営業メールのコツを軽く書いておきます
営業メール添削というサービスをこっそりやっています。こっそりというのは言葉のアヤなので、気になった方は依頼してください(笑)なんでやろうと思ったとかは上の記事で書いています。
その上で、色々ともらった営業メール(本ブログで問い合わせなどから頂くもの)を見返していたんですよ。そうしたら結構ひどいメールも多いなと。まあ10年分もざっと見返せばというところでしょうが、ただ相手のこと全く考えてない(相手を知らず送っているな)というところが一番きついかもですね。
そこを踏まえてコツを書いておきます。で、できそうにないなら相談ください(笑)できるならぜひやってみてください。
目次
相手が誰で、何で送っているかを明確にする
これが出来ていればひどいメールにはならないはずです。営業とか提案とかでなく、なんで「メールしたか」を書いておかないとほぼ伝わらないです。以心伝心、なんとなく、察して!は超迷惑ってことですね。想像を膨らませて理解しようという「文脈」ではないですからね。
それについてはもらった営業メールからの気付き。営業メールと提案メールの違いとは?で2017年と古いんですが良いこと書いてるなあと自画自賛です(笑)その通りなんですよね。
そこだけ押さえておけばというところで、ざっと押さえるべきことは以下でまとめてみます。
営業メールのコツは3つ
多分ですが3つかなと。3つでまとめました。
1.自己紹介
自分が何ものかを教えてください。端的でいいので。挨拶とかも「はじめまして」とか「こんにちは」とか、なんでもいいです。名乗れば良いのかなと。名乗りがないのは僕は好きじゃないですね。いわゆる「大橋です」とかそういうのもいいですよと。
ただ、どんな大橋か(笑)何者か教えてくださいと。
この自己紹介パートで失敗はあまりないですが、いきなり長くなるとまあ駄目ですよね。
2.なぜ送ったか
上でも書きましたが、提案や営業した理由を書いてください。
一番心象が悪いというか駄目な例は、
「御社サイトを拝見しましてご連絡しました」
です。
これが「本当にみているなら」いいのですが、それについて言及がないところが多い。ですので見たなら「具体的な記事URL」「記事タイトル」など相手が「分かる」ように書くべきとなります。ないならば、疑っているのですが、全く関係ない「提案」となっていることが多いです。
僕のサイトなら、ビジネスやアイデアに関すること「でないときつい」わけですが、それを見たはずなのに「全然違う」ことを「ラーメンお願いします」くらいズレているわけです。これは駄目ですよね。
良い例も書きたいのですが、理由が明確であること、当然嘘ついてないことです(笑)それってそんなに難しいかな?というところですがどうですかね?
多分ですが、売り込みたい視点は「こんなの出しました使いませんか?」って感じですかね。これ営業かどうか分からなくて。見込みをどこで担保するか(何で知ったかってことですよね、どう調べたか)というところで、ただ売りつけたいだけなら相手に分かるんですよ。
なぜか?そりゃ全くこっちのメリットがない、または商品紹介だけだなとか、テンプレだなってことは分かる分かる。それだけです。
なので、理由を「見ました」なら何を見たのか、そしてどう考えているかを書きましょう。見ていないならまあ見てないのでそれなりに返信はされないはずです。適当に送ってますということを言っているようなものなので、そこは覚悟するしかないですね。
3.提案内容
アフィリエイト系広告依頼はうちのブログでもたまにあります。とはいえ断っているので最近はないですね。基本僕は手間が増えるだけでメリットないのと、広告リターンも少ないですから(高単価商材なんて扱えないってことですね)まあやらないと。
それはいいとして、提案内容が何かを言い切らないと駄目でしょうと。個人の方だとこれはかなり下手で、こっちが整理して「あげて」、そして「こういうことですか」と言わないと駄目だと。まあそこは愛嬌としても、今はほぼこういった連絡はないですよね。ありがたい限りです。
提案内容がわからないとアウトなので、相手=僕に考えさせてしまったら時間もですが、脳リソースが無駄という感じです。
よくある例としては、
- アフィリエイト広告の掲載依頼
- 記事掲載依頼(広告掲載、相互リンクなど)
- ツール系のレビュー記事依頼
- 自社商材の紹介
などですかね。
当然ですが、自社商材紹介がNGではないんですが、なんで送ったのか、そしてどういうメリットがこっちにあるのか。それがないと「提案」ではないですよね。
単に相手の仕事が増える=作業が増える=お金が減る(笑)だけなら、意味がないわけですよ。ここは売る側になると消える視点なので留意したいですね。わかりますが、それでは駄目ってことですね。
3つを押さえておけばそれほどひどくはならないはず
以上3つを押さえておけばいいと。自己紹介がないとか誰かわからない、あやしい人は流石にここで終わりなので論外ですよね。
なぜ送ったかは嘘ではないけど書いてない、テンプレだとまず駄目ですよね。
そして、提案内容にやっとたどり着いてそこが良いなら返信する、駄目とか微妙ならこっちから「詳細は?」となるので、ある程度詳細も添付するか、ざっと簡単でいいので書いておくといいかなと。
ちなみに、突然失礼します&ミーティングしませんか&打ち合わせ日程は僕はまあほぼ断ります。そもそもですがこの手のメールで「こちらを知っているとか」がないのと、「適当にテンプレ」で送っているからです。この形式が駄目でなく、1,2,3の論点をしっかり踏まえているかそこなだけですよね。
あと、3つを書いていますけれどもというときは、そもそも無茶な提案ではないとか、相手に売りつけているだけとか、メリットがないとか、自分が信頼されてない(まあ知らない人を信じろって無理がないですか?)、そのあたりは自己開示とか、色々あると思いますから、怪しくないようには当然振る舞ったほうがいいですよね。
自分では自分のメールが客観的に見えない
で、偉そうに言っていますが、僕がこれを人に提案する時に、まさに提案や営業メールを出す時に「見失う」ことはありえます(笑)
ですが、一方で僕も営業メールを見てきて、良さそうな返信したいものと、そうでないものが明らかに分かるというか言語化出来つつあると。だから上のコツを書いてみました。
そしてこれは宣伝ですが、「そうはいっても自分は分からないな、自分では分からないから見て欲しい」という人向けなのが、営業メール添削サービスというわけですね(笑)実際に見ることで、客観視されて、改善されるのでオススメです。
といっても僕が営業のプロとかってわけでもないです。ただ、明らかにそれは悪いかもしれないとか、それは返信がなくても「当然」ではないかとか、そういう話せる人がいないのが実際かなと。そういうときのいい感じの受け皿として使ってもらえれば幸いです。
というわけで、自分の営業や提案メールを上の3つで見直してみてください。ご自身でできればそれはしめたものですね。できないとか、良くわからないのであれば、お気軽にご依頼くださいね。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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