ジョギング代走というずれた視点を楽しむ

ちょっとしたネタということで。

あなたの代わりに走ります。ジョギング代走業が流行する理由とはでは、中国でジョギング代走業というなかなかユニークな仕事があるようです。

これがビジネスになっている点はおいておいて、依頼者もそれで満足しているのでなんとも言えないのがお国柄なのか、そこらへんはネタとして楽しむ感じで。

こういったズレた視点ではあるけど、なんか面白い話題ってあるので今回はこの代走業を少し揉んでみます。

本来あるべきジョギングとは

本質的にいって、ジョギングアプリとかいわゆるウォーキングアプリとかは、本人がやりますよね。本人、スマートフォン所有者が自ら動くので意義があると。

そこを時間がないとか色々な事情で、誰かに頼んで増やしてもらう。そういうニーズがあるからこそ成り立つわけですね。

一方当然距離を走った(代走してもらった)からといってそれで依頼者が健康になることはなく、強いて言えば色々理由を言えるので円滑なコミュニケーション(笑)にはなるというところでしょうか。

ここまでいくと本末転倒ですが、少し手前?であれば、ゲームアプリのレベル上げとか代行とかはあるわけで、アカウントを貸す時点でアウトなのでまずダメですが、そういうことをやる人がいるのはまあしょうがないのでしょう。

宿題代行業なども近いビジネス

僕がこのビジネスに近いのは、宿題代行業などです。これに関して僕の感覚では「意味が分からない」というところです。もちろん、自分がやるのが手間なので依頼したいのは1万歩譲れば分かるんですよ(笑)

でも、教育を受ける立場の人が、その機会を投げちゃって、自分が学ぶ機会を捨てている。しかも学校であれば義務教育なら税金ですし、あとは私立などお金を払っていれば親のお金であったりするわけです。

逆にいえば、自分で奨学金など借りて行く人が宿題代行業なんて頼むケースは相当レアだと思うので(自分で身銭を切って学んでいるからですよね)、そのギャップ、つまり適当に単位だけ欲しいという感覚があるんですね。これについては端的に好きではない、というところですね。

それはさておき、こういうビジネスがあったりするのは事実で、カジュアルに依頼をしようとする人がいて受ける人がいるのでまあ成り立つかはおいておいて、あるんですよね。グレーというか僕はアウトだと思います。

理由はシンプルで教育の機会を奪うことにもなるし、あとお金で解決できると思ってしまうこともあるし、あと考える力が身につかないと。当然受ける側は学びになるし、お金にもなる(そう多くはない額でしょうが)ので、小遣い稼ぎにはなるのかもしれません。

僕は全く勧めないというか、分からないビジネスの一つです。というか僕はビジネスとは呼ばないけれど、一旦ここでは代行業なので取り上げましたと。

代行業でも退職代行のようなもののほうが良いのかなというところです。これも事情があればありかなというところで、大分印象が異なります。

ありかなしかは倫理感もありますが、学校でなく、これ企業の研修でも依頼する人がいて、僕の出会ったことがあるのでなんとも言えないんですね。実際にテクい(笑)人になれば「自分のビジネスのため」といってちょろまかす人もいるくらいです。ただ課題がそのまま明らかに「研修」のようなテーマなのでバレバレというところです。それを変えるくらいなら、自分で考えればいいわけで、企業側も教育が大変だなと感じた瞬間でもありました。

受験代行は明らかにアウト

最近覚えているところでは、就活などでWeb試験を代行するで捕まった人がいましたね。明らかにアウトですが、替え玉受験は一発退場ではあれど、リモートだからごまかせるというわけですかね。これも数千円でやっていたようなので、これもどうなんだと。そして依頼する側も依頼する側でなかなか事情があるかはおいておいて、まあNGであるのは確かなので退場となるわけですね。

代行は代わりに行うだけなので劣化しやすい

価値についていえば、これは真似がしやすいので出来るやり方があればよほどの障壁がないならまず真似されますよね。

ジョギング代走も真似されるので、どんどん単価は安くなると。宿題代行も同様です。Web試験もです。これらを推奨しているわけでないですよ!ダメなんですが、そういうダメなビジネスでも単価は低くなっていって、最後は終わるというわけですね。

代行が全てダメとは思わないです。ただ「代行」というところで付加価値を出すのってなかなか難しいのでは?というところがあるんですね。逆にこの代行はなかなか出来ないでしょ、というニッチかつ供給が少ないかつ需要があるならそこで独占できるはずです。

例えば、ガラスペンなどのインクを選ぶみたいなのってニッチですよね。あるかどうか知りませんが。代行という言葉よりも、選んでくれる診断とか、カスタマイズといったほうがいいですよね。便利屋稼業みたいものだと代行って必ずありますよね。

他に、ITサポートでも設定代行とかありますが、これは単価が低くなくて、それなりの知識が要りますとか、人件費が要りますとかで結構高いかなと。直接PCを触るのも結構手間がかかりますからね。今はリモートでも色々出来る時代ですが、それこそリモートで操作される詐欺もあるのでなかなかな世の中となっているかなと。

視点を変えればアイデア出しも代行業だが

僕のアイデア出しという仕事も代行かもしれません。ただ10個出してみたいな仕事を当初はやっていましたよ。ただこれをやると単に単価が高く出来ないですし、1個頑張っても1000円くらいですかね、あとは企画とか精度を上げないときついと。あと、お客さんのためにもならないというか、今はchatGPTでランダムアイデアは出せるので、考えるというところまでならないんですね。

むしろ、お客さんと僕が話すことで、そこで化学反応が起こることもあるというか、そこが価値じゃないかと。

そういう意味で、かなり前から、アイデア出し×コミュニケーションというのがセットとなって、あとはそこでお客さんの考えをファシリテーションするというか、うまく引き出してそこから色々入れていく、または壁打ちするというところ、またはさらにアイデアを入れるみたいなやり方をするようになりました。

という意味では、代行とかでなく、オリジナルのアイデア出しでありアイデアファシリであるというところです。今はアイデアサポートと一旦平たい名前で、つまりお客さんもそこそこ分かりやすいもので落ち着いています。興味あればぜひご活用くださいね。

なので、代行業を否定しませんが、代行作業となると価値は高めづらいです。その場合代行仕事にするには、もう少しひねるか、価値を高めるにはどうすればいいかを考えていく必要があるかなというところでした。

今回は面白い代行業をネタにしていくつか色々な代行業、多くはNGですが、では自分のビジネスはどうなのかというところを見てみました。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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