雑談が面白いので雑談の定義とコツなどを簡単に書いてみます

雑談が面白いんじゃないかと最近ふと思いまして。というか雑談といっても人がいて、その人との話によるので、正確には「雑談として面白い話をしている」経験なんですけどね。そういう意味では雑談が面白いかは結構誤解かもしれません(笑)

例えば、サッカー観戦が面白いけど、野球観戦がそこまでではないと思う人がいて、その時「スポーツが面白い」とは言えないじゃないですか(笑)

なので、雑談が面白いと思った。けど万人ではないというのはそりゃそうだろうなあとか思いつつ、雑談の話をします。

雑談の定義

まず雑談の定義をしてみます。

以下4つで示されるかなと思います。

ゴールや目的がないこと。

自己充足的であること。

ルールなどがないこと。

偶発性であること。

まあ全部満たしたほうがいいのですが、強引に雑談させたり、時間制限がある雑談もあるんだろうと思うので、絶対ではないかもです。

ただ大きくここから外れると、やっぱ違いますよね。

例えばブレスト。時間制限でアイデアを出すわけですが、アイデアを出そうとすると実は「良いアイデアを出そう」となるため、余計に出ないよってことがありそうです。雑談であれば、連想や関連させるので力が抜けるのですが、多分そこは慣れですね。

雑談自体は自己充足的だなと思うのは、交流が狙いの雑談もあるでしょうが、結局その雑談自体は「天気の話をしたらめちゃくちゃ盛り上がった」はあまりなくて、それがあってもいいですけど、そこで価値はあまりないんですよね。有益な話を求めるならセミナーでもなんでもいいから、別のことをやってくださいと(笑)

こんな感じです。雑談に色々入れると雑談でなくなるってことですね。

とはいえ、雑談という時間や行為は間違いなくあります。僕が保証します(笑)ですが、雑談自体をしようとすると意外にできないんですね。

「雑談しましょう」とかだとダメで、「ちょっと休みますか」とか「最近面白いことがあって」とかが、雑談です。雑談っていってないですよね(笑)

雑談というと消えてしまう。とはいえ雑談は必ずある。ものすごく哲学的で痺れていました。いやー雑談っていいですよねと。

雑談をどうやっているか?

僕がですけど、どうやって雑談をしているかということで、3つ説明します。3つのポイントがあるということです。

1.テーマを色々放る

テーマとかネタを持っていてそれを相手に投げる。つまり会話として「飼ってる猫がいましてね」とかってことを言うわけです。それに対して相手の反応を伺う。

この繰り返しですが、どのテーマが反応するかをソナー的といっています。こちらが出す世界となっていますが、相手の反応も、相手から話しかけられたらそれをキャッチするのも雑談ですよね。

2.量をそろえる

1でも重なるのですが、テーマ量がいるので、音楽の話と天気の話しかしないと盛り上がらないでしょう。当然音楽と天気の話だけで反応して深掘りが出来ることもありますが、特定の人との雑談ではいいけど、そうでないと厳しいということですね。

ここでは初対面の人を想定して相手が何に興味があるか分からないケースです。となると、ここでネタの不足は厳しいのでネタをいくつも持っておく必要があると。

ただ、ここでネタとは、多趣味であるということではなくて。色々知ったり経験していれば有利ですが、それを引き出せるようにしないと意味がないんですね。例えば、ビジネスの話は分からなくても、本屋さんが減っているという話題なら、本が好きから、図書館とか、最近本を読んでないから、色々と膨らませられるわけです。これらの膨らませられることをネタといっています。

連想力といってもいいでしょう。

3.手応えがあれば深ぼる

色々ネタを投げて反応があるところを探って、これかなというところを掘り下げます。

上のスライドでは、「面白い動画」で話が盛り上がりそうとか、食いついてきたのでそこを掘り下げると。なのでこれは人によるのと、自分と相手との関係性、あとは興味次第となります。今話したいこととかもあるでしょうから。

話題の質、量、頻度で決まる

まとめると、雑談ってネタとかの量がある程度いるよねと。そしてそれを投げてみるという試してみるという試行錯誤が必須です。そこから頻度である程度何度もやると見えてくる。

もちろん世の中には話をしたがらないとか、寡黙な人もいます。僕はまあおしゃべりなのでその世界を認識して視点移動をするのは大変ですが、とはいえまあ疲れたり表現が出てこなければ黙るのも分かりますから(笑)

アイデア出しも雑談の要素がかなりある

ここでアイデア出しとか壁打ちの話をしてみます。

実は、でもないんですが、アイデア出しって雑談要素が強いです。つまり、関連したり連想することを出せるか。そしてそれを引っ張りだせるか。壁打ちとかはまさに雑談そのものでしょう。テーマはあるので違いはあれどですけど。

基本的に雑談の土台があれば、アイデア壁打ちとかも全然できるよなあというところでした。と思っています。

アイデア出しも日々ネタをストックしてそれを色々考えて、ネタ化しているだけです。クライアントやお客さんに使えるネタに加工する、または分かりやすいように噛み砕く。この日々ですから、似てるなあと。

雑談自体は定義しづらいからこそ、実は侮ってしまって、その創発行為の芽を摘んでいるかもしれません。雑談禁止とかは創発と相性が悪いので筋が悪いってことですね。

また雑談が面白かったら何か書いてみますね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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