自分が思った起業をやるのが多分良い

これは正解とか、不正解とかでなく、そうしないと起業もですが解像度が上がらないとか、進まないって感覚です。

この感覚についてはわりと言われてないか、思っていても言語化していない人が多いのではないかと思っていて。それについて共有してみたいと思います。

結論

最初に結論ですが、

  • 起業の定義は色々あるので定義をしたほうがいい
  • けれど、未経験ややったことがない人に定義は超難しい、出来ないことが多い
  • そういう初学者であればこそ、まず定義をいきなり固めるのでなく、それこそ「思いついた」こと「思っていること」を起業としてやったほうがいい
  • そうすることで、起業の解像度が上がり次へ進める

という感じです。

僕の体験でもそうですが、結局この定義や解像度をどうしていくかってのは起業を成功しても、失敗しても何をしてもですが、考えないといけなくて。それが勝手に高まるとかはないので、ブリコラージュではないですが、今まさにやれる範囲のことを等身大で向き合ってやってみること。

これは別に大げさな話でなくて、めちゃくちゃ小さいことからやってもいいんですね。というか最初はそんな感じです。僕もそうです。一緒にやりましょうよ。という話となります(笑)

会社作りたいなら作ればいいじゃない

僕がまず思い出すのは自分の体験です。つまり会社設立しないと起業というか何もしていないと感じたのですね。当時で10万くらいはかかったと思いますが、自分で勉強も兼ねて申請書を作り登記申請したのは良い思い出です。自分でやろうって今は思いませんけどね。

この時は、会社設立が起業だったのでやったので良かったんです。当然それは起業の一部でしかないので、事業を作る、何を持って貢献するか、お金を得ていくかが明確ではないですよね。

であればそこからまた考えていくというわけです。

ポイントは自分が思ったことをやりきれるかなんですよね。

構想があるなら構想を少しでも実現すればいいじゃない

中には自分が考えているアイデアを寝かして練ってる人って僕の肌感覚では結構いらっしゃいます。それはいいんですが、寝かせてもうまくなるとかはないので、それもタイミングとかバランスな気がします。

なので、1年も考えれば十分で、その考えることを少し行動やアウトプットで出していくことをおすすめします。

だから構想はいいけど実行や検証に割いてみましょうと。実現を少しすればいいんですね。そうするとぐっと解像度が上がると思います。

事業計画書がないと起業ではないなら作ればいいじゃない

そうです。事業計画を作らないと事業が出来ないとかはないです。ただ、頭の中だけで色々と考えるのはきつく、あとは資金調達であるとか、様々なことで誰かに説明する際にそのサマリーや概要を伝える意味はあります。

整理されていないとどうなるか。この人に融資できるのか、事業をちゃんとできるのだろうかという不安になりますから(笑)事業計画書があるからでなく、それを説明出来ること、事業に対してどう向き合っているかの意味があるんですね。

それはおいておいて、計画書がないと起業ではないと思うのであれば、それを作れば良い。当然これも作ったら事業が始まるわけではないので、そのタスクや業務を分解してまず着手できることをあなたがやっていくこととなります。

スキルや経験がないならそれをつければいいじゃない

スキルや経験が足りないのでつけたい、つけてから準備をしてから起業という人もいらっしゃるかなと。それは否定しないのですが、基本的に100%整っていけることってないのですね。また100%だと思っても不足がある。100%準備してからって人は多分準備を重視がちなので、今、まさに今やる、ことが苦手なのだと思います。

実際に起業はブリコラージュ的だと僕は思っています。今ある材料で、時間やお金で、自分の手持ちのスキルや人との関係性で、やってきた仕事や経験で。それを元にやるんですね。できないなら、学ぶか、何か調達するしかない。

そこで出来なければ終わりという意味でなくて、そこではできないので時間をかけて再度やるか、諦めずにやっていくだけなんですね。

なので、最終的にはスキルがないから起業出来ないという人はスキルがないから出来ないので、その準備性において一生準備が終わらないことがあります。多くは完璧な準備でなく、やりながら自分の起業をやって修正して調整していく方です。僕はこれをコミュニケーションだと思うので、そこでコミュニケーションやマネジメントがどうも苦手だなという人は向いていない感もありますよね。これは誰か他人でなく、事業や事業やそういう仕事や行為自体に向けてのってことですね。

副業でも起業だと思えばそれでいいじゃない

これは考え方ですが、副業でも起業的な立ち回りをしている人はそれで立派なビジネスだと思います。じゃあ副業をしている人を下に見るかというとそれもなくて。そもそも起業したいとい人の定義は曖昧なので、それは単に知らないとか経験がないからだけなんですね。

であれば学んでいけばいいだけだろうと。それだけです。

次に副業でも起業意識を高めてやる人は、まつりのたこ焼き手伝いでも起業ですし、文化祭で催しをやるとかでも起業でしょう。なんでも起業というと怒られるかもしれませんが、そこに要素を見いだせる、学びとして使えるものが多数あると。

調べることも、情報をまとめることも、世の中の動向を知ることも、仕事の量を工夫して効率的にすることも、メールを手早く返すことも、人と雑談してアイデアを出すことも、良い感じで人に指示することも。全部役立つんですね。

あえてそういうスキルは汎用スキル、ポータブルスキルといってなんでも使えるので僕は好きですが、別に何も使えないスキルとか、何でも使えるスキルがあるとかでなく、そう割り切れないものが多いので、あまりスキルとかって区分けは筋が悪いことが多いのではないかなって感じです。

イベントをやりたいならやればいいじゃない

イベント企画で収益を立てるのは割りと大変です。僕も色々やりましたが、単価が高く効率がいいのってまあなんか限られます(笑)それはいいとして、イベント企画を否定しているのでなくそれだけでやるのでなく、経験を増やしたり仲間を増やす意味では有効です。だから起業体験や起業経験としてプラスでしかないんですね。

あとこれは企画を鍛えることになります。1イベントをうまく企画して実施出来ない人に、起業というものが成功できるかというと結構怪しいと。まあ別にイベント企画が出来るから起業が出来るという因果はないのですが、相関は十分ありそうです。

その上で、こういうイベントやりたいなとか、教育系の塾をやりたいなとか、そういうのがあったら、一旦ビジネスとかおいておいて、それでやってみると。その上でビジネスとしては難しいなら違うやり方を、実際に持ち出しでも自分が何か稼ぎがあれば続けられるので。

でもそれは自己犠牲感があるのでそこですよね。そこをどう折り合いをつけていくか。結構ここで課題を持つ人は多いし、わりとよくある話です。そしてくどいですが正解はないです。別に自己犠牲を否定しませんが、それで疲れて病んでしまっては元も子もないので、そうならないようにしたいですよねと。

またビジネスを意識しすぎて、お金だけしか見えないならそれ別にやらなくてもいいじゃないですかともなる。これがまさにバランスであり学んでいくしかないというわけです。

自分がやりたいやり方をやってみよう

色々とくどくどいっていますが、つまり自分がやりたいやり方を一部でも試してみればいいってことです。それがうまくいくかどうかはおいておいて、自分の責任なりやり方で手応えを見ていけばいい。

起業ってそういう小さいところから育てていく。まさに僕の言葉で言えばビジネスアイデアなりアイデアを育てていく、丁寧に水をやる、環境をつくる、肥料をやる。うまく発芽するまで面倒を見る。

それって時間がかかります。すぐ明日結果が得られるわけではないと。

身体性の話をたまにしていますが結局、感覚でいえばそんな簡単に結果が得られて安定するものって、化学調味料的というか人工的なんですね。それを否定するわけではないし摂取しているわけですが、とはいえそれをあえて使わなくてもいい場面も色々あって、うまく付き合えばいいと。そうなると、あとは自分がどう考えるかです。

起業ってこうじゃないかああじゃないかはとても面白いと思います。一方で誰かが言ってたらとか、こういうのがあったからは二次情報ですから、一旦保留で、自分なりの一次体験一次情報を磨くと、外野やノイズやうまい話とかにも一旦放置して、スルーして考えられる免疫がつくのかなと感じました。

これらの話が1mmでも分かる人は自分なりに何かをやっている人だと思います。そういう人はその調子でやってみてもらって、そうでない人は少しでも何か自分で試すということを1つでも小さいことをやってみて、上の中で実践できるものが何かあることを願っています。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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