悪循環を断ち切るには持て得る力を可能な限り最大の小さい点に撃ち込め

なんかおどろおどろしいタイトルになりましたが(笑)悪循環とか、うまく行かないなという時の克服や乗り越え方です。

とはいえ、これが正しいとか、万人にいけるとかではないので、うまくいったらラッキーくらいで。

結論

簡単なスライドで示します。イメージを掴んでもらったらそれでオッケーです!

まず悪循環というのは、何かというと青い丸がそれぞれの行動で、その行動が次の丸にということで固定化されている状態です。当然好循環も理屈は同じです。ですが、状態として、全体的に良くない方向に行っていることを悪循環としています。感覚的でも定量的でも定義はここではお任せです。

例えばですが、

  • 勉強しているのに成績が上がらない
  • 恋愛で頑張っているのにマッチングしない
  • 副業したいけど色々やっているけどうまくいかない
  • 転職したいけどうまく行動ができない
  • 起業したいけど色々考えてあまり進んでいない

みたいな感じです。少なくともあなたが天才でないならば、多くの人が普通に遭遇していて、そしてよくある話でもあります。

好循環はこれがポジティブなループということですね。例えば、「勉強すると結果が出て、さらに楽しくなって、またやる。今度は人に教えても面白いのでそれで家庭教師のバイトもやったら面白くて」みたいな。キラキラと言われるのはこういうことかもしれませんが、好循環が出来る人もいるし、なっている人もいる。それをどう見せるかもありますけど、そこは保留として。

上記から、悪循環が固定化されていてなんかうまくいかないぞというのが左、つまり最初の状態です。

そこで、一点突破ですね、色々あるけど、ここかなというところで思いっきり行動を変える、つまり自分の持っているリソースを、時間とかお金とかなんでもいいです、環境変化とか、付き合う人を変えるのも、時間の使い方も大事ですが、そういうのをやってみる。

そうすると、青からオレンジは全く違う行動や今までと違うサイクルが生まれはじめて、少なくとも以前の悪循環ではなく、変わった循環になる。あとはそれがうまくいくかとかなので、評価は別として、悪循環ではないものになっているぞ、という話です。

ポイントは最大の力を入れること

1点突破というとき、あまり力をかけなくてもいいとか思いませんか?1点だから。1点って分かりませんが、一つの指で押すイメージです。ツボ押しじゃないですけど、それを圧力として手のひらとか、手全体とかにすると、圧力は減りますよね。

つまり、面積は最小でいいんですね。指先くらいのポイントをイメージすると。その上で、指をそのまま突っ込めば痛いので、保護しながら、最も力が入るようにする。別に器具を使っても良いと思います。それが持てうるリソースとか力ってことです。

そうすると、ツボ押しだとめちゃくちゃ痛いんですね。痛いところなら(笑)そんなイメージです。

つまり、1点に対して力をめちゃくちゃ入れて、全身全霊ですね、そこで違うサイクルを生み出すというか、変える!というところでやりきると。それが大事なポイントとなります。

最小の面積で最大の力を入れるということですね。

失敗パターンやワークしないのは全体に分散してしまうケース

悪循環を断ち切る時に、最もまずいのは、少ないリソースを分散させてしまうケースです。

青丸の行動に対して、「勉強時間がない」→「勉強をやろうとすると忘れている」→「やっても問題が解けない」→「試験で点数が取れない」→「面白くないのでやりたくない」→「他で遊んで勉強時間がなくなる」

みたいなループやサイクルが回ると。そうすると、これに対して、それぞれのところで「勉強時間を増やそう」とか「問題を解けるようにしよう」とか「面白くしよう」とか、「遊ぶ時間を減らそう」とかってやりがちです。

これは別に機能するならいいのですが、そうやっていくつもやると、結局一個ずつが強固な「サイクル」なので、なかなか変わらないんですね。初期スタートでオラオラってやらないと勢いが生まれないというか、そういう話でもあります。

少しずつやっても強固ならかち割れないという感覚です。

だから、これは失敗するんじゃないかという話です。

悪循環サイクルが壊れたら、違うサイクルに勝手に入る

ここで壊したサイクルでも良いことがあるんじゃないか?みたいな未練(笑)がある人も出てくるかもしれませんが、そこまで言われるとやりようがないって感じですね。

その上で、壊したら次のサイクルが生まれるか?ですが、生まれます。なぜなら、細胞みたいなもので、生まれ変わるという感じがあるからです。

勉強時間をひとまず増やす、ひとまずなんですが、めちゃくちゃ増やす。1日30分なら、1日8時間にしたらどうか?みたいな圧倒的にやってください。これをしないとダメでなく、例としてそれくらいの圧倒的なリソースを持って制するイメージです。

そうすると、笑えるくらい勉強が進むかもしれないし、笑えないくらい進まないかもしれない(笑)何にせよ、その改善行動としての変化ですよね、それに対して結果が明確に出るんですね。

そうすると、「あーこれは少し良くなるからこうすればいいんだ」と学んで、そのまま行動が次になります。つまり勝手に次のサイクルなんて生まれるんですね。例えば「8時間勉強時間を作った」→「流石に進んだ」→「少し気づきがあった、またはやり方で違うのが見つかった」→「手応えを得たので試験の結果が前より良くなった」みたいな。これは、現状の世界では普通に試験があるし、そういうイベントがあるというわけで、自分が対策して世界を変えたという話となります。

変えられる世界というのは、外の世界というよりも、自分の外の環境くらいしかなく、半径1mというか。そういうところを全力で変えてみて、1mmでも変わると自ずとの1mの範囲もそれだけですごく変わるかもね、という話です。

サイクルが手に入れられないかもしれないとか、悪循環は続くのだろうかと考える不安は分かりますが、一旦それを置いておくこと。そして全身全霊で振り下ろして変えてみる。それを意識するといかもしれません。

おわりに

悪循環というよりも、調子がなんか悪いなという時でも使えるかなと思います。そういう時勝手にですが、局所的に決めていじって何か変化があるか。それを検証しないと結構変わらないんですね。というか、多くの人は個人であってリソースもほぼないですから。

だから、お金か時間か何かを使える量も限られる。そうなるとそこで出来ることは少ないんですね。だから、全体に少ないリソースをやっても変化や手応えが得られない。なので、極端でいいので一点決めてみて、しかもですよ、そこの一点はランダムで決めてもいいというか。どれが効果があるか分からないですからね。

仮に全然刃が立たない、つまり何も傷がつかない、折れる兆しがないとかもあるかもしれませんから、その場合別の点で再度やる感じです。悪循環のシステムにヒビを入れればここでは成功といえます。そうすると、そのシステムは使えなくなるので、新しいシステムをつまりそれが好循環ということになりますが、手に入れられるみたいなことになります。

古いシステムはどうするか?大切にすることもなく、それはもう捨てちゃってというか、好循環システムを持っている人はあえて悪循環システムを入れる余地もスペースもないはずです。そうやって悪循環システムをどんどん捨てていくと、あら不思議、全部のシステムが好循環になってしまうかもしれません。

そうなったら教えてください(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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