起業のイメージが分からなければ愚直に何かをして進めていくしかない

元も子もない言い方なのですが、何か起業をやろうとしてできないという人は思った以上にいます。これは僕の体験でもよく分かります。例えば僕は会社設立が起業だと思っていたりしたこともあるからです(笑)

今では笑い話ですが、当事者である、起業初学者や未経験者は全然笑えなくてまさにそう思っている人もいるかもしれません。

間違いではないんです。別に会社があることでスムーズに取引が進むこともあるし、個人事業ではないという意味合いもあります。そういうところは一旦おいておいたとしても、本質は「事業としてお客様の課題を捉えて解決する、そして対価を得る」という仕組みを作れるかですから。

そこがなければ絵に描いた餅でしかないと。だから実際に起業をするとは、そういう表面的なものは要らないとはいわないですが、本質の中身を作らないと進まないんですね。

では、起業未経験者や初学者にとって、どういうのが表面的で、または本質的となりえるのか。あくまで僕の考えですがそれを書いてみます。

そしてそれが明確になっても、別に愚直に何かをやるのって変わらないので、地味なんですね。本質的に地味。それだけです(笑)派手さは何かの狙いやしょうがなくやってるとすら思っています。

表面的な起業パターン

一応念のためですが、表面的=悪いとかではないです。それも含めて本質的に迫っていけばいい、つまりきっかけならいいと。でも、この表面的に終始していて進まないならそれはやはり進まない。イメージはカヌーでオールを水面を撫でているというか。それでは進まないので、水中に入れて押し出す必要がある。その違いをイメージしてみてください。

儲かる起業やビジネスのネタを探している

これは上級者がやるのはいいのですが多くは初心者です。その初心者が行うと、最終的に詐欺というのが僕の結論です。極論ですが。

なぜなら、ビジネスとしてその中身がわからないのに、何か謎の作業を行うとお金がもらえる(笑)それってもう破綻していると。それだけです。

ネタを探すのは全然いいんですよ。ただ、何か儲けるものを探していてかつ「それをやれば起業なのだ」とか「これをすれば儲かるのだ」とかと盲信してしまったり、それだけで自分の考えがないとなると危険です。

副業とかでも一緒です。儲け方を教えてくださいとか、儲かるアイデアを下さいとかも一緒です。僕はそういう方はやはりご一緒できないのでお断りしているところです。

リスクを取る行動をしない

これは例えば会社員で副業をするとかって人を批判しているわけではないんですね。その方がむしろいいとすら思っています(笑)

その上で、リスクとは何かですが、多くの人にとってはお金か時間かなと。当然住む場所とか健康もありますが、そういうのは一旦おいておいて。

まずお金です。一円も使わずにやるのはありです。ですが、使わないと得られないのもある。その判断も含めて、上の詐欺以外でというところで、自分にお金を投資するのもいいし、学ぶのもいい。大事ですよね。

次に時間です。時間も仕事で疲れてやれないというのはわりと当たり前です。だから、一生できないというよりも、人の体力や力って限られるというのが正しくて、会社員でだから副業をしたいけどやっている人は1割なんてデータがあるので、そんな世界観です。副業をさらに高めて起業的な副業は相当レアです。たまに成功例としてあるのですが、多くの人は失敗するので出てこないわけです。そこは疑って見たほうがいいですよね。

「勤務先は副業が認められている」は正社員の4人に1人 – 多い業界は?

時間のリスクとは、なにかやってみてどうかを判断するという感覚に近いです。土日が休みの人は、その休みを事業に使うとなると、休めないですし、休む時間を失うリスクが生じます。そこをできるか。

当然そこに「リスクを取ったから成功する」なんて世界ではないわけです。これはなんでもそうですが、なにか一生懸命やったから、お金をかけたからそれで出来るのだは怪しいわけです。実際にはそういう努力や泥臭いことが実ることもありますが、それが結果を保証するわけではない。

そこを履き違えたり理解をミスしていると厳しいと。でもですね、冷静に捉えて自分には向いてないなという人も多いのだろうとも思います。なぜならそういう環境がなかったり、最初のところで躓いてバッドな体験でそのままいっちゃうからですね。

正解があると思っている

アイデア出しにおいても正解がない世界なので同様のことが言えますが、起業もそうです。

あるアイデアを提示したときにそれをやって検証してみないと多くは何も言えないんですね。一言でいえば「やってみないとわからない」ですが、これを別にリスクを取れとか、何も考えるなとかってことでなく、色々考えたり試したり上で言えるかってのがポイントです。

多くのビジネス経験者はそういう発言や考えになると思っていて、僕でさえそうですから。正解があると思っていてこれをやれば大丈夫というのが欲しい人は、QAサイトにありがちですが「それ時点で向いてない」というのはわりと認識として正しい気がします。

とはいえ当事者の事情もあるので絶対そうではないと。俺の、私の最短のやり方があるし、これならいけるというのが「勘違い」でもいずれにせよ、やれば分かるので、そこを行動で補えばいいと。そういう人は素晴らしいと思います。

正解があると思っている限り起業の本質には迫れないみたいな話でした。

短期ですぐに結果が得られると思っている

表面的であるがゆえにすぐなにか得られると思っているのは厳しいです。中級者以上なら短期でどうなるか分かるかもしれませんが、それでも持続不可能とか持続性が弱いのは分かっているのかなと。そういうのを知らないふりをするのはやはり倫理的にはどうかなとは思いますが。

それはさておき、短期ですぐに結果が得られるのって、パッケージやなにか誰かの轍ですから。それをなぞることで成功体験を得たいは全然ありです。ですが、それを得たところで、それを継続できるかはまた別問題で、それをやりながら学びが必須です。そういう学びは結局中長期で時間がかかり、解釈して学びに変えて自分でやれる、理解するレベルにするにはとなると、時間がかかるわけです。

幻のきれいなプランや計画が好きな人もいるでしょう。当然それがモチベーションになればいいですが、多くは計画の60%もできないし、そのとおりにいかないと。だから計画が意味がないのでなく、計画どおりにいくことはないという理解がない形で、計画を有難がるのは微妙ってことですね。

本質的な起業パターン

これもくどいですが僕が考えるというパターンですよ。僕がそういうのが好きというのも入っているので批判的に読んでください。

自分で考えた答えや価値観で動いている

これがかなり大事です。起業というと表面的な人は儲かるかどうかしか見てないかもしれません。ですが、それは水面下を見てないので、見えるところしか見てないというか。

観察力といえばいいですが、物事はGoogle検索でヒットする情報だけが全てではないといえば分かると思いますが、様々な知見やアイデアがあるから面白いんですよね。実際はそうです。

自分なりの答えとか価値観は正解ではないです。それを踏まえた上で、こうやってみたらどうか、自分はこうなんだけどな。それを自分で試すことができている。それが僕では起業といっていいと思います。

どんなに小さいことでもオッケーです。棚にある商品を動かして自分の仮説を立ててやってみる。そういうものであれば会社員とかアルバイトであっても起業的だなと。それが出来る人が少ないですから。いかにサボるだけとか(笑)そういう人多いじゃないですかというところもありますよね。

主観的客観的のバランスが保てている

自分が絶対実現したい事業とか夢とかを否定はしません。そういうのってありますから。なくてもいいんですけどね。

その上でそれをやりたい主観性と、それってどうなのかという客観性。そのバランスが大事でどちらもいるので、どちらかだけは厳しい気がします。どちらも大事で付き合えているか。不安とかもそうですね。ゼロはないので。

このバランスが崩れていて、儲かるだけの主観とかだと起業にすらならないというか感じです。

例えば自分がラーメン屋をやりたいと。でもラーメン屋っていっぱいあるじゃないか。なぜ自分のラーメン屋を選んでくれるのか?みたいな感じです。ここが欠落すると、ラーメン屋を出すと売れるはずと思い込みでいくんですね。それを絶対的に悪いとはいえませんが、失敗確率が高まるというわけですね。

地道な検証をかなりしている(言わなくても)

人にいうかはおいておいて、自分なりの行動やアウトプットや検証をしている人は強いです。本質的といっていい。なぜなら自分なりの仮説ややり方を色々言えるし試しているので失敗も全て学びとしているからです。そういうマインドセットは、すぐ得られないです。時間がかかるというか。

自分なりの勝ち筋といってもいい。それがいきなりあるわけではなく、徐々に学んで得たものがあるというところでしょう。

調べものはもちろん学んだり、人付き合いを増やしたり、事業のためといって色々時間やお金を使ったり(くどいですが詐欺ではなく(笑))、そういうことが出来ているってことですね。

地味とは、SNSの更新とか、地味な投稿を繰り返せるかとかもあります。人を最初から使ってみたいなのはまあ中級者以上でしょう。初心者はまずそれがなにか、仕事や事業やタスクの意味を知ることとなると。とはいえこういうのもアフィリエイトだから毎日ブログ更新してそれでやればお金になるみたいな・・・とは違うというか。それは間違ってないけど、作業としてやれば必ずなにか得られる感覚が違うのであって、作業自体は否定していないです。

ただなんとなくやっていてどうかというところですね。やっていればいいのだというのは表面的、そこの意味を考えて工夫できるかが本質的といってもいいかもしれません。

結果を出すには時間がかかると考えている

たまに直線的にすぐ3ヶ月とか、明日からとか(笑)そういう人もいるんですよね。それは流石にまずいだろうなあと。その考えや心理がまさに詐欺の温床というか養分でしかないと。

自分で考えて0円でなく1円を稼ぐ、前紹介したstokeeのプログラムではないですけど、ガチでやると結構大変なはずなんです。ですが、不可能でもない。そこを小商いだとか色々なスモールビジネスだとか何をいってもいいですが少しずつ学んで高めていくしかないと。

そういう世界観なので、少なくとも僕はですね、中長期的に捉える必要があります。

なぜか?人は学ぶとか理解するとかってすぐできないからです。色々な経験や体験を色々消化していく必要がある。仮に理解できたのが未知なことでも出来るのは、それは今までの蓄積があるからです。ないのにそれを一瞬で理解はできない。その積み重ねでしかない。

ほら、地味でしょ。というところで地味なところを厭わないのが大事で、嫌いとか嫌ならそれを面白くすればいいだけなんです。そこも工夫だろなあと思っている。

じゃあ何をやると本質的な起業とか思考になるのか?

これは答えというか僕が考えるのは結構地味なので、それをやっていけば自ずと見えてくるという話です。

で、これが地味なんですね(笑)地味だと嫌がるというか、関係ないとか、それは違うというか。でも、それって単に基本がないのに応用をやりたいとか、なんかすぐ結果出したいみたいな。ちょっとわがままに近いというか。そういう見立てを僕はしています。

基礎を積んでいくと必ず結果が出るとかそういうことではないので、そういうのを気に入らない人もいると思うんですよ。でも、結局そんな簡単にうまくいかないですよね、という着地です。

いくつかオススメとして、起業をやりたいけどどうすればいいかって人に以下を僕は言っています。多くはノーリアクション(笑)なので、多分それを期待していないのでしょうが、懲りずに言っていくと。

書籍を読む、なにかインプットする

本を読みましょう。なんでもいいわけでもないですが、起業とかビジネス書とかコーナーにいって、本屋ですね。そこで面白そうなのを読んでみると。そこでうまい話みたいな、キャッチーなもので騙されたとしましょう。でも、それって大した金額ではないわけですよ。事業をやってとかよりも。

なんでリスクをほぼかけずに得られるものが多いのオススメと。

好きな企業をなんでもいいから上場企業で選んでIRを読む

上場企業のビジネスモデルややり方は損益のデータから全部出ています。これは知らない人が多いのですが、そういうものです。

だからこそ、コンビニが好きならコンビニの事業を調べるといいよねということです。どのくらい利益が出るのか、店はどれくらいか。各社で経営方針が違うのか。そういうことを分析しましょう。

これは通信費とかで読めるわけですからめちゃくちゃいい教材です。

面白そうな人や参考になりそうな人を探そう

これはネットでもなんでもいいです。存在しない人で偉人でもいいというか。

僕が好きな人はというか考え方としてですが、例えば以下の記事などかなりオススメです。

世の中は事業のタネで溢れているという件について

ウェブ業界で起業したいならMarcoを目指そう

どちらも本質だなと思っていて、結局これが正解ではないですよ。ただ、そうやって考えるのも有りだなと思ったらそうすると。

だからこそ、僕は日常のヒントを大事にしますし、自分なりの組み合わせを大事にしているとも言えます。

これ別に著名人でなくてもいいんです。身近な先輩とか、そういうのでもいい。そこを探せるかはあなた次第なんですが、そこは見つけていけばいいわけです。

ニュースを見て気づきを得る

これもかなりの人がやっているはずですしやれるんです。ただ何度も書いているように、同じニュースからでも気づきの質や量が違う。僕が提供出来ることはアイデアパークくらいですから、気に入ればぜひ。でも、そうでなくても自分でできるんですね。

気になったニュースから何が言えそうか。それだけ?と思う人もいるかもしれませんが、これが慣れてなければ結構難しい。アウトプットもですが、インプットしてそれで「お金」になるわけでもないですから。そこをやれるか。

多くの事業も起業も最初はボランティアですから、人のためとか社会のためという視点ってまずは勉強とか体験とかって感じで、考えるところからかなと僕は考えています。

おわりに

起業って何か具体的な行為として定義したものをやるのではないって話を一貫して書いてみました。当然上のものはその一部でありますが全体でもない。その人次第で色々と変わるからです。同じことをやっても全然違う価値観や考えがあるようにですよね。

むしろ、経済やビジネスに興味がないのに起業は出来ないと思ってます。その興味の感覚は人次第で比べるものでもないんです。ですが、全く無くてできるのか?なんかこういうの面白いなと思ったらそれが起業とか、ビジネスとか事業とか、何か商売だったと。僕はそっちです。

そうでないところでムリにやるものでもない。むしろムリしていけなくて、自分の中でその起業という概念を取り込んでいくんだ、というのが僕は自然だと思うし、身体性があるなあと思います。

少しでも起業をしたいとか、未経験者だけど何か学びたい、どう行動するかというところでヒントになれば幸いです。

学ぶことはそして起業すると終わりでなく、むしろそこからなんですね。そういうのって楽しいと思えなさそうな人は普通にオススメしないですよ、本当に。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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