シゴトをつくる世界と断絶をどう埋めていくか

今回はシゴトづくりという概念って何かというところで説明します。多分この話は受けが悪いはずです。抽象度が高くてよくわからないと(笑)

ただ、一方で僕の見え方はこのようになっています。だから、シゴトづくりをしたいし、そのようであったほうがいいという建付けです。

なぜかというとそこができる人がいないか、または具体で示して引っ張られすぎるか、判断や学びが出来てないからという方向はアウトかなと。基本的には人は学習すればある程度できる、当然シゴトやビジネスもそうであるという感覚で生きています。そうやってそれがある程度できるのであれば出したいじゃないですか。というところですよね。

言葉など認知がないと伝わらない

例えばということで似たような概念を出してみました。シゴト=仕事ではなくて、あらゆる形態や働き方を含みます。これ解像度低いと見えないはずです、僕も昔は分かりませんでした。しかし社会は色々とあるし、それがメジャー/マイナーなどでいえば、メジャーなものしかないわけではないと。そこだけでみると誤つということですね。

会社員の人がいて、その人が副業やりたいと。でもそれって何をしたいのかというと、WHATを見がちですよね。なにか稼げるものをしたいと。めちゃくちゃ分かるのですが、そんな虫の良い都合の良い話なんてなくて。

実際にあるのは、困った人や困った課題を抱えている人、社会や団体です。それを解決すると喜ばれるし、そこからお金になるかもねということです。この課題解決視点がゼロであるとき、まず何も動けないというか、パッケージである「副業」を探しに行くはずです。

そもそもですが本業である会社員の仕事もそのように誰かの課題を解決しているはずなんですよ。でもそれが分からなくなっている。だから、副業でといっても、本業感がそのままスタイルや前提、考え方、寄り添い方が出てくるかなと。副業だと急に成果を出せるなんてなかなか眉唾です。本当に窮屈でやっていてとかもありえますが、運に近いという感じですから、一旦捨てた方がいい話です。

そこにあるのは泥臭さしかないんですね。

つまり、メジャーな概念で雇用や就職や転職というのがあってそれしかないと思いがちですと。でもこれらもある程度考えて使えば違う形ができると。社内起業でもなんでもいいので、どうするかと。セルフマネジメント=自分をなんとかしてみる、という概念でいえば、セルフマネジメントの範疇かなと。

起業や複業はそういう意味ではマイナーな気がしています。良く分からなさがあるというか。キャリア開発などは高尚過ぎる言葉でこれにいたっては多くの人がわからないか、「と言うけど何を示すのか」が分からないのかなと。意識的にキャリアを積むことは僕は不可能とは言わないですが、そう理屈でやるものでもないと。

とはいえ全くノー・コントロールできるものでもないと。だから、間を狙うくらいはしたいよなと。つまり、ラクして簡単に効率的はないけども、獣道しかなくて誰もやったことがない超難しい課題をやるわけでもないと。このあたり認識できているかどうかですよね。

って意味では、副業もですが、起業もですが、そこまで難しくない部類かと。言葉で言えばシンプルに起業はできると。ただ、仕事としてお金をもらう、課題を解決して、回し続けることってまあ易しいとは僕は言えないです。とはいえ、難易度高いかというと、人によると。少なくとも色々考えて実践すればそこそこできるのではないかという考え方があると。

概念で全て把握できることは少ない

先の説明に重なるところです。

起業とか副業分からない。解像度が低すぎて見えないんですよね。だから、副業は良くわからないしやっても儲からなさそうとか、起業は怖くてリスクがある、難しい。

その理解はある種正しいのですが、一方でやってみたり経験を少しずつしないと解像度は高まらない、その意味や価値が見えないのでソレは厳しいと。

ここでいえば、自分の文章が特徴的だからそれで小説を作って売ろうとした会社員がいるとします。この文章売れると思いますか?わからないですよね。というようなことは、誰にもわからないんですよ。僕も当然わからない。そういうのが面白いと思えるかですよね。シンプルに。

今までの活かせるものは活かしつつ、両方見て言える人が少ないのだろうと。一方に寄せてしまうときついというか。どっちもあっていい。僕もくどいですが、誰しも起業しろとは思わないんですよ。その裁量とかリスク・リターンみたいなのがしっくり来るかどうか。

自分の責任や判断となるとそこで問われるのも多くなる。けどその分学びや稼ぎが増えるならやりたいじゃないですか。これリスク少なくてリターン高いってやっぱないわけで。それをどうリスクを下げるか、ゼロはないですよ!、リターンも簡単に増やせるなんてなくて色々工夫がいる。そこが醍醐味だろうと。

そこがわからない、そんなのやりたくない人ではこのあたり全然伝わらないはずと考えています。

世界はそれほど違うわけじゃない

ですので、起業がよい、会社員=雇用は駄目なんてなくて。僕は全然そんなこと思わないです。明らかに向かない人もいるわけですよ、起業に。または会社員とかにも。この世界のギャップが面白いですよね。

客観なんてないってことです。少なくとも完全な真実というのが存在しないという感じです。

ここにおいて、僕がやれることは、シゴトづくり支援というのはなにかということですが、シンプルにそういうなにかやりたいという人のサポートです。だからなにかやりたいがなければ、着火もできないし、パワーもないので何もできません。

そしてかつ、馬が合うというか、ある程度考え方を共有できたり、共感できないとしんどいです。楽にやりたいとかは無理です。もしかしたらそういう楽にできますよ!という人がいるかもなのでそっちにいって下さいとなる。これは冷たくもなく、商売としてはごく普通なわけですよ。ということを主張しないといけないのはまた別の意味でどうかと思いますけどね。

例えば上のスライドでは、報連相みたいなのがあるとするじゃないですか。組織とかでは普通ですよね。でもこれ外にでても普通ですし、それがやらなくていいなんてない。当然そういう人を雇ってとかは可能性、選択肢としてはありますが、その雇う人が動けるかはあなたの判断となる。誰も責任を持ってくれるわけではない。その人がぜんぜん動かないこともあるでしょうし、うまく動くこともある。そういう世界ですよね。

いきなり会社員ワールドから、北斗の拳ではないですが、荒んだ社会に飛び出そうではないんですよ。ですが、ルールはそういう意味では異なると。判断や責任がぐっと増すと。そういう世界で楽とか効率がとかってまず言えなくて。考え方とか動き方のレッスンから始まるのだろうと。

このあたりのギャップをどう埋めていくか、そもそも埋められるかわからないのですが、少しずつ形にしていきたいなと。

それがここでいうシゴトづくりは橋渡し的という世界の架け橋なんですね。グローバルな世界とかなんてものでなく、雇用と業務委託の架け橋といってもいいし、パッケージとしてのシゴトとアンパッケージなシゴトの違いというか。それは確実にある。でも、完全オリジナルな何かはないと思うのでそういうところを上手く伝えたいなあと。

まだまだ言語化できる部分は少ないですが、少しずつスモールステップで増やしていきたいですね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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