きりんなべさんのじぶんコインで漫画を依頼してみた

じぶんコインって知ってますか?

今回は、じぶんコインを使って依頼した漫画作成の話です。

過去の関連記事としては、

じぶんコインで脱サラパパさんを知った話

ターボコインでパターン画を作ってもらった話とじぶんコインの振り返り

があります。合わせてどうぞー。

きりんなべさんに漫画を依頼してみた

きりんなべさん(アイコンがキリンさんと鍋!?)が提供するじぶんコイン「トーヨコイン」で依頼しました。

じぶんコインは発行者によってその価値(やれること)が変わります。やれることだけではなく、所有・保持もありですけどね。

依頼したお題は「アイデア」でお願いしてみました。

アイデアをテーマにした漫画

作成頂いた漫画はこちら。

※きりんなべさんから許可を得て掲載しています。

テーマ「アイデア」作・きりんなべさん

ゆるめのイラストが大変いいですねー!Twitterで少しやり取りさせていただきました!

アイデアの出し方の話

今回の漫画からアイデアについてもちょっと考えてみましょう。

上の漫画を再度まとめると、

  • アイデアを出すためには「何もしない」(「ぼっー」とする感じ)ことが大事。
  • 逆に、脳を使って言葉を使って連想させていくやり方でもアイデアを出せる
  • アイデアは「考える」「ぼっー」の思考が変わる時に出やすいかも

ということで、何もしなくても出るし、考えても出るし、その間のほうが出るかなー?というお話でした。

非常に共感できました。

以前書いた、書籍「アイデアのつくり方」にあるアイデア出しの5段階を考えてみたでは、5段階あり、1,2段階は意識で、3,4は無意識ということで、きりんなべさんが書いているように「思考のオン」=意識から、「思考のオフ」=無意識という切り替わりタイミングがポイントな気がしました。

僕の経験上でも、

  • 脳が疲れているとか、考え抜いたり、インプットとして色々出そうなら「リラックス」して、他事してみることでアイデアを出します。
  • 脳がすっきりしていて、インプットがないとか、あまり考えてないぞ、何も出てこないなら、色々と頭を使って考えたり、読んだりします。これでアイデアを出します。
  • 短距離走のように一気に負荷をかけて休むイメージでもいいかもしれません。急に動いて止まるとどこか刺激される部分やリラックスする部分が変わるからかなというところです。

という感じですね。

実際にアイデアのつくり方もですが、結局脳に負荷を与える意識モード、それをリラックスしたり自動モード、無意識でつないでいく感じでモードは分かれる気がします。

もっといえば、「オンオフの間」をつくるために、わざとオンにしたり、オフにしたりして、「おらおら」っていぶす感じですかね。伝わりますか?(笑)

自分で脳をいじってとかはできないので、間接的に脳を疲れさせるのが意識モード。そして疲れた脳を回復させるのがリラックスモード、無意識モード。ということで、脳が動いて「!」みたいにひらめく感じですね。

ぜひアイデアが出ないぞーという人はやってみてください。面白いようにアイデアが出る!はずです(笑)

宣伝もありがたい!

漫画の最後のコマは「宣伝」して頂いています。ありがたや!あざーす!あざます!

僕のじぶんコインでは、アイデア出しをやっていたりします。普通に頼めばリアルマネーがかかっちゃいますけど、じぶんコインを集めて依頼してくれれば考えますよ!

僕のじぶんコインはこちらー。200コインで依頼できます。ちょっと前は、20コインくらいだったので既に10倍になってますね(いや、僕がしただけなんですが(笑))

過去実績に、じぶんコイン開発者でもあるひさしさんから依頼をうけたものがありますのでご参考にー!

じぶんコインを初心者にも分かりやすくするアイデア

アイデアが出ない人はアイデアが得意な人に頼むのも手です。依存ってことでなく、出して加速させる感じですかねー。アイデア全部が出来るとか、実行出来るものでもないでしょうから、脳を刺激するヒントにしてもらう感じで考えてもらうとこっちも気が楽です(笑)

じぶんコインの楽しみ方

現時点で感じていることを軽くアウトプットしてみます。

  • エアドロ(コインを集める)をして、依頼するのもいいんですが、どっちかというとプロシューマー的に、作って、依頼するほうが楽しい。
  • なんでもいいので自分が価値を提供する立場になり、依頼を受けて(じぶんのコインを集めてもらって)出す。または依頼もしてみる。両方やったほうがバランスが良さそう。
  • 例えば、依頼のみだと単にコインをあつめて、買うという自販機っぽくなるというか。相手は人なので、もちろんコインで提供するのでいいんですけど、アナログ自販機なんですよね。気分乗らないからちょっとまってねーというアナログがあっていいというか。逆にそのゆるさが味わいな気がします。多分ですが。もちろん、やりすぎると駄目でしょうし、まあここらへんはバランスですね。
  • 逆に、提供のみの場合。これだと、単に消費されている感じになり、マシーンと化します。これも良くない感じがします。
  • つまり、あくまで色々なコインは発行枚数、所持者、提供価値などが異なり、比較できません。比較できないからこそ、自分がいいと思うこと、やって欲しいことに対してコインを集めて依頼するという流れが出来るのかなと。ランキングなどはありますが、あくまで数値データの序列に過ぎません(笑)人によってはもちろん楽しめる人もいるでしょう。
  • 価値については、とくに提供するものがユニークだったり、ニッチなものだったり、そういうものがいいのかなと思います。あくまで何か消費するのでなく、なんで「その人」から「その価値」を買うか。コイン自体の価値性は限りなくないので、コインを貯めるのも買うまでのプロセスであり、買った場合も「消費」でなく、体験に近いんですね。もちろん買いたいだけって人もいると思いますが、消費してやる!みたいな意識な人は「買いづらい」仕組みな気がします。
  • ユニークだからいいというのは、誰もがやってないからいいということでないです。あくまで「その人」のらしさなり、何かが提供価値につながっていること。つまり、依頼とはその人らしさを買う感じに近い。その人=提供価値=そのおすそ分け、または余剰という感じでしょうか。
  • おそらく、そういったループがあれば、誰も消費されてる!とか思わないですよね。依頼側も体験できるし、提供側も学びになる。そしてそれらが全体のじぶんコインネットワーク効果みたいになりえます。

学びについていえば、じぶんコインを初心者にも分かりやすくするアイデアでも書いたように、ひさしさんにアイデアを提供していますが、僕が枯れるとかはないわけです。例えばこの場合は、

  • 「アイデアを出す」ことで、じぶんコイン自体について理解が深まった
  • 初心者に分かりやすい、というお題から伝えることに関して意識が少し生まれた(具体的に言えば必ず言い訳でもなさそうとかとか)
  • ものすごく曖昧だけど、「なんかいい」みたいなのは大事だなあとか

などの気付きが得られています。また、何よりひさしさんに喜んでもらえた(もちろん微妙な場合もあるんでしょうけど、そういうこともなんでもあるわけで)のも嬉しいわけですね。

そしてマーケティング的にいえば、コイン集めや価値を覚えてもらうことで、お試しとしてじぶんコインで依頼が集まったり、それこそ実験が色々できそうです。仕事依頼につながるかなどは焦らずというところで、ファンが増えるきっかけになると思います。

注意点は当然ですが、拙いだろうがなんだろうが、その時点で全力でやるということですね。適当にやっちゃうとそれがバレるし、何よりこちら側がなんでやるかの意味が薄れます。合理的にいえば、「お金」が得られるわけでなく、単に「自分のコイン」が循環して戻ってきただけですから(笑)

だからこそ、戻ってきたり循環してくれてありがとうという意味を込めていくわけですね。循環はちなみにめちゃくちゃ大事です。使われることで、流れが出来ます。それによって、また別の人が「使ってみよう」という流れになるからですね。水みたいなもので、お金もじぶんコインも流れていることが大事な気がしますね。

このあたりはもっと使って検証していきたいと思います。

おわりに

今回は、きりんなべさんに依頼した漫画作成の話でした。絶対にじぶんコインがなければご縁がなかったですし、面白いなあと感じています。

こういった緩やかなやり取りが面白そうと思えばぜひじぶんコインおすすめですよ!

ゆるゆるとはじめてみてくださいー。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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