急な怪我でピンチになった時ビジネスを始めるアイデア

目次
質問
職場復帰して現場作業できない..クビか部署移動…この歳で今から転職しても同じ月収は難しい・・・アントレを買って起業を考えるけど先行投資や加盟金が必要な物件が多い・・・参った・・・生活が・・・せめて入院中に手段を探さないと
ノートパソコン一台とiPhoneでという状況で本当にピンチです・・・
最悪でも会社と同じ収入はないと生活していけないです・・・稼ぐ覚悟はあるのですがどのネットビジネス情報を信用すれば良いのかわからないまま足踏み状態です。
どうか現状打開できるヒントでもいいので教えて下さい。
よろしくお願い致します。
回答
1)基本戦略の策定
まず、すでにクビ、部署異動が決まったかが分からないので、基本サラリーマンを続けるように力を使うべきかなと思いました。結果としてクビなら、起業ということかなと思います。
2)保険や労災等
そもそも怪我が仕事中ではないということでしょうか。仮に労災や保険があればそちらを。就業できないという保険もあるはずです。また所得が激減する場合は各種公的保険の減免もあるのでそれらは単に知らないと損する系のネタなのでご自身で調べて頂くのがいいかと思います。
3)PC1台とiPhoneできること
基本的になんでも出来ます。インターネットがつながるからです。ただ、出来るだろうことと、実際にできることは別です。現実的かどうかということですね。
冷静に数字に出すと、30万程度の手取りが必要であれば、会社組織的なものであれば、その3倍程度の売上が必須です。90万です。もちろん経費やコストを削減して、粗利率100%に近いものであれば、売上30万でOKですが、現実的に100%はなく、頑張っても90%くらいでしょうか。
仮に月額30万から90万を売り上げるとすると、1日あたり1万から3万稼ぐ必要があります。これをベースに後述していきます。
4)ネットビジネスで信頼できるものとは
基本的に全部眉唾と考えてください。つまり怪しいと思ってアプローチしたほうがいいです。その上でというのであれば、相当のリスクヘッジをした上で行ってください。例えば前金がいるなんてまずNGです。あと高額なものは避けるなどです。
情報商材またはネットに氾濫する怪しいものについてはジレンマが常にあります。
とはいえこれはとくにビジネス成功系については一緒です。
- コストがかからない、初期投資が少ない
- 特殊なスキルが要らない
- すぐに売上が立つ
- 一人でも出来る
というようなものって実はそんなにないです。というよりもそれを見つけ出すのは困難です。
ただ、不可能ではありません。それはまず、この条件に見合うものを探すことを諦めるからですね。また、自分のスキルと人のスキルは同じようで全く違います。例えば写真を撮れる人でもターゲットや提供方法や課金方法やシーンなどを変えれば全く違うビジネスになります。
さて、ジレンマとは、成功した方法はその時成功したかもしれないし、その人を信じたところでお金にはならない。その商材が数十万したら単にその人に貢いだだけというような話です。
よって、ネットで見つかる情報は怪しいと考えてもらえればいいと思います。もちろん信頼できる情報だというのを否定しているわけではありませんので。
5)流行りそうなものを見つけて売り切って逃げる
わりとそれが出来そうならオススメです。先行逃げ切りタイプです。例えば、最近であれば、ジャーというガラス瓶に野菜を入れてというのが流行りました。本屋等ではそれらのジャーが置かれたりしていましたが、細菌等の衛生面はどうかというツッコミがあったりで、どこまで流行ったかは不明です。
例えばドローンなどが今流行っていますが、ドローンが欲しい人はどこにいくでしょうか。買ったらどこで飛ばすでしょうか。法律も刻々と変わります。リアルタイムに見つけていく必要があります。
ではそれらを買って売るのは大変ですから、ドローンを飛ばす場所があるなら少しくらいのお金を出してもいいという人がいるかもしれません。また、ドローンはいらないけど飛ばしたい人がいればそれらの人に貸し出して飛ばすというドローン操縦体験ビジネスが成立します。
この視点は今ではなく一生使えますので、真田さんのブログなどを見ながら勉強してみてください。
http://www.37da.jp/
なお、ビジネスをするとは、お客さんに価値を届けることでしかないのかなと思っております。
当然先行逃げ切りにおいては、
・流行るなこれ、というものを探すこと
・それらを買うのか、どうするかを考えること
・継続せず短期で逃げ切る
ということをしっかりと計画しないと出来ません。
とくにコストを書けないなら、青いTシャツを売る話なんてどうでしょうか。
http://cloud.watch.impress.co.jp/epw/cda/ogawa/2008/09/02/13683.html
とはいえこれはサッカー観戦など特定の時期に限られます。しかしこれはサッカーだけでしょうか?栗の美味しい時期です、2月はチョコレートが売れます・・・10月はハロウインで仮装衣装が売れます。時期に応じた何かが必ずあります。
6)せどりをする
儲かるとはいえないかもしれませんが、アプローチとしてありです。ブックオフに行き、売れる本を探して買います。
例えば1万円仕入れて3万円で売る、2万稼ぐ。これを毎日仮にできれば成功といっていいでしょう。
ただ、売れる本が分かりません。その場合そういった売れるソフトやアマゾンのマーケットプレイスで高値で売れる本などが多分ソフトやまとめて売ってる人がいそうです。ご自身でやってもいと思います。
それらの初期投資や最初の活動時間を換算して、元がとれるか。なお私はこれをやっても本を毎日買ったり売れる本を探して売ることを継続するのはしんどいかなと思ってまじめにやったことはありません。
ただ、怪しくもなく、まっとうなビジネスであるとはいえそうです。
7)アントレについて
アントレが悪いとか価値がないとは思いません。起業をしたいときによく見ていて懐かしいです。主に、フランチャイズが多いのかなと思います。1000万とかもっとかもしれませんが、そもそもFCはオススメできません。本部が儲かる仕組みだからです。そうではないというビジネスがあればいいのですが、そもそもFCとはそういう仕組みです。だからノウハウが真似できない、または真似してもなかなか独立したり逃げ切れないというモデルな感じです。
あと飲食店やリアル店舗が多い印象です。そうではない服の買取などもあるかもしれませんが、それらをやって食べたいというよりも、その仕事にやりがいを感じるかで選んだほうがいい気がします。面白く無いと続かないからですね。
あと代理店系もあると思います。保険とか、車とかでしょうか。これらもオススメできません。オススメできるのは、営業などをわりとさくさくできる人でしょうか。
なんでも売りたいみたいな人、外向的(社交的ということでなく自分も他人もあまり区別がないという文字通りの意味です)な人にはオススメです。
私は内向タイプなのでどちらも向かないところですが、ご自身に照らしあわせてみてはどうでしょうか。
なお、当然初期コストが一定かかり、その回収を行うのがビジネスと考えるなら、投資コストと回収がいつできるかを考えることとなります。
FCは、実際に仕事を独立して出来るかもしれませんが、裁量が自己裁量が大きくなり、コンビニなど夫婦で入るのは例えば妻を無給扱いでも働ける要因というような現実的な理由があります。それらがいいかどうかはおいておいて、コンビニも既に飽和ですし、FCをそれでもやりたいなら相当のビジネス経験をしてからがオススメです。最初からFCやって独立して成功というのは、まあ運が良かったのではないかという風に私は見ます。
ただ、全部を否定するわけではなくオススメ出来ない、少なくとも自分はしないという話ですね。真逆ですが事業を運営している人がFC展開をしたいという時は全く話は別ですね。
8)営業代行系、ネットワークビジネス系
ネットワークビジネスなどがインターネットにはよくあるかもしれません。これらもオススメできません。
営業代行はそのままですが、何か法人や会社の代わりに営業します。例えば自販機設置場所を探すなどはわりと良いかもしれません。が、これも自販機が飽和です。
タクシーなど歩合制の仕事もありです。ですが事故リスクが高いかもしれないのと、
どちらかというとサラリーマンの延長で、その面白さを享受できないなら微妙かもしれません。
ネットワークビジネスは健康食品や生活品で使われるモデルです。はっきりいってねずみ講と変わりません。そういうと怒る人もいますが、そもそも、子会員をつくりそれらの数に応じて何か報酬を支払うモデルが特徴ですが、これをビジネス初めてとかビジネス経験が浅い起業家という人がやると、友達や友人や知り合いに押し売りをすることになります。よくこれでトラブルになるわけですが、友人や親戚などの「利益」とは関係ない人を巻き込むことになるのでオススメできません。
これを営業が外向的で出来るならいいかもしれませんが、あまりそういう人が悩むことを見たことがありません(笑)
9)スモールビジネス
では何をオススメしたいかですが、私が考えるビジネスとは以下のようなものです。
これらをご自身ができるかは全く分かりませんが、こんなイメージで色々と考えてみてください。
例:奥さんが裁縫が得意なら、服の修理等のビジネスを始める。
これもFCなどありますが無視して、自分でネット受注をする、営業するなどをして始めます。スキルが溜まってきたら裁縫教室などをして、ビジネスを確立します。
例:Webサイトやデザイン系のことができれば、それらで仕事を作ります。
できない場合は勉強してもいいと思います。また出来るだけで仕事が得られるものでもないので、とくに車のデザインができるとか何か特化したほうが受けやすいです。
例:Webライター等の仕事を始める。クラウドソーシングサイトなどであります。
1字1円もいかないので安いという批判もありますが、仮に毎日1万円であれば、1万字、おそらく相場はもっと安いので、0.5円になると2万字毎日書く必要があります。平均的なライターまたはタイピングでも、やはり15分程度で数千字はしんどいと思うので、かりに15分で500字かけたとして、1時間あたり1000円(1字0.5円の場合)です。これであれば10時間やればOKです。
例:写真撮影などで、誰かの記念撮影を請け負う。またはそれらを結婚式や何かのホームパーティーなどに特化して受注する。
これらの例は1つの皮切りとして、組み合わせてもいいですし、アルバイト等をしつつやっていくのもありだと思います。ただ売上が上がるまでは相当ヘビーかもしれないので、稼ぐためにどうすればいいかを結構考え続ける必要があります。やりながらですね。
10)分割する
例えばですが、何かこれをやったらいいかもというアイデアを3つくらい試します。個人的には起業においては成功する人は数が多いです。数とは試す数です。だから失敗の数も多いです。
失敗が怖いから試さないと大体経験値が詰めなくて詰みます。矛盾していますが、ある程度考えたらやってみる、聴いてみる、試してみる。それらをおすすめします。
一つのビジネスではしんどいですが、複数であればリソースが分散してしまうのですが、うまく相乗効果を高めるなら有りです。
例えばせどり+Webライター+デザインの仕事とあるとき、せどりをしながらたまに本を読んでタイトルもチェックするから、Webライターで使う材料がインプットされている。当然デザインの仕事にもそれらで見たものが活かされる。各仕事で10万ずつ稼げば30万となります。
3分の1にするとリソースが分散する短所を除けば、それぞれのリスクヘッジとなります。せどりが調子が悪くてもライターで稼ぐ、ライターが悪くてもデザインで稼ぐというようなことになります。
11)誰かの仕事を手伝う
サラリーマン経験のみの場合あまりいないかもしれませんが、個人で仕事を始めたとか、起業をしたとかそういう交流会に行ってみてください。行ったことがないならばです。すると色々な人と出会えると思いますが、怪しい人も多いと思うので目利きするのがいいと思います。
その中でこれという人がいたら、お手伝いからバイトくらいからはじめてビジネスを学ぶというのはありだと思います。
12)コストを下げる
現実的ではないかもしれませんが、現状のコストとしてローン支払いなど削減できないものはおいておいて、他で削れるものは削っていくのが大事だと思います。結論としては、減収状態であれば、今までの生活の維持は不可能です。仮に可能にするなら、それに応じた所得を得ること、または減った分を代替していく、例えば節約などをするなどです。
ただ節約においてはそれらの節約生活を楽しむマインドがないと、貧乏であるというばかりに目がいってしまいます。
最低限のコストをかけるが、それ以上は稼ぎにいくという姿勢を保つのが大事だと思います。
13)まとめ
何かこうすれば儲かる話はありません。が、それらがあると思う人、心理をついて人は騙してきます。起業当初はそれこそ怪しい人がゴロゴロいましたが、今は皆無です(笑)
仮に焦るのも分かる状況ですが、焦ると選択や判断を誤ります。いつも誤らない人もです。そこで、なんとか会社に存続することに最大限力を使い、それが無理そうなら、上記で出てきたものをヒントにしつつ、まずはトライしてみることです。
これは精神的な話になりますが、トライをして一回でも売上を少しでも10円ですら上げた人と何もせず0円である人の違いはその金額以上の経験というところにあります。10円売れるならそれをどう増やすかという視点になれるからです。
一つでもヒントになれば幸いです。
筆者プロフィール

- ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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