ココナラのアクティブ出品数などのデータを調べてみる

ココナラは先回調べでは、30万くらいの出品件数があってとか、そういうデータがありました。

もう少し細かいところはないかということころで、サービスサイト自体からもわかります。これらは公開データなので、ココナラのユーザー状況を知りたい人は自分で調べてみると良いでしょう。

ココナラデータ

出品者数

出品者数は執筆時点で44万人ほどでした。ユーザー登録数でなく、出品しているユーザーですね。

ランク毎の出品件数

出品件数はこちらも44万件近いです。ただこれは一人1件出すとかでないのでばらつきがある点だけは留意です。

さらに、これらはランク毎に検索ができます。

プラチナ:26,120件
ゴールド:10,114件
シルバー:9,062件
ブロンズ:58,248件
レギュラー:106,111件

となっています。細かいランクの説明は公式を見てもらって、要するにプラチナが最も売れているわけです。

ここでよく分かるのは、44万あって、10万件がレギュラー、つまり1件から9件までの累積売上の人がいるということです。とはいえこれらはランクありで実績がある人達ですから、これらのランクあり件数は、209,655件となります。概ね半分程度でしょうか。

逆にいえば、ランクなし=登録はしたが1件も売れてない人は、残りの23万件あると言えます。ただ、ここで普通に同じ人が複数出品しているのもあるので、出品者でいえばもっと少ないはずです。

点で見ても分かりづらいですが、出品した半分は「まだ」売れてないのか、「売れ続けてない」のかは不明です。

アクティブなユーザー感

この手のサービスで放置してしまう人は、おそらく出品しても売れない=やったことを忘れているなどです。1ヶ月以内ログインをしてない人は放置といっていいと判断します。

ランクありユーザーは21万件ほどでしたが、1ヶ月ログインでの出品数は14万件まで下がります。7割程度までになります。つまり、3割はランクがあっても放置してしまうか、本当にたまに見て売るという人が多いということですよね。

ランクなしに絞り込む事はできませんが、全体で1ヶ月ログインでは20万程度です。つまり、半分程度まで落ちます。おそらくですが、ランクなしの人ほど、実績が上がらず登録したけどそのまま放置している人も多いと言えそうです。

全体でもう一度見ると、7日以内ログインの出品件数は15万件でした。つまり、この15万-20万件がアクティブな出品件数と言えます。

ここで出品件数なので、人でいえば、複数出品者が多いとすると、仮に4件程度は平均あるとすると、アクティブユーザーは4で割ると、4,5万人程度と言えそうです。

シンプルにやり続ける人が売れる

これだけでは言えることではないですが、この手のスキルシェアはわりと短期で結果が出せると考えがちです。その手のハックをする人もいそうですが、それは考察対象ではないです。

実際には、シンプルにログイン自体をしてなければ情報も更新しないし、商売をやっているというところの感覚が薄いというエビデンスとなります。

だからログインすれば売れるとかではないんですけどね。

ログインはする程度の意識がなければ、スタートラインに立てない。なんかバカバカしいかもしれませんが、実際はそういうことだったりします。

またこれは、ログインですからログインして絞り込むのってなんだろうか?と逆に検索する側から考えてみてください。アクティブな人=レスポンスが早いとかはおいておいて、実際に依頼側からは連絡しても音沙汰がないケースも結構あります。つまり、全てオープンして営業しているわけではない。ある種、地方の商店街みたいな感じですよね。開いている店が少ないみたいな。

本人確認とかNDAとかもさっとやるだけですが、それもない人がいます。それをしたくないけどという事情はおいておいて、それくらいやったほうが信頼が増すのになあという気分です。これらをどう感じるかで、どうしたいのかという出品者としての態度が見えますよね。

副業だろうがなんだろうが、結局そういうところで、ここでは単にログインするとか、細かい事務的な話なんですが、出来るかどうかって、結構教育して出来る話ではないなと。マインドセットに近いんですよね。どうすればできるか、やれるかを、行動に移せるか。ここができてないと、おそらく何をやっても同じような形で堂々巡りするのではないかなと僕は考えています。

公開データから分かることは色々ある

カテゴリでの件数を見てみてもいいですし、これらは多少時間を掛ければ分かることなので、分からないのは怠惰でしかないと僕は思います。

では、そういう面倒だなとか、手間だなというところを、逆に乗り越えれば、つまりそれがニーズがあればビジネスになります。

別にこれが売れるとは思いませんが、ココナラの活動データみたいなものは売れるでしょう。ただ情報商材的であまり歓迎されないかもしれませんが。僕も売上を伸ばした記事をまとめていますが、あまり反応はないですね(笑)気になれば見てみてください。

ココナラでビジネスアイデア出しの単価を20倍にした7年間の道のり

今回のポイントは、データを調べたりして、分かることはあると。そこは誰でも調べられるわけですから、大いに調べて考える材料にしていけばいいよねというところです。

少なくとも、出品して反応がない→売れない→難しいだけでは、なかなか厳しいと。現実的にそうなっているのは、ココナラに限らずで、結局どのような試みをしても変わらないかもしれません。

ただどういうプラットフォーム、場、関わり、状況で出すかで全く違います。アイデア発想とマーケットを紐づける儲かる発想でも書かれていましたが、砂漠ではiPhoneよりも水が貴重ですし欲しいわけですよね。どこでもありふれている、沢山あるならやはり価値が出にくいわけです。とはいえ、誰もいないところでやってもしょうがない。このバランスで葛藤してもしなくても、試行錯誤を辞める理由にはならないのでその状況でどうしていくかを「標準」として考えていくと。

これは正解があるとか、こうすればいいみたいな、簡単な話でもなく、単なる作業やマニュアルがあるわけではない。まさにシゴトづくりなんですね。だからそういうことを楽しめる人がうまく考えていくといいのではないかと。逆に何かやり方があると正解を探しているとこれは文字通り一生見えない話かもしれないですね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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