか、相当、というかほぼ必須で「企画的」には大事な視点で見たほうがいいです。もちろん、一般参加者の人がそれを意識する意義は薄いです。あくまでここでは企画なりをする人向けの話です。
ビアガーデンといっても色々あります。例えば屋上で行うなら大きいスペースが必要でそれが可能な企画を立てられること。普通に考えて小さな企業がそのような広い場所を持っていることはないので、不動産としてビル所有をしていたり、少なくともそのオーナーと企画を詰めていく必要があります(逆にいえばどんな個人でもそれらが出来れば出来るわけですね)。
Aビアガーデンはこんな感じ、Bビアガーデンはこんな感じ。そんな形で同じビアガーデンでも違って見えるはずです、調べていけばですよ。
細かな違いが分かることが企画の専門家
実際にビアガーデンがいくつかあってその違いが分かることに意味はあるのでしょうか?
問いがいじわるですけど、何かしら役立つとは到底言えないです(笑)一方で、仮に「ビアガーデンの違い」すら気にならないようであれば、企画を立てるアンテナやアイデアのアンテナが錆びているとも言えます。つまり、物事の知識というかそれが役立つかどうかはむしろどうでもよくて、考えるレベル感のチェックという意味で使えるのではないかというところでしょうかね。
これは注意深く読んで欲しいのですが、ビアガーデンというのはたとえです。あなたが好きなもの、興味があるもの、またはなんでだろう?と思うもので構いません。そうやって気になって調べていける、気になって仕方がない、というもので考えてください。
ただ全てことに興味があるとはちょっと言い過ぎですし、物理的に不可能です。グラデーションとして考えてもらって、例えば企画を立てるということで分かりやすいのは「イベント企画」です。といえば分かりやすいでしょうか。
そういうイベント企画だから、商品開発企画とは関係ないと思って欲しくないという意味です。逆にイベント企画でも企画として成立していないというか、参考にできないものもあるわけですから、このあたりはより高度というか、深めていった話となります。もうちょっといえば、精神論として「役に立たないものはない」というのはほんの少しありつつ、同時になんだろう?と考えるストックはあなたを必ず助けてくれると僕は考えています。
シンプルに考えると、あなたがビアガーデンに興味がある、またはそういったイベント企画に興味がある程度あるとします。ビアガーデンでなくても、盆栽でも、Eスポーツでも、AIでも、サッカーW杯でも何でも良いんです。そういう時、その興味を持った企画やイベントをどの程度観ているか、気になるかというのが大事ということです。
サッカーW杯であれば、スポーツバーというのが定着したかなと思います。青いシャツを来て応援するわけですけど、そこまでやりたいのかというのと、普段からサッカー好きでもない人「も」気にするから国内で盛り上がります(最も興味がない人にはどうでもいい話ですよね)。
その時、スポーツバーにそこまで興味がないけど行ってみるのもいいですし、どういうスポーツバーがあるんだろうと考えたり、どういう人がそもそも行くのか。そんなことを考えるのはグッドだと思います。
そこで「誰が」やっているかは結構大事で、お店主催のイベントもあれば、お店を借りて個人が主催しているかもしれないですよね。これ同じ場所でもかなり違います。またドームや球場などを借りてビューイングイベントをするかもしれない。色々広がってきそうじゃないですか?サッカー教室をやっているところが運営しているかもしれないし、海外のサッカー番組を見るという企画も面白そうですよね。
まあ僕はサッカーは好きな方ですから、色々と楽しくなってきます(笑)まあとはいえリアルで観戦したいほどではないですけどね。
元はどこかをどこまで辿れるか
ここまでの話をまとめると、
- 普段からイベント企画に目を向けているか
- その時、イベントの主催者に注目しているか
というだけです。それを長たらしく書いています(笑)
これは具体から抽象という考え方でもあります。目の前に起きているイベントやチラシ情報から、どこまで想像できるか。誰がどういう意図でこれをやっているのだろうか。誰が来て何を考える人が来るのだろうか。そして自分は行くのだろうか、行かないのだろうか。イベントは成功するだろうか。友人は行っただろうか。
色々な想像ができます。想像力をここで発揮してください。
ビアガーデンも夏の風物詩となっていますが、僕自体そこまでお酒好きではないのでほとんど行きません(笑)それなのにビアガーデンを例に出すとか、面白くないですか?そうでもない?(笑)
もちろんサッカーW杯の応援イベントや観戦イベントでもいいんです。その場合、誰がどういう意図でやるか。これこそが企画です。
つまり、サービスを受けるお客さん、参加者であるあなたは、企画側や運営側の視点にどこまで立てるか。そこでどこまで考えているか。という問いに変わります。
この考えの正解はありません。
ビアガーデンなら、ビル管理会社、不動産会社、企画会社、広告代理店、まちづくり協議会などが関わったりするかもしれません。ホテルとかもあるかもですね。まあ色々な企業やお店が関わるでしょう。そしてなぜビアガーデンをするかというと、あくまで仮説で想像ですが、以下のようなことを僕は考えました。
1.遊休スペースの有効活用
実際に夏場以外でイベントをやっている屋上スペースを知っていればいいのですがあまり知りません。集客という意味では、都会であれば外でBBQをしたり、飲んだりというのはかなり限られます。もちろん、花見などが近いですが、それらも期間が限られます。
だからこそ外で夜風に当たりながら、楽しく飲み食いできるは一つの価値になります。開放感があるというのもありますよね。
だからこそ集客できるし人が来る。他にはないけど、それなりにニーズがあるし、夏場に外で飲みたい人は一定数いるからでしょう。
外という点では、例えばカフェやレストランに外の席であるテラス席などがあります。あれらは冬場に座っている人を観たことはほとんどありません。もちろん、ストーブを使ったりひざ掛けで可能ではありますが、まあ寒すぎますからね。
そういう意味で、夏場限定イベントとして、スペースを有効活用しているというのが一つの答えです。
2.なぜビールなのか。ビールメーカーとの関係を考えてみる
ビアガーデンは名の通りBEERですから、ビールです。ワインガーデンでも、なんでもいいと思うのですが、一般的にビールというのが認知度が強すぎます。
最近はそうではなくなりつつもあるも、「とりあえず生」が強く「とりあえずワイン」「とりあえず烏龍茶」というのはやれるけど、なかなかというところでしょう。
ビールメーカーも夏場に売れる(しかし飲料等は意外に冬場も売れているはずだった気がする)ので、こういうイベントでガンガン売りたいわけです。だからこそ、ビールサーバーを貸すとかもするし、なんなら「サーバーと人」を派遣して販促もしますよ。それにお客さんの手応えを知りたいから社員も派遣しますよ。販促グッズも配りますよ。
なんてなるかもしれません。昔は居酒屋のテーブル席で飲んでいると「お姉さんが、煙草を試飲しませんか」とかありましたけど、今もあるんでしょうか?世の中の流れ的にはなくなりそうな立ち回りですね。そういうビアガーデン向けの企画を多分ビールメーカーは疎かにしていないはずです、多分。
こうやってつついていくと、関わるプレイヤーが結構多いことに気づきます。ビール会社は何社ありますか?4社くらいはありますよね。もっとありますけど、メジャーなところで。飲食店では2つ入れるか?というと、水面下のバトルがあるはずで、ライバルを入れるならその分自社にしたいせめぎあいがあるはずです。だから、ビアガーデンってもしかして一社のビールしかないかもしれないですし、それだとお客さんが来ないし不満なら複数ビールが飲めるかもしれません。
もちろん、ビールを多数飲めるイベントなどフェス系のイベントなら一社っていうこともないですよね。
こんな感じで元をたどる、または企画自体を考えていくと面白くないですか?ここで面白くないなら、あまり企画に向いてないです(笑)アイデアがでてこなくても、こうしたらどうだろうかっていう「反応」がないと、多分辛いですね。もちろんその反応力を普段から鍛えればきっとうまくなります。
人は興味がないことをほとんど覚えない
人といわないで、僕がといったほうがいいでしょう。とはいえ、多くの人も同様です。
例えば携帯やスマートフォンについて。これらのメーカーを知っていますか?iPhoneはAppleは有名ですよね。でも、iPhoneをAppleという会社が作っているかって知らなくてもいいといえばいい。AndroidはGoogleですよね。正確にはOSとかを改造して各社当て込んでいるので微妙に違うという話を聞いたことがありますがどうなんでしょう。
意外にAndroid=Googleというのを知らない人はいるかもしれませんね。知らないと駄目とかでなく。
さらにいくと、そういったAndroidのスマートフォンは、当然メーカーが作っています。Sonyとかですよね。最近だとASUSとか富士通も作ってますか、そういったメーカーが作っている。でも、これらって記号のようにブランド=会社名で興味があるかどうかで大体決まりますよね。
例えば、スマートフォンは欲しいけど海外のやつしかない。で、これにしとくかみたいな感じ。この場合メーカーを覚えるかはかなり際どいです。
長くなりましたが、このように人は知らないものなら興味を持てるかどうかとか必要性もですが、なんとなくも含めて、覚えてるわけじゃないんですね。
でも、あなたが携帯メーカーで仕事をするなら、他社の製品はほぼ観ただけで分かるはずです。その仕事をしていて知らず知らずに覚えられるし、覚えてこそ営業だみたいなことになりますから。また仕事でなくても好きなら違いが分かります。なんかこのフレーズどっかでありましたね。そうです、企画も好きなら、上のようにビアガーデン行かなくてもサッカーW杯を観なくても、色々言えるし、想像で見える視点が広がるということです。企画の解像度が上がるというのが適切な表現でしょうか。
興味がないことは覚えないなら、興味を持てるようにうまいところコントロールする、環境を整える、そういう工夫をしていけばいいということになります。
自然に勝手に出来る説はちょっと放置気味なので、僕としては、多少の工夫を入れることで、企画の精度があがる。または解像度があがるからこそ、お客さんとして受ける時が多いならそれそのものが考えるきっかけとネタになるということです。
あと、本論とは少し異なりますけど、基本こういう「興味を持つ工夫」ってやはり仕事だとか趣味とか、そういう生活の中で生まれてくるもの、関わるものありきだと思うわけです。だからこそ、そういうことを大事にしてそこから出てくる疑問や問いをちゃんと見ていく。もちろん時間も大事です。ですから長く時間を使っているものに対してはやはり精度をあげられるともいえます。
世界征服をするにはみたいな視点を持つ
馬鹿げているしやらないしやれないのですが、世界征服って仮にやるとしたらどうしますか?
こういう問いを真剣に考える人は多分企画に向いています。そんなアホなことはしないという人は多分向いていません。
世界征服でも武力というのは野暮ですし、無粋ですし、まあ無理でしょう。ですが、アイデアという資源で、世界をより豊かにして、その豊かさを皆が感じられたら、それも僕はアイデア征服だと考えるので、いいんじゃないかと思うわけです。
馬鹿だなあとか、アホだなあというのでいいんですね。悪態をついてもいいんですよね。そんなの誰が使うんだよとか(笑)
でも、企画をするとか、アイデアを考えるのであれば、「当然馬鹿じゃないならこの企画の意図は」といえば、何か出てくるはずです。口癖にしてもいいくらいです。最初の「馬鹿じゃないなら」は余分ですけど、好みで。
元を辿れば人間社会の始まりから
上のビアガーデンの話で、元をたどるということを言いましたが、これって結局今の近代とか現代とか思っている経済社会がどうできたか。または昔からあったのか。それだけでも、ビアガーデンの歴史に迫れますよね。
ビールメーカーとか、製造業に興味があればそちらを攻めてもいいですよね。屋上に置く家具とはいえ、椅子とか机だけですが、強い風も動かない、とはいえ持ちやすく軽いというものが要求されるので、そういうデザイン設計を考えてもいいかもしれません。
お酒だから大人と考えるのは早いです。もちろんアルコールを飲ませていいとかいうことでなく、家族で参加できる「ナイトピクニック」なんていう切り口も面白いです。最近はナイト経済みたいな夜に活動する部分をスポットに当てたりするみたいですからね。
真夏日になれば夜でも暑いので、冷やしたタオルやおしぼりなどが好評かもしれません。凍らせたビールは聞いたことがありますが、それらだけでなく、フローズンアイスとか色々なアイデアを試せるかもしれません。
祭りとかイベントという観点であれば、春に夜桜花見はできないだろうか、秋なら紅葉飲みとか。地域のお祭と連動したり、花火大会後に浴衣割引を狙うとかもありですよね。
これらのアイデアは無限大ですし、誰にどこを焦点にあてるかで膨らんできます。面白いですよね。
まとめ
最後に簡単にまとめてみます。途中脱線してたかもしれませんが、
- イベントとか色々ある時、それ誰がやってる?どんな企画なのかを考えてみる
- 企画を考える、アイデアを考える材料はそういう日常のイベントに潜んでいる
- 例えばビアガーデンで考えてみた。これを自分が気になったイベントでやってみたらいい
- 企画自体の正解はないので逆に想像力を豊かにして考えてみる
- イベントに限らず、「何か情報」「何か刺激」を観た時にぱっと「高解像度」でそのものの背景や元が見えたりすればそれは専門家ということ(見えないなら修行が足りないかもしれない(笑))
- 自分がやりたいとか、目指したいものに対して、例えば企画を考えるならば「これはどういう意図があるのだろうか」という口癖があるくらいが望ましい。口癖がないと駄目でなく、癖レベルにならないと多分企画に向いてない(正確にいえば、自分が苦にならないレベルでないと継続できないし、好きでないとモチベが不足し、楽しさやワクワクを人に伝えられないというだけ)
- 企画に向いているとかってあるので、世界征服の話はちょっと突飛だけど、基本何かないものを想像してあったら楽しいかもというのが1mmもないなら、企画は辛いと考えてます。
というところでしょうか。
蛇足
そうそう、このネタ自体は、「イベントを誰がやってるとか関係なくない」みたいな批判ではないですが、反論が昔あったかなあと思ったところから書いてみました。実際には企画論でありアウトプットは全く異なっています。
留意点としては、イベント企画をやる人がいるとしてそういう人が該当ジャンルのイベントを調べてないなら、単なる勉強不足とかリサーチ不足なだけです。これはこれでしっかり断言しておきます。そして、「コレクター」みたいな批判もありがちです。例えばですけど、「AイベントはBさんやC社がやっているよね」みたいなのを知っているだけならコレクターです。ですが、企画をするなら、そういう不足していれば情報が必須なので、コレクター化します。ですが、コレクター+アイデアなので、その集めた情報は企画のために使うだけですよね。だからこれは「木を見て森を見ず」的な批判だと言えそうです。なんでも一つの部分だけ突けば何でも言えちゃいますから。取るに足らない話ですけどね。
もっといえば、例えば起業したい人が世の中のビジネス、会社、社長、経営者に興味がないというのは多分ありえないです。ありえないとは、「それらに興味がない」時点で、熱が知れているということと、「学び方として何から学んでいるか」が代替としてなければ、ビッグマウスにしかなりません。もちろん、経営者などもそのおじさん自体に興味があるとかでなくて(笑)、考え方や経営手法ややり方であったり、その会社の教育、システム、ビジネスのやり方です。これらを切り離すことは難しいので、一般的に起業をしたいという時にレベル感はあれど、こういった関連するあらゆる情報や話を「起業的」に考えるはずです。だから、起業をしたい人が社長に興味がないとかってあり得ないわけです。もちろん社長的な立ち回りに興味がない人は結構いると思いますがそれとは別です。
ここで代替としてというのは、例えば家が商売をしていたから普段から手伝っていたとか、知り合いのおじさんがよく経営の話をしてくれたとか、将棋を通して経営を学んだとか、なんでもいいんですけど、そういう何かがあるということです。経営や起業と文字がつくものだけが「学べる」ものではないわけです。自分で気づかないパターンもあるのでややこしいですけど、少なくとも学んだり成長してないのに、勝手に出来るとかはまずないということで。
イラストレーターになりたい人が、イラストを描く画材、またはデジタル機器ならデジタルペンに興味がないことはないでしょう。例えば公園で絵を描いている人を素通りせずにちらっと何を描いているかみたくなるでしょう。世の中の漫画に興味はないけど、漫画のタッチの違いは分かるはずです。ですから、イラストレーターになりたい人は、絵や描く世界のアンテナが発達していると言えます。
だからこそ、興味の有無とかでなく、アンテナの発達度で考えたりするほうが話が早いかもしれません。ここまで考えると気づくことができます。
起業やビジネスアンテナが高い人は多分それらの情報をより早くキャッチして、蓄積します。企画やアイデアを考える人、プランナーやコピーライターやクリエイティブな仕事をする人はそのようになっているはずです。仮にそういうアンテナがない状態だと全ての仕事がつまらないし、作業化しているはずです。
おわりに
日常観察法の一つというかそのものですが、お客さんとして受けるサービスの方が仕掛けるものより多いはずです。だから、そういう受ける時の情報を企画のネタとして最大化する、利用するということが骨子となりそうです。ようやくまとまりましたね(笑)
受けてなければ説得力がないですし、頭で考えた頭でっかちな企画とかになりますよね。アイデアもそうですね。
もちろん、言うことや考えたことが全てやったことからの帰結であり、全て出来るというのもまた「余白」がないので面白みが減ります。とはいえ、全くできないことをできるというのもどうかというところです。
それらの加減に答えはありません。ときには大きくいってもいいし、小さくいってもいい。企画も形に出来る部分や企画として考えた部分はかなりやり方ややったことで異なるからです。
このあたりの企画スキルの話はまた改めて出来ればいいと思いますが、今回はどこまで辿れるか?元にいけるか?それこそ、想像しろというわりと地味な話となりました。
地味スキルですが一生使えるし、一生楽しくなりかねないスキルなのでぜひぜひ磨いていきましょう。全く触れていませんが、サービスを受けるお客さんだから何をやってもいいとか思ってる人はまずこの視点はないと思うので、そこは企画以前の話ですね(笑)
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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