依頼時点で整理できてない場合は、修羅場となりがち

仕事案件として、その依頼概要が整理されてないとどうなるかという話です。

結論的には修羅場というか、まあ良い話にならない、最悪ひどい話になるので、まあ関わらないようにしましょうということですね。

論点や意見など整理が出来てない依頼

例えば、課題はこれ、今こういう状況、こんな期待がある、アウトプットはこんな感じ。みたいな話です。それが全くないか、あっても曖昧であるということがよくあります。

これ誰でもあります。僕でもあります。なぜなら、人は自分がやることは「自分で解釈してやる」だけですが、人に指示を出す、依頼をするとなると、「その人に沿った内容や伝え方」が必要なんですね。

1人でずっと生きていればいいですが、それはない(笑)ので、誰かに伝えるということは「何かしら整理」が必須です。

当然それを信頼している人とか、大体分かっている人に大して「曖昧なメモ」ならオッケーです。そういう関係性が出来てない時の話をしています。

そういう場合は他人ですから、論理とか、伝え方や見せ方がわりと全てといってもいいでしょう。分かりづらいで終わるのもあるわけですね。

関わる工数を算出する

関わる必要はないのですが(笑)以下の工数が必要です。

  • その依頼自体の整理。何が必須で任意なのか、またはどこまでが求めているのか
  • 例えばXというアウトプットはずれてないか、Yなのかどうかの粒度の調整
  • それに付随するアイデアや企画やアドバイスなどの専門性や知見の提供
  • 現実性があればいいが、全く現実性がない、そもそも無理なオーダーであるような場合に現実性に対する考察
  • あいまいな状態や整理できてない人とのコミュニケーション。例えば北に行きたいといってるが、実は南に行きたいみたいなミス言語の発生が懸念される

考えるだけで「げー」って感じですが、あり得ます。しかもここがポイントですが、それらは報酬に入りようがないんですね。なぜなら、依頼者はそういう整理に価値を見いだせない=それを相手がするのだという謎の思い込みがあるからです。

この思い込みは、いわゆるフレームセットとか、マインドセット、または単なるバイアスというか、偏見といってもいいのですが、そういった類です。

端的にいえば「仕事をやるからそれを考えろや」です(笑)まあ関わりたくないですが、そういう態度があるからこそ、整理しようともしないし、いわゆる真摯ではないわけですね。ええ、それだけです。

ちなみにそういうやばそうな依頼者の挙動はクラウドソーシング初心者ワーカー脱出マニュアル: ~クライアントを見極め、サバイブせよ~で説明しています。参考になれば。

知見や専門性、安売りとのバトル

バトルというと大げさですが、基本的に、

「自分の知見や専門性は価値は高い、または低くない。相応のものだ」という考えと、

「専門性がある人なら5分で解決するから、1000円でいいでしょ」という考えのバトルです(笑)

前者は本来の前提通りですから、後者のおかしさだけをいえば、「その5分のために今まで何をやってきたか」ってやつですね。イラストを5分で掛けるから、1500円時給として、12分の1の125円でいいよねっておかしいですよね(笑)実際はスキルや実績によりますが、例えば5万円とかになるとしますよね。

後者の考えの人がいるのは事実ですから、5分で5万円?ないわーとなるんですね。そういうことでなく、アウトプットの価値をどう考えるかですよね。

後者の人と仕事をしてしまってトラブルになるとかなり辛いですが、正論を通しても効かないのでしょう。そんなOSがないのですからね。なので、多くの個人またはフリーランスは泣き寝入りしやすいという構造になります。まあ後者の人が悪いのは事実ですが、ここで大事なのは関わらないってことですね。

結局ネット黎明期からでも、あれ?という人はあれ?であり続けるというところです。多少変でもリカバリできるし、人は変われます。性善説は嫌いじゃないですが、やっぱ人って貧すれば鈍するし、「優しくされてないなら優しくできない」んですよ(笑)わらい話ではないですけど、そんな感じで生暖かく見て上げるのがいいかと。

自衛策としては価値を高める

シンプルにそういう人はスルーしつつも、社会には色々な人がいるので、そうでない神みたいな人もいるわけです(笑)神ではないですけどね。例えとして。そういう人を賢者クライアントと先の本では書いたのですが、まあそうだよなあと。良い出会いを増やしてねということです。

そのためには、自分の専門性やスキルや実績や力もですし、どんどん磨いていくことが求められます。これってまあ出来ますよね。人関係ないですから。もちろん人とやる仕事やチームでやるとか、仕事は関係性があるのでそういうのから独立しろってことではなく、個人の範疇なら結構できるよなってことです。

価値を高めるとどうなるか。そういう人も霞んで見えるというか、相手にしなくていいんですね。相手にしなくていいから、相手にならない→視野に入っても認識されない、くらいになればいいかなと。まあ、慣れないとイチイチ気になるのですが、慣れればオッケーです(笑)

逆に慣れれば、自分に集中して高めていける、高められるということでもありますから、そういう気持ちで仕事をしていこうって話ですね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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