サンプル品や訳あり商品はあくまで優良顧客へのオプションとする

商売においてその施策一つ一つが何かを形作るはずです。集客において訳ありだとしてもまだお客基盤が固まってなければ「訳あり商品で有名」なお店となってしまうかもしれません。

そのあたりを少し考えてみました。

※初稿:2017年10月22日です。

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サンプル品セールでお客を逃さない

一般のスーパーではなく、卸商品を扱うお店で面白い工夫を見つけました。それは、メーカー協賛の元「サンプル品セール」ということで、サンプル品を安値で販売しているものでした。

一般のスーパーであれば、「見切り品」「訳あり商品」というところで生鮮品ならワゴンにあることが多いですよね。それに近いです。

卸屋さんであれば多くは小売事業者のビジネス向けに販売しているわけですが、一般消費者が買えるというところもたまにあります。例えばプロ向けのスーパーなどは一般の人も買えたりするようなので面白いですよね。酒屋さんなんかはお店がメインで使うけれど、箱買いなどする一般の方もいるわけで応用が何か出来るかもしれません。

これは販促にもつながりますが(このアイテム安いから買ってみようなど)、一方で店内に来たお客さんが何回か見かけると「安いコーナー行ってみる」ということで、ワゴンセールが認知されることになります。もちろんチラシなどにそういうワゴンセールを大々的にアピールはせず、来た方にこっそり、または常連さんだからこそ分かる場所に置くのも工夫の一つですね(安売りを目玉にしているわけではないので)

応用させればサンプル品だけで構成するビジネスもできる

昔、サンプルラボというものがありました。覚えている方もいるかもしれません。会員制で登録すれば、1日来店時に5品サンプル品を盛っていけるというようなサービスです。結果的には数年でビジネスは上手く行かなったようで気づけばなくなっていたようです。

問題はおそらく、来店するお客さんの質です。言い方は悪いですが安いものやサンプル品だけを収集して、結局買わない。要はメイン商品の売上に貢献しないということはありそうです。もちろん全員がそうだとは言わないのですが、元々の母集団の質が悪ければ悲しい結果になります。

こういったサンプル品だけで店舗ビジネスは厳しいでしょうが、ネットで展開するサービスは未だに健在です。例えば、モラタメです。運営会社はマーケティング会社で、モラタメを始め、生活者に直結するメディアを運営したり、当然そのデータを用いてビジネス活かす提案を顧客に行っていると思われます。

タダヤサイドットコムは生産者から直接消費者に野菜等を仲介するサービスです。タダとは注意深く見る必要がありますが、無料でもらえるアピール商品(ただし抽選。応募者が多いのでしょう)があり、送料は負担する必要があります。それ以外は生産者が直接売る(こちらは価格がついています)システムで、生産者にとっては成果報酬(売れたら手数料発生)であり、負担が軽減される仕組みとなっています。

モラタメもタダヤサイもどちらも言えることですが、一般消費者の利用者の質が問われますよね。その点をどうカバーしていくかが問われることになります。

逆にいえば、店頭スーパー等でワゴンセールをする等はメインサービスではないため、そこまで懸念することではないとも言えるでしょう。

良いお客さんをしっかり捕まえる

つくづく思うのはビジネスにおいて、優良顧客を捕まえることの重要さです。サンプル品ビジネスが全て駄目とは思わないのですが、ビジネス運営側、つまり経営側が相当慣れてないとこういった仕組みのビジネスは難しいだろうと感じます。逆に経験値が高い経営者なら可能かもしれません。

何度も書いていますが、安売りでいく場合その安さでお客さんの質が悪くなりがちです。安かろう悪かろうでなく、安かろう良かろうを仮に実現出来る場合それで当然成立するビジネスでないと厳しいですよね。

訳あり品などは常連さん等良質なお客さんに対してサービスであったり、ちゃんと来てくれる人への「オプション」というのがいいのかなと思います。実際に、見切り品はその日に出して売らなければロスになるだけで売上が0円になるよりはいいよねという程度でしかないからです。

ぜひ、集客する手段や方法が「望んでないお客」を呼んでいないか。その率や数についても研究してみると面白いと思います。

おわりに

この記事から言えそうなのは、行動して何か試すんだけど、とはいえそれでやりっぱなしでは駄目だと。さらにそれがどういう効果をもたらしたかを考えていく。そして次に活かすと。

ごくごく当たり前のことですが、それって結構出来てないこともあるわけで、それができるだけでも成立してしまうかもしれません。それはラッキーといえばラッキーですが、丁寧にやることの大事さが分かる感じですね。

ビジネスって面白い、アイデアの価値ってもっとある。そんなことを自分なりに伝えられないかという思いから、シゴトクリエイターをやっています。一緒に楽しいビジネスを生みだしていきましょう。

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