chatGPT-3.5とアイデアの壁打ちをして気づきを見出す話

アイデア創出をChatGPTでやっているという記事をみかけます。それがどういうレベルのアイデアかは僕は分かりませんが、少なくともアイデアとして使えるかどうかだけで見るとまあそこまでのものはないだろうと。

つまり、壁打ちをすることで、気づきを質問者である人が得ていくから面白いし、学びになるし、視点や違うものを得ているのだと。

そうすると、ここで明確なのは、アイデア自体が良いとか悪いとかでなく、刺激となりえるか。そしてそこから気づいているか、学びがあるかということになると。そうなると、「ChatGPTのアイデア」なんてものはかなり霞んで見えて、そうでなくて、そこから人が学べるかなんだろうと。

これを仮説にしてみて、試してみましょう。

仮説

ChatGPTのアイデア壁打ちにおいては得られるものは「アイデア」ではない。むしろ、アイデア生成は枝葉でしかなく、そのやり取りにおける、疑似コミュニケーションだろうがなんだろうが対話型のUIUXにおいて、人が気づける、気づきを誘発することが価値があるのではないか?

具体的には、以下の2点があるかを検証したい。

  1. 質問者が違う視点や気づきを質的に得ること
  2. 質問者が違う視点や気づきを量的に得ること

結局どちらも、視点や気づきを得られるかということになるので、そこを主観で見ていきます。

実験方法

試すのは、ChatGPT-3.5において、起業のアイデアを問いかけてそこから生まれていくことです。当然質問者の状態や問いかけのスキルもあるのですが、そこはかなり目をつぶってみて、ラリーを続ける、一定程度粘ることをやってみます。

そうすることで、時間をある程度かければいくつかは気づきとなる、つまり充足出来るのではないかというところです。

当然付属というか付随として、副産物で「アイデア」も得られるかもしれないというところとなります。ポイントはアイデアを期待せず、そこの結果だけでなく、やり取りやプロセスを楽しむということでしょうか。

  • ChatGPTに新しいビジネスアイデアを問いかける
  • その答えややり取り自体から学ぶ
  • ラリー数(やり取り数)は一旦キリが付くまでとする

では始めてみます。

ニュースを使った新しいアイデアを尋ねてみる

大橋

新しいビジネスアイデアを考えて欲しいです。今考えているのは、ニュースをつかったものです。つまり色々なニュースを普段得られますが、そういうニュースから学ぶというもので、何か事業はできないかなと考えています。

ChatGPT-3.5

新しいビジネスアイデアとして、ニュースを活用して学ぶことに焦点を当てたプラットフォームを考えてみましょう。以下にいくつかのアイデアを提案します:

  1. ニュースレビューコミュニティ: ニュース記事やトピックに特化したオンラインコミュニティを作成し、ユーザーが共有、ディスカッション、評価を行えるようにします。ユーザーはコメントやフィードバックを通じてお互いに学び合い、重要な洞察を得ることができます。このプラットフォームを通じて、ニュースに対する理解を深めるだけでなく、新たな視点や知識を得ることができます。
  2. ニュースから学ぶ知識マッピング: ニュース記事を基にした知識マッピングプラットフォームを作成します。ユーザーは自分の興味や学習目標に応じて、関連するニュース記事をリンクさせ、知識のつながりを可視化できます。これにより、特定のトピックに関する深い理解を助け、知識の体系化が可能になります。
  3. ニュースクイズアプリ: 新聞やオンラインニュースサイトの記事を基にしたクイズ形式の学習アプリを開発します。ユーザーは記事からの情報をもとに問題に答え、正確な情報を把握することができます。さらに、ランキングや競争要素を導入することで、学習のモチベーションを高めることも可能です。
  4. ニュース分析レポート提供サービス: ビジネスや投資家向けに、重要なニューストピックに関する分析レポートを提供するサービスを提供します。専門家がトピックについて解説し、影響や可能性を評価することで、読者はより的確な意思決定を行うことができます。
  5. ニュース学習プラットフォーム: ニュース記事から抽出されたキーワードやトピックをベースにしたオンライン学習プラットフォームを作成します。ユーザーは興味のあるトピックを選び、関連する記事や教材を学習することができます。これにより、ニュースを通じて自己学習を促進し、専門知識を習得することができます。

これらのアイデアは、ニュースを学びやすく、興味深くすることで、ユーザーに価値を提供することができます。どれも、ニュースを教育や学習に活用することで、より意義のある体験を提供することができるビジネスアイデアです。

使ったことがない人は独特と感じるかもしれません。チャットの自然言語で普通に人に話すようにリクエストしていくとこういう感じで結果を得られます。慣れている人には耳タコですが、ここで終わらないことがポイントです。つまり、得た結果が答えでもなく、それでどうなのかを更に詰めていく感じです。

ここでは、5つアイデアを提示してくれていますが、1つ目はまさに僕がやっているアイデアパークに近いですよね(笑)なのでまあそういうのは思いつきやすいのかなくらいと。

次に2はぱっと分かりづらいですが、要するにニュース自体を色々データベースとか関連性を整理して新しい表現を増やすと。新書マップみたいなものかなと思い出しました。

3はエンタメ化するとありそうですよね。ビジネスクイズみたいいな形で学べると。これは会計クイズなんかが近いのかなと思います。

4つ目は、分析ですね。投資家などでお客さんも明確です。これはstrainerとか思い出します。ビジネスにおいては情報が命ですから、とはいえデータを取れないとかその時間がないって普通にありえるので価値となると。説ログみたいなのもありましたね。面白いですよね。

5つ目は、1とか3とかの融合でそこまで面白くない気がします。どうニュースから学習コンテンツ化するかは分かりませんがその視点は面白そうです。

という得た結果をどう捉えるかがポイントです。正解はないです。既存のものは多いので、以下のように答えてみます。

大橋

ありがとうございます。どれも面白そうですね。1や3,4あたりは既存にありそうなサービスだと感じました。2や5について、もう少し詳しく教えてもらえませんか?

ChatGPT-3.5

もちろん、喜んで詳細をお伝えします!

1.ニュースから学ぶ知識マッピング:

このアイデアは、ニュース記事を基にして知識をマッピングするプラットフォームを提供するものです。ユーザーは、自分が興味を持つ特定のトピックに関連するニュース記事を選択し、それらの記事をつなげることで知識のつながりを可視化できます。以下に詳細を説明します:

  • ユーザーインターフェース: ユーザーは直感的なインターフェースを通じて、トピックやサブトピックを選択します。例えば、人工知能、クリーンエネルギー、健康、スポーツなどのトピックが考えられます。
  • ニュース記事の関連付け: 選択したトピックに関連するニュース記事を、プラットフォーム内でリンクさせることができます。記事同士の関係性や共通点が表示され、知識のネットワークが構築されます。
  • タグやメモの追加: ユーザーはニュース記事にタグやメモを追加できます。これにより、特定の重要なポイントや自分なりの解釈を記録し、知識の整理が容易になります。
  • パーソナライズされた学習経路: ユーザーが興味を持つトピックによって、個々に適した学習経路が作成されます。ユーザーが知識の欠落部分を特定し、それに対応した記事や教材を提供します。
  • ソーシャル要素: ユーザー同士が知識マッピングを共有し、お互いに学び合うことができるソーシャルコミュニケーション機能を組み込むことで、より豊かな学習体験を提供します。

2.ニュース学習プラットフォーム:

このアイデアは、ニュース記事をベースにしたオンライン学習プラットフォームを提供するものです。ユーザーは興味のあるトピックを選び、関連するニュース記事や教材を通じて自己学習を進めます。以下に詳細を説明します:

  • カリキュラムの作成: プラットフォームは異なるトピックに基づいた学習カリキュラムを提供します。ユーザーは自分の目標や興味に合わせてカリキュラムを選択できます。
  • 学習コンテンツ: ニュース記事だけでなく、関連する動画、オンライン講座、ブログ記事など、多様な学習コンテンツを提供します。これにより、ユーザーはより深い理解を得ることができます。
  • クイズや評価: ユーザーが学習の進捗を確認するためのクイズや評価テストを提供します。正確な知識の習得を助け、学習効果を向上させます。
  • ユーザー進捗の追跡: プラットフォームはユーザーの学習進捗を追跡し、学習のパフォーマンスに関するフィードバックを提供します。これにより、ユーザーは自分の成長を把握できます。
  • コミュニティとディスカッション: 学習コンテンツに基づいたコミュニティやディスカッションフォーラムを提供し、ユーザー同士の交流を促進します。これにより、学習意欲の向上や知識共有が行われます。

これらのアイデアは、ニュースを学習のツールとして活用することで、ユーザーに有益な情報を提供し、知識の獲得と理解を支援するものです。プラットフォームの特徴や付加価値を工夫することで、競合他社との差別化を図ることができます。

2と5の詳細を教えてくれているのですが、ぱっと見よく分からないですよね(笑)というのは僕が思っただけかもしれません。アイデア自体はあまりないのに、言葉で紡いで誤魔化していると感じる人もいそうです。端的に示してくれといえばこういう時はオッケーかもしれません。

大橋

マッピングよりも、ニュース学習プラットフォームが面白そうですね。これについて、ニュースからどう学習するためのコンテンツとするのかが気になりました。 例えば、あるビジネスニュースをどうすると学習コンテンツ化できるのでしょうか?

ChatGPT-3.5

ニュース学習プラットフォームでは、ビジネスニュースを有益な学習コンテンツに変換する方法がいくつかあります。以下にいくつかのアイデアを挙げてみます:

  1. 解説記事と分析: ビジネスニュースを取り上げ、専門家による解説記事や深堀りした分析を提供します。ニュースの背景や影響を分かりやすく説明し、読者に価値ある情報を提供します。解説記事は、ニュースの要点を整理し、読者にとって理解しやすい形で提示することが重要です。
  2. ビジネスケーススタディ: ビジネスニュースから得られる事例を取り上げ、ケーススタディとして学習コンテンツ化します。具体的な企業や組織の課題や戦略、解決策などについて掘り下げ、読者にとって示唆に富んだ情報を提供します。
  3. インタビューコンテンツ: ニュースに登場したビジネスリーダーや専門家に対してインタビューを行い、その考えや意見を収録します。ビジネスニュースの裏側やその業界の動向を知ることで、読者は新たな知識を獲得できます。
  4. ニュースクイズ: ビジネスニュースをベースにしたクイズ形式の学習コンテンツを提供します。読者はニュースに関する問題に答えることで、情報の把握度を確認できます。正確な情報を得ることに加え、競争要素を取り入れて学習モチベーションを高めることができます。
  5. ビジネストピックの解説: ニュース記事が扱うビジネストピックに関連する基本的な知識や概念を解説するコンテンツを提供します。例えば、M&A(合併・買収)、スタートアップの成長戦略、市場トレンドなどのトピックについて詳細に解説します。
  6. ユーザーコンテンツの共有: ユーザーが自身のビジネス経験や学びを共有できるプラットフォームを提供します。読者のビジネスに関する学びや成功体験を集約し、コミュニティで共有することで、相互の学び合いを促進します。

これらの学習コンテンツは、ビジネスニュースから洞察を得るだけでなく、ビジネス理解の深化や自己成長に繋げることができるものです。プラットフォームは、ユーザーの興味や学習ニーズに合わせて多様なコンテンツを提供し、より効果的な学習体験を提供することが重要です。

これらはいわゆるビジネスメディア、ビジネス媒体がそういうのが多いですよね。日経とか東洋経済新報社とか。そういう感じじゃないですか。そういう意味で新規性は低い気がします。1-5がビジネスメディアのコンテンツな気がするからです。

6は色々とコミュニティだーといってやるのですがそこまでうまくいっているところはなさそうというか、あくまで会員向けのコミュニケーションの場という認識が強そうです。そういうのが尖っているのがmineoは格安SIMサービスですが尖っていて好きですね。

これで学習系メディアとか学習サービスとすると、あまりおもしろくないというか、想定しているものと予定調和しているのでもう少し変えてみましょう。

大橋

ありがとうございます。それらもよくある印象を受けるので変わった切り口、ビジネスを学ぶとか、ビジネスニュースから学ぶというので、ユニークな視点はないでしょうか?

ChatGPT-3.5

確かに、よりユニークな視点でビジネスを学ぶためのアプローチを提案します。以下にいくつかのユニークなアイデアを挙げてみます:

  1. ビジネスニュースのシミュレーションゲーム:
    ビジネスニュースに基づいたシミュレーションゲームを開発します。プレイヤーは仮想のビジネス環境で様々な事業上の決定を行い、ニュースの影響を受けながら経営戦略を立てることができます。例えば、市場の変動、競合他社の動き、法律や規制の変更などがリアルタイムに反映されます。このゲームを通じて、リスク管理や戦略策定などのビジネススキルを実践的に学ぶことができます。
  2. ニュースからのクリエイティブインスピレーション:
    ビジネスニュースに登場する企業や起業家の成功ストーリーや挑戦に焦点を当て、クリエイティブなインスピレーションを提供するコンテンツを作成します。例えば、ニュースに取り上げられた企業のブランディング戦略やマーケティングキャンペーン、社会的貢献活動などに着目し、ユーザーが自身のビジネスアイデアやプロジェクトに応用できるようなアイデアを提供します。
  3. ニュースとビジネスエシックス:
    ビジネスニュースから、倫理的な観点での学びを提供します。企業の倫理的判断や社会的責任についての事例を取り上げ、読者にとって考えるべき重要な問題を提示します。ビジネスの成功だけでなく、長期的な持続可能性や社会的影響に焦点を当てることで、より意識的なビジネスリーダーシップを促進します。
  4. ニュースアートとビジネス:
    ビジネスニュースを元に、アートやデザインを組み合わせた視覚的なコンテンツを提供します。例えば、ビジネスニュースに登場する企業や産業をテーマにしたアート作品やグラフィックデザインを制作し、ビジネスの複雑な問題を視覚的に理解する手助けをします。ビジネスをアートとして捉えることで、創造性と洞察力を養うことができます。

これらのユニークなアプローチは、ビジネスの学習をより魅力的で深い体験にすることができます。ニュースとビジネスを結びつけることで、読者により広い視野と創造性を提供し、実際のビジネス状況への理解を深めることが可能です。

ここでユニークとはいえ、何を言っているかわからないものもあります。読めるものを選びましょう(笑)僕が面白いなと思ったのは、1です。何をシミュレーションするのか?ってことです。早速聴いてみます。

大橋

1は面白そうですね。ビジネスニュースから、社会や企業の動きを予測するイメージですか?

ChatGPT-3.5

正解です!ビジネスニュースを元にして仮想のビジネス環境を構築し、プレイヤーが事業上の決定を行うことで、社会や企業の動きを予測し、その影響を理解することができるシミュレーションゲームです。プレイヤーはリアルタイムでニュースに反映される状況の中でビジネス戦略を立て、リスクを把握し、成功に導くために戦います。

このゲームにはいくつかの利点があります:

  1. 実践的な学習: プレイヤーは仮想のビジネス環境でリアルな経営判断を行います。成功や失敗を経験することで、実践的なビジネススキルを身につけることができます。
  2. リスク管理: ビジネスは常にリスクが伴いますが、このゲームを通じてリスク管理の重要性を理解し、リスクを最小限に抑える戦略を学ぶことができます。
  3. 意思決定力の向上: プレイヤーは複数の選択肢の中から最適な戦略を選ぶ必要があります。これにより、意思決定力や戦略的思考力が向上します。
  4. ビジネスの複雑性の理解: ビジネスは多くの要因によって影響されます。プレイヤーはそれらの要因を理解し、総合的なビジネス戦略を立てることが求められます。
  5. 持続可能なビジネス戦略: ゲーム内での経営活動は、持続可能性や社会的影響を考慮した戦略を取ることを促進します。

このようなシミュレーションゲームは、ビジネス学習をよりエンゲージングで実践的なものにし、読者がビジネスの動きや影響を予測し、適切な戦略を立てる能力を養うのに役立ちます。

シムシティではないですがそのビジネス版ということですね。確かメタバースで実現してその社会影響範囲も色々シミュレート出来ると面白いみたいなアイデアがあったような。現実化は結構大変そうですが理屈はできるんだろうというところで。

最もこのアイデアは常に現実がシミュレートする世界とずれるので違ってくるのが面白いというか、むしろそこまでコストをかけられないというのが実際となりそうです。あったとしてもですよ。

だから断片から考えても精度は悪いし、未来予測とかってまああくまで参考程度でしかないので、これが絶対良いとは思えないと。でも、ビジネスニュースからシミュレーションゲーム的にでも、シミュレーションしてそこから何か知見を得るのってのは結構面白く感じました。

大橋

ありがとうございます。確かに仮想出できるので実際にリソースを使わずに出来るのがいいですね。ちなみにこういった仮想ビジネスシミュレーションみたいなサービスはすでにあるのですか?

ChatGPT-3.5

はい、仮想ビジネスシミュレーションサービスは既にいくつか存在しています。これらのサービスは、ビジネス学習や経営トレーニングにおいて、リスクを冒すことなく実践的な経験を得るために利用されています。以下はいくつかの代表的な仮想ビジネスシミュレーションサービスの例です:

  1. Harvard Business School Publishing – Harvard Business Schoolは、経営教育で有名な大学であり、その出版部門ではさまざまな経営シミュレーションゲームを提供しています。これらのゲームは、ビジネス上の決定をシミュレーションし、経営戦略を学ぶことができます。
  2. Cesim – Cesimは、ビジネスマネジメントやマーケティング、ファイナンスなどの分野で、オンラインのビジネスシミュレーションを提供しています。異なる業種や市場の状況を再現し、プレイヤーが経営戦略を構築する体験を提供します。
  3. Marketplace Live – マーケットプレイス・ライブは、ビジネス経営のシミュレーションゲームを提供する企業です。学術機関や企業向けに、ビジネス戦略の練習や組織の運営に関するプログラムを提供しています。
  4. SimVenture – SimVentureは、起業家精神を育むためのビジネスシミュレーションを提供しています。プレイヤーは仮想のビジネスを立ち上げ、経営戦略やリスク管理を経験します。

これらのサービスは、ビジネス教育やトレーニングの分野で広く利用されており、仮想的なビジネス環境で経験を積むことで、実践的なビジネススキルを身につけることができます。また、AIやデータ解析を活用した進化した仮想ビジネスシミュレーションも開発されていることがあります。これらのサービスを参考にし、新しいアプローチや特徴を加えた仮想ビジネスシミュレーションを展開することで、ユニークなビジネス学習プラットフォームを構築できるでしょう。

教育的な意味としては確かにこれらはありそうです。2,4あたりだと実際のサイトもあるのでまあ事実でしょう。simventurecesimですね。海外なので、国内でどうかなどもすぐ聴いてみるといいでしょう。ぱっと思いつくのは僕はないのですが、ビジネス研修とかボードゲームとかで学ぶとかはありますよね。あれもアナログですが広い意味ではシミュレーションで学んでいるのかなとも感じます。

大橋

ありがとうございます。日本国内などの例はどうですか?

ChatGPT-3.5

日本国内にも、ビジネスシミュレーションや経営トレーニングに特化したサービスがいくつか存在します。以下に日本国内の代表的な仮想ビジネスシミュレーションサービスのいくつかを挙げてみます:

  1. ビジネスシミュレーションゲーム by BUSINESS BREAKTHROUGH UNIVERSITY:
    ビジネスブレイクスルー大学は、経営者やビジネスプロフェッショナル向けにビジネスシミュレーションゲームを提供しています。リアルなビジネス状況を再現し、経営戦略や意思決定を学ぶことができます。
  2. ジャパン・マネジメント・センター (JMC) – ビジネスシミュレーション:
    JMCは、経営者の研修やビジネス教育において、ビジネスシミュレーションプログラムを提供しています。さまざまな業種や市場を想定したシミュレーションを通じて、経営戦略や意思決定力の向上を図ります。
  3. ビジネスゲーム by ビジネスシミュレーション協会:
    ビジネスシミュレーション協会は、ビジネスゲームを提供する団体です。経営者やビジネス学生、社員の教育訓練に利用できるゲームを提供しています。

これらのサービスは、日本国内の経営者やビジネスプロフェッショナル向けに、リアルなビジネス状況をシミュレートし、経営スキルや意思決定力を向上させることを目的としています。また、日本国内のビジネス教育機関や大学においても、自社でカスタマイズしたビジネスシミュレーションプログラムを開発・提供している場合があります。これらのサービスを参考にし、ユニークな視点や特徴を持った仮想ビジネスシミュレーションを展開することで、日本国内のビジネス学習市場においても競争力を持ったプラットフォームを構築できるでしょう。

1のビジネス・ブレークスルーは通信制大学として有名な気がしますが、ビジネシミュレーションゲームをやっているのは初耳でした。おそらく偽りかなと思います。似たようなプログラムをやっていてもおかしくないですが、ぱっと見つからずでした。

2のJMCは例えば、改革を実現するマネジメントシミュレーションコースとかがありますが、ビジネスシミュレーションとしては少し毛色が違いますよね。事業レベルとか経営シミュレーションとかがあるかもしれませんが。とはいえ、JMAMは存在しますし、まあ方向性は近い。とはいえそれはアナログ研修としてなんかあるよなあという印象です。

3のビジネスシミュレーション協会は初耳ですが、組織があるようです。サイトになぜかアクセスできず。概要から見るにおそらく研修サービスかなと思われます。

現実の事例を挙げてもらうと尖ったものでなくなるし、chatGPT自体の回答だけを頼りにすればなんかそれっぽいというのは感覚値として分かる感じですよね。

最後にもう少し絞ってみます。

大橋


ありがとうございます。ビジネスですと少し広いので、例えばシミュレーションとして仮想で学べるとして、起業初学者や起業未経験者向けとくに会社員等で独立したいという人が学べるものなどはありそうですか?

ChatGPT-3.5

はい、確かに起業初学者や独立を考えている会社員など向けのビジネスシミュレーションサービスも存在します。以下に、そのようなターゲット層向けに特化した仮想ビジネスシミュレーションの例をいくつか挙げてみます:

  1. エントレプレナーシミュレーション:
    起業初学者や起業未経験者を対象にしたエントレプレナーシミュレーションゲームがあります。プレイヤーは仮想の起業家として、ビジネスアイデアを立ち上げ、経営戦略を実践します。ビジネスプランの作成や財務管理、マーケティングなどを学ぶことができます。
  2. スタートアップシミュレーション:
    スタートアップの立ち上げに特化したシミュレーションゲームもあります。プレイヤーは自分のスタートアップ企業を運営し、資金調達や成長戦略、競合他社との競争などを経験します。リアルなスタートアップの状況を再現し、成功に向けたスキルを養うことができます。
  3. キャリアチェンジシミュレーション:
    会社員などが独立を考える際のキャリアチェンジに特化したシミュレーションゲームもあります。プレイヤーは異なるキャリアオプションを探求し、自身のスキルや興味に合った経営の道を模索することができます。

これらのシミュレーションは、起業初学者や独立を考える会社員などに対して、リスクを冒すことなくビジネスの経験を積む機会を提供します。経営の基礎知識やスキルを学びながら、自身のビジネスアイデアやキャリアパスに向けて準備を進めることができるでしょう。

こういった切り口で聞くこと得られる情報が変わってくるというわけですね。

ここではラリーを一定程度続けてみました。回数は8回ほどです。時間としては、このブログ記事を書きながら貼り付けながらですが、40分ほど使っています。

得られた知見はどうでしょうか?当初の、ニュースを使ったビジネスアイデアとしては、平凡でしょうか?それとも?というところは人次第でしょう。僕は確かにシミュレーションって視点はあるなあというところで気づきとなりました。ただそこで尖ったビジネスアイデアに持っていくには、自分の気づきもですし、振りとして問いかけを鋭くしないと良いものも得られないでしょう。

つまり、これはChatGPTがどうという話でなく、人が学んで判断して気付けるかということだと僕は考えています。

具体的に、すでに記事中にリンクを張ったりしたものを思い出しているのでそこで誘発されているわけですね。またChatGPTのアウトプットは正しいわけではないというところで、そこで具体的なサービス名や会社名はかなり怪しいと思った方がいい。というところで調べるのでそこでも新しい気づきを得られることになりますよね。そのプロセスが大事かなというところでした。

検証

仮説で提示した、一定の気付きや視点が得られたか、量的質的でしたね。

まず量としては、ビジネスニュースをどう活用するかというところで、ピンポイントはないのですが、色々な事例を思い出させてくれたのでそこは評価できそうです。

数としては、思い出したサービスやリンクとして、新書マップとかからでうが、6個くらい出てきたので、僕の頭が動いたという意味ではオッケーではないでしょうか。これらはChatGPTが示したものでなく、あくまでそういうのがあるかなと僕が思いついたものだからですね。

質的なヒントはビジネスシミュレーションという仮想的に考えるところが切り口となりそうです。これは人次第でしょう。

そういう意味では、思い出させてくれるのはChatGPTでなくてもいいですが、そこだけでも気づきは得られます。また視点としてシミュレーションという視点は当初僕にはなかったので面白そうだと。ただ、既存のサービスだと、多分経営ゲームか、企業研修となって鋭さがないのでそこはもっと揉んでも良いかもしれません。とはいえヒントにはなるというのを評価してみます。

あとはラリー数は8でした。考えながらどういう問いかけをするかは問われるので、時間を掛けてどうするか、どれくらいかかるかは人次第です。8ラリーで40分ですから、シンプルにこれをどう評価するか。学びや気づき量からすると、どうなのか?指標は示しづらいですが、自分が考えるということを行うし促進するなら全然ありだなと。

一方で何か結果だけを得たいなら、ちょっとずれるというか、まだまだというところがあります。というかそういうものではないし、または少なくともラリーを重ねないと精度は良くならないならば、そういうプロセスを楽しめるか、質問をどう問いかけられるか。そうです、人が試されるのだなあというのが僕の感覚です。

おわりに

ChatGPT自体が出すアイデア的なものも、僕が出すアイデア的なものは多分大差はないと思っています。が、話が分かって先読みとか、あえて違うこととか、実はこうではないかとなると、やはり客観的に見ても人の壁打ちは強いなと思いました(笑)別にだから人が勝てるとかそういうことでもなくて、どう使うかなんだろうというところです。

逆にとりあえずラリーがあればそこからいくらでも引き出せる人はこれで充足するはずです。人の壁打ちをあえてやる必要はないはずです。そしてこれで充足しないな、なんか読み解くのも大変だなと言う人はやはり人と壁打ちするほうが有意義なはずです。

少なくともですが、ラリーをするのは人でもAIでも一緒であるし、コミュニケーションしようとするのも同様です。あとは結果だけを得るわけでもないのも、プロセスから得るのもかなり大事なのも一緒で、目的のものが得られるかどうかだけという「点的」ではつらいので、線や面、立体で考えられるか、まさに思考ということですがそこもポイントとなりそうです。

僕自身はうまくパートナーとして汎用系AIが出てこればありがたいですし、付き合っていきたいなあと考えているわけですね。

何かヒントになれば幸いです!

アイデアの壁打ちやっぱ人にしたいなーというなら喜んでやりますよ!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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