新しい店を観察して学ぶなどなど
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違和感発想法とか、まあ当たり前なんですが、ザ・プロフィットにも出てきたように、色々なサービスを買う、試す、やってみる、考える、それが大事ですね。
こういうのって当たり前だというわけですが、人によってかなり異なる部分もあったり、一方で共通な部分もありそうです。
ストックしていたメモが、実はデジタルメモがあったのでそこからいくつかピックアップして、アイデアとか、発想のネタにどうぞ、なればですが。
以下メモをお届けします。
目次
新しい店にいって観察する、体験する
カフェは好きなので新店舗であれば大体行きます。とはいえ東京でもないのでそこまでの数は出来ないわけですが、東京に居ても体は一つなので限界はありそうです。ですので、行ける範囲でという感じです。
本好き向けなホテルにあるカフェ
ホテルとくに本の選書をアピールした宿泊施設。とくに1Fはカフェとして宿泊客でなくても使えるので面白そうといって行ってみた。オープン日に近かったでのがっつり会話していた人がいたが多分会話するところではなさそう。本を読んだり静かに作業する場という感じ。ちなみに本は買えるらしいが好みの本はなかった。レコメンドが本のしおり風で面白い。
こういう新店舗のターゲットや工夫は何かを観るのは面白いし、考えるのは楽しい。ちなみに一回行ったきりで多分次はない。
理由は、本がある場に行くときは本を買うとか読みたいものがなければいかないので、本屋とかでも同じかと。またとくにホテルという属性なので、あえていく理由が必要。もちろんカフェとしても使えるので近ければ行く。
さらに、体験としてユニークで唯一の何かがあるか、そういうのが残せるかというと、ファッションとしての本であり、あえてそこにお金を投じなくてもいいかなという感じを受けた。
インバウンドを狙うのかはおいておいて、読書体験を最大にしたり、何か狙うのは結構大変な印象。例えばジュンク堂書店が泊まれる企画をたまにやってたけど、あういうのはいいけど、日常的にあるところはどうか。もちろん外からやってくる人は非日常的だと思うかもしれないが、ニッチを狙っているとは思えないので、また本も日本語なので日本人向けになるか。これらのターゲット向けのホテルがどうなるかは非常に気になるところではある。
もうひとつたまたまホテルのカフェ
ホテルラッシュというところで、たまたまこちらもカフェ。あまり見ないジンジャエールがあったので面白くて頼んだ。ジンジャー好きとしては良い印象。マフィンもうまい。
ホテルの朝食または夕食を食べる、こちらも宿泊客向けのカフェとなるが、どこまでいけるかは気になるところ。ただ上のと違ってこちらは本とかは関係ないので、どうでるかというところですな。
同じように新しいホテルカフェでも全く違うので、比較したり色々と考える視点、ストックができたのが良かった。ちなみにこっちは食べ物が美味しかったのでまた来たいと思ったり。
これだけ体験から変わるのは面白いですよね。
店舗を作るのは儲かっている証拠?
ある飲食店が2店舗目を作ったという情報をキャッチ。ただ一店舗目がそこまで儲かったというのは考えにくい気がする。ということは、積極的に投資として打って出たのか?
別の飲食店は、こちらも儲かっているのか近場にさらに店舗を出す。非常に面白い。
どちらも新しい店で、どちらも近場に出していると言えるけど、それによって本業の売上や利益があるからなのか、それとも融資を受けてさらに出してみたいなことなのか。
店舗規模は小さく、チェーンとかの規模ではないし、一人の経営者が店長となって店を拡大するというのは、今の時代はきつそうな感じがある。一方で常に現場に立ってやるというところから脱するにはそうやって仕組み化して広げていく必要が求められる。
だから経営者とか企業、店舗の考え方によるのだろうと思って観察しているのが面白い。
個人的には接触があるのは後者であって、前者は遠巻きに見る感じ。これもどうなっていくか観察しているのが面白い。自分ならどうするかも合わせて考えておくとさらに学びになる。
勝手な感想では、後者はおそらく本当に儲かっている気がする。いわゆる回転率が良いビジネスだから。前者は回転率はそこまで高くないものの、メインは夜。さあどうなることやら。
現象として「店が増えた」「増やした」から、儲かっているのは早計といえる。別店舗では飲食店でリニューアルをした店があって、それをお客かだれかが店の人に「キレイになったから儲かってますなあ」という挨拶風にいったのを聞いたことがある。実際はマンション等であれば修繕費を積み立ててメンテしてく必要があるわけで、店もボロボロにならないうちに直してどうかということになるので、一概に「リニューアルしたから儲けている」わけでもなさそう。ただ繁盛店であることは自分の目からも間違いないはず。
となると、リニューアルが計画されていて例えば数年単位で狙っていたとか、そういう計画で資金を貯めていたとかなら計画通りなだけにもなる。客の目からは見た目が良くなっても味が変わらなければいいわけで。
現象に何が背後、前後に隠されているかも慣れてないとなかなか目の前の事象に引っ張られて分からない。その前後を補っていくと会話とかも面白いし、観察も楽しいってことですね。
Youtuberに憧れるこどもたち
批判的でなくて、たまたまある人と話してて面白かったのでメモしたことが大半。
これは仮説も含めてだけど、
- アンパンマンならぬ子どもたちに刺激を与えて退屈せずおとなしくなるのがiPadなどのタブレットであり、Youtubeといえる。そこではコンテンツが山のようにあるので退屈しない。
- ユーチューブばかり見ているとゲーム脳ならぬ、Youtube脳になると言われそう。大体なんでも広がれば批判されることが多い。
- でも、主体的に選ぶインターネットでありテレビは受動的だとかいっておきながら、心理面の読みがネットが成熟して心理的なものを訴求してくる。つまりYoutubeのレコメンド機能であり学習したAIなどが、「よりテレビに近い」受動的といえるようなコンテンツをおすすめしてくる。とはいえこれはネットサーフィンという死語があるように、ついつい時間を経つのを忘れてサイトを見続けることなんて普通にあった。それがスマホなり、アプリとかモバイルでも過ごせる仕組みになっただけともいえる。
- ここに意志はあるかといえば、信頼なのかという感じ。例えば好きなアーティストとか配信者がいればチャンネル登録ができる。このチャンネル登録に意志はあるはず。それ以降は勝手に出てくる気に入ったものを見ればいい。これはTwitterのフォローでタイムラインを作るの似ているかな。TL自体は受動的に近い。しかし、それは自分で選んだという感覚はある。ただRTやいいねも意図でやっているかはかなり怪しいという気もする。
- なぜならテレビを見ていては突っ込みはできないけど、突っ込んで見ることは人と一緒に見たらある程度出来たりするから。コンテンツとかアウトプットとか見た目は変わってるけど、本質的に人の意志性とか、受動か能動かとかって変わらない気がする。少なくともインターネットを使っているからテレビを見る人より選んでいるといえるかはかなり怪しい。調べたといってもそれはただ人の話を鵜呑みにしているならば、結局どこで考えるか、そういう話になっちゃう。
- テレビ脳なり、ゲーム脳を批判したくても、ネット脳、TL脳、Twitter脳、Youtube脳とかってなかなか言わないが、多分そうなる。
- 自分としては、ゲーム脳とかっていうシンプルな問題があるなら、プロゲーマーとか意識的なものは成りたたないので、中途半端に好きとか、好きすぎて何かを見失うというのが生命に影響する(水を飲まないとか、食べ物を食べないとか)ならまずいけどというところ。つまり、何でも言えそうなことを自分が好まないことに命名してるだけとも言えるが、それはそこまで意味はなさそう。
これらをまとめると、何でも時代に応じて新しいこととか、好きでないことをあーだこーだいえるのは別にいいと。ただ、突き詰めればなんでも適度にリラックスしたりが大事。遊びならいいとか、仕事ならいいとかそういうことでもなく、そんな便利な境界はないし、正解もない。
一方で言えるのは、現時点でyoutubeありきで育った人はよりハイブリッドに簡単に映像やしゃべりも出来るし、デジタル・ネイティブとなる可能性は高い。なぜならそういう環境が普通にあるから。つまり配信者になり、コンテンツを見るのでなく、簡単に出せる側にもなれる。ただ、誰しもが数万人の購読者を得られるわけでもなくかなり限られた人となるのが現実。かつそれを続けるのは何か人生とか色々な意味で追い込んだり、パワーがいるし、リスクも取る必要がある。これはyoutuberに限らず何でも一緒だけど、新しいシゴトが増えるのはいいことではないかと。
サジェスト汚染から考える便利さ
サジェスト汚染の説明は省きますが、例えばこちらの記事が面白かったです。
Googleサジェスト汚染!裁判所は何故名誉毀損を認めないのか?
忘れられる権利というのは面白いというか、現代的だなあと感じました。実際に検索サイトの結果が不都合という人も一定数いるはずで、消しても消えないとは恐ろしさがあるわけですね。
一方でサジェスト機能は便利ですが、これもみんなが検索しているから使おうという人がいればかなりの影響力になりますしね。ものは使いようというわけで、手段だなと。使い方によっては人を傷つけることが出来るのは別にサジェストだけではないですからね。
便利にすると怠惰になって知恵が生まれないのは状況によりけりかなと。実際に戻れなくなるのが普通で、あえて不便というのは意識的にやれるかですが、相当何か考えた上でないとまず出来ないし、人はさぼるし楽したがりますからね。
とはいえ、サジェスト自体が一つ裁判であったり、検索結果も裁判になるということ、そのあたり色々と考えさせられる点だなというところです。
汚染という意味では、言葉の汚染というか使い方がいくらでも変わるわけですね。例えば、よくあるのは本来とか旧来はAという意味だけど、今はBという意味で使われるなど。言葉は生き物という感じを受けます。草食男子という言葉などが汚染だったかなという感じがします。今更感はありますが、「草食系男子」の本来の意味って?彼らが結婚に向いている理由を解説とかに書いてあります。
実際には、良い意味で今の若い男性は女性について配慮があるとか、昔の人とは違っていて良いよねくらいの感じだったのでしょう。しかし、まだまだ「アプローチが下手な男性」みたいな恋愛に興味ない男性を指すイメージが定着してしまいました。
一方で上の世代が全員こういう視点で今の人はというかというと、そうでもないなと。今の人のほうが現代に適応していて(笑)良いという人もいますから。というか、美化ですよね。自分の生きた時代背景や社会を、少なくとも過去について何か言っても終わったことですからね。歴史とか分析に価値がないとは全く思ってませんし、意味があるでしょう。
ここからも言葉の便利さと同時に、生き物として変わること。あとは、意図しない方向に勝手に拡散されて、フェイク、デマなど色々と問題化することも出てきました。これらの処方箋ってぶっちゃけないんですけど、誰がやって何を言って、どういうことかをちゃんと見て判断することを「疎かにしない」こと。考えることが大事な時代ともいえそうですね。哲学ブームがまた来そうですね(笑)
明文化できないものの価値
言葉にできないと伝えられないというのはあるけど、一方で「言葉にならない」というメタ的表現が価値となるので面白いなと。
実際に脳内処理としての言語的何かが無理ですといってるだけで、イメージはあって再現できるなら言葉は要らないかも。もちろんそれを再現できないと駄目だけど(笑)
そういうイメージはあるけど言語化は無理だけど、実はこういうことなのよっていうのは、価値じゃないかと。言語化できなきゃ意味がないとかは乱暴でその人の表現でいけばオッケーちゃんと。
例えばアイデアを明文化できなくても、それを断片を語ることで人が動けばそこに何か価値がある。あらすじで人は読んでみるかと思うようにそこには何かある。伝播率が高いアイデアとか、メッセージってそういうことかなと。
一方で言語でなく、アートから絵から言葉でないものが、色々とあるわけで。それこそ愛でるみたいなこと、季節の食べ物、季節の花、天気。色々あると感じられればあなたは素敵。言葉にしなくても感じたものを良いなと思っていると、それを何かで表現したくなるのかなと。
それを言葉にすれば詩人だし、イラストにすれば絵師さんだしね。色々な表現があって面白い。
おわりに
ざっとしたメモですが、なかなかアウトプット機会がないのでこんな機会に出してみました。
色々見て考えて生きるだけでも楽しいなあと。そんなことを自分なりにメモして考えることってやっぱり楽しいですね。考えるだけでなく、試して実験してどうなるかも面白いですね。
筆者プロフィール
![シゴトクリエイター](https://readmaster.net/wordpress/wp-content/uploads/2018/05/ohashi_syasin-150x150.jpg)
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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