一発逆転的な何かうまくいくを期待してしまう心理をどう回避して生きていくか?

心理としてアイデア一発でうまくいくとか、V字回復、復活劇!とかって面白いじゃないですか。ドラマというかエンタメとしても。というか、そういうのを求めちゃうというのがまああるわけですよね。

一方でそれって害悪とは言わないですが、実際にありえるかというと、まあないというか。スターや本当に素質とかは否定しないんですが(相当の努力があることも普通なので)、そういうのって真面目に追求するものではないと。少なくとも僕自身がそういう何か特殊性を持っているとは思えないという前提です(いや、あなた持ってるでしょと思ったら終わりんですけどね)。

では、そういう一発逆転的なものってどう接すれば良いかということってまあこのブログでも書いているわけです。書いたつもりですが、結局客観視だーとか、冷静になるとか、うまい話はないみたいな「精神論」でしかないなと。まあ今回も精神論に近いんですが、そこを鍛えない(精神も鍛えられるという意味で)とやっぱ駄目かもと。

そういうわけで、最近感じたこうすれば回避できるかもなアイデアを示します(笑)

一発逆転の強さはまず認めてしまおう

ここで書いたように、そういうウルトラCとか、怪しい話しも含めて、楽に儲かるとかですよね。消えないわけですよ。詐欺でもなんでもいっぱいあると。そこはもう対策するしかない。撲滅は無理ですよね。無視が一番です。そこはそれでいいと。

その上で、そういう浮ついたというか、「怪しい」くらいのものがわりと評価されることもあるので、そういう怪しさ自体は否定しないんですよ、僕も。ただまともなものってそこまであるか?というと、世界においてそこまであるものでもない。多分ですけどね。

なので、僕の世界の見立ては、多くは地道なものってことで上の図となると。ただこれは「真面目にコツコツやっていればいいのだ」という世界観だけではなくて、むしろそれって危ういなと。それを信条とするのは否定しませんが、極端にいうと「真面目にやっていれば必ずできるのだ」となるんですよね。これは言い過ぎじゃないかなと。どうです?

むしろやっても敵わない人がいるし、叶わないこともいっぱいあるのが現実ではないですかね。そういうのを世界として込みで考えるとそういうのが世界だし社会じゃないかなと。そういうのがただあるというだけで、厳しいとか甘いとかもないというか。一旦ドライくらいにしてそう考えています。

ただ一つだけ。ここで外れ値として扱っているものは消えることはないんだと思います。故に外れ値として認識すればいいだけで、そういうのが自分に適用して、はいお金持ちーみたいなことはないわけですよ。って言うことを言わずに「どうでしょ、欲しいでしょ?」みたいなことを売りつける人はいるわけですから、外れ値だなーと観測していればいい。それだけなんですよね。

世界で考えづらいならどうすればいいのか?

外れ値はそれでいいとして、じゃあ自分がやりたいことがあるとか、こういうことを将来してみたいんだ。そういう人はどうすればいいか。将来でなくても、今でなくても何かこうしたいと。

その場合は僕は実験室というか、ここでは自分世界と書いたんですがそこを作ろうと。そう考えています。

自分だけの実験とか仮説とかって意味でもいいですし、気づいたことを詰め込んだメモ帳でもいい。ブログでもSNSでもなんでもいい。アナログの手帳でもいいし、話し相手でもいい。心置けない友達とかでもいいし、それが先生でも親でもなんでもいい。そういう人がいる世界が多分自分世界って書いているものです。自分世界っていうのはあなたが、わたしがそれぞれ持つ世界のことです。人によって違うけど、そう抽象化できると見てます。

ここで実験しましょうと。これやってもいいよと。今っぽくいえば、心理的安全性がある場ですが、これ結構難しいです。けども、「自分が心を安定させて色々言える、チャレンジできる」というところを指すと思ってください。

これを地道に世界から抽出するか、得ていって少しずつ「土を奪う」というよりも、「土を拝借して育てる」感じが粋ですかね(笑)そうやって試すと。そこで土台やあたらしいあなたの大地や場所を作ろうと。

注意したいのは自分世界だけではないこと

そういう自分世界を少しずつ作って言って自信を持てたり、人に評価されることがあるとします。するとそこが絶対と思うかもしれませんが、仮に「僕が絶対」といっても、絶対なんてまあないわけですね。

僕がこれは正しいといっても、僕世界でしかなくて、それがあなた世界や別の世界Nでは通用しないこともある。これって良いこともあるんですが、悪いこともありますよね。自分の力が通用しないことに愕然とするとかあ。でも、良いこともあると。自分の力がだめだと思ったら意外に重宝されるというか。あれ?っていうやつですよね。

それ世界が違うからってことで、そういう世界が沢山あることを認知していればオッケーです。自分世界だけで閉じこもればそこで終わっちゃうというか。ただそれだけではないってことですね。

ここで目指すべきは、自分世界は絶対ではないから価値がないとか極端なことにしないってことです。むしろ自分世界という存在があなたを支えてくれるかもしれないのでめちゃくちゃ大事したほうがいいというか。ホームタウンですね、落ち着ける、気のおけない場というか。そこがポイントです。

最初に戻って世界を変えるには還流がいいのでは?

話を戻します。じゃあ、自分世界で得た土台とか大地とかそういうのをどうするか。そうです。現世界に戻していくことになるかなと。

ここで、世界=普段くらす社会として、自分世界=主観で感じる社会というところで捉えるといいかもしれないと。

そうやって備蓄した、試したものを戻して変えていく。

まあ世界を絶対変えろとかそういうことではないんですが、何か違うなというときの違和感とかって、まさに世界で感じて→自分世界に持って言って検証→世界に戻してどうですかね?をやっている感じがします。

なので、世界に浸ってそこの物差しだけにいるのが普通と感じるとすると?そうですよね。そこで終わるというか、何も感じない=正確には感じるのだけどそれは世界のルールで決まっていることで感じた瞬間にもそういうものだと思ってしまう?ってことになると。洗脳までいかないですが、疑問に思ったり変だなを殺すなってことですね。ちゃんとなんでかを考えてみる。そういうのが大事だと。ある種余白やぼーっとしようとかそういうことにもつながるかなと。

外れ値は無視して、自分世界を作って実験して、世界に戻して挑戦する

まとめると、外れ値みたいなウルトラCに惹かれるのは僕も分かるんですよね。なんか漫画とかアニメとか、世界が違うから面白いというか。それも分かる。でも、その世界って今自分の世界に適用できるかというとまあ怪しいと。でもでもーみたいになっていくと。

そういう時こそ、自分世界で見たもの感じたものを大事にしてまず自分世界を少しずつ作ろうよと。そして実験して試そうと。これは別に試したものでないと信じないみたいな狭い解釈ではないんですよ。ただ自分が見てない試してみないものもなんでも信じろもどうかってことなので、そこはバランスですよね。

そうやって積み重ねて土台や大地や色々作って試すと。そこで得たものを、戻してみる。現世界に戻してみる。そこって、外れ値とか全然関係ない世界ですし、影響しようがないというのが僕の考え方です。

仮にここで「外れ値」が気になるなら、そこは世界を脱出できてない。もっといえば自分世界がなかったり、作れてない、試していないとなる。さらにいえば、自分世界で得てそこで満足してしまっていて、世界に戻していない。ともいえる。戻す必要性がないなら無理することもないので、これは任意というか、考え方次第です。

で、僕としては自分で面白いとかいいなってことを誰かと共有したいので、何か書いたり発信したりする。または仕事として色々な人に伝えて面白がれると楽しいし。喜んでもらえると嬉しいからってことでやっていますと。

さらにいえば、そういう世界の想像(ここでは自分世界、他人世界、世界Nなどの様々な世界)をできなければ、人の感覚も分からないので、それはどうなんだろうということで、理解しようとして想像するためにそんなことをやっているということですね。

なので、外れ値にもってかれて大変という人は、

  • 自分世界を生成する何か工夫や実験を始める
  • 好きなことをひたすらやってみて浸かる。別世界を楽しむ
  • 色々な人に触れて楽しんで、世界が様々にあることを知る
  • 色々試して、自分が感じた世界をしっかりと構築すること

とかをやってみると結構回避できるというか、ブレない感じになるんじゃないかなと思ったところでした。

何か参考になれば!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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