大学時代に書いた意識高いポエムを公開していく

 時間があったので過去のプロジェクトなどばばばばっと見ていたのですが、やはり大学時代に就活仲間として各地?で出合った仲間がいて、彼ら彼女らに「就活体験記」みたいなもの企画して書いてもらったんですね。って簡単にいってるんですけど、結構大変というか面白かったんですけど、こういう企画いいなあって今でも思っています。

実はこういうアイデア→実行というのがめちゃくちゃ大事だと思っていて、もう20年もいかないものの、自分で考えた結果が品質はともあれアウトプットしたのはいいよね、と再度読んで思いました。変わってないなとも。

就活物語という冊子でのポエム

ポエムとはいえ、基本的に就活する大学生向けに書いた当時のメッセージです。古ぼけているところは多分なくて、当初社長セミナーとか好きで行ってたことを思い出しました。出合いもあり、学びもあり、失敗も色々したんですが、美化していきましょう(笑)

というわけで、一文字違えず公開します。

メリットって何もなくて自己満足に近いかもしれないんですが、たまにはこういうのもいいでしょう(笑)

あくまで振り返った産物ということで。

本冊子企画は、2004年頃に企画し、インタビュー、各メンバーからのメッセージ、社長のええ話という3コンテンツで構成されていました。その各メンバーが振り返りつつ書いたもので、僕が書いた部分を公開します。Wordで2ページの分量です。

自分を大事に♪

これがタイトルです。音符でふざけてますが、全然真面目な内容です(笑)

夢の過程としての就活

僕には夢がある。それは自分で事業を起こし、起業するということだ。起業の先には何があるかといえば、それこそ何でもできると思っている。

社会に貢献したいと思えばそうすればいいし、休みたいなと思えば休めばいい。趣味をしたければそれをすればいい。可能性だらけでマイナス面がないと言い切ってもいい。

夢の実現ためには、組織に所属して仕事をしてお金をもらっているだけでは無理だと思った。人に使われることは悪いとはいえないが、自分が人に使われることを自覚してサラリーマンとなっている人は多くないと思う。

「私はサラリーマンになる!」といって会社に入るくらいの自覚が欲しい。一番危険なのは「私はこんなんじゃない」といっておきながら、周りに自分を合わせてしまうことだ。あきらめに近いものを感じながら、「食っていくため」「生活のために」という言葉を持ち出していると思う。

生活のために…というのはもちろん大事だ。でも、それだけじゃないはずだ。もっと積極的に「この仕事をしてみたい!」とか「もっと学びたい!」とかそういうことが大切じゃないかなと思う。

結果論かもしれないが、内定は夢への一過程に過ぎなかった。僕はどうしても会社に縛られたくないというのがあった。いや、会社に拘束されるというよりも、働くこと=サラリーマンという考えが嫌なだけだったかもしれない。僕のサラリーマン像は「つまらなさそうに仕事をして、上司の悪口ばかり言っている」というものだ。

それが正しいサラリーマン像かどうかはどうでもいい。とにかく、就活を夢へのステップとして捉えて、就活を楽しめたことは事実だ。

振り返れば学びだらけ

就活は僕に色々なことを気づかせてくれたし、非常に勉強になったと思う。企業説明会で人事が話すこともためになるものも多数ある。就活という過程で、何か新しいことをするきっかけとなったのも事実だ。

新しいこととは、起業への行動であり、学生のうちに何かできると気づいたことだ。興味のない企業でも、業界でもとりあえず行ってみる。行ったからには何かを得てこようとする。その繰り返しで就活は終わったように思う。「元をとれ」ではないけど、そういう少しの粘りは大切だと思う。心の葛藤や自分の小ささを感じることも多々あった。

しかし、不安を乗り越えるには、逃げていてはだめだ。両目を覆ってもだめだ。その不安を直視するしかない。その上で不安を解消するためには、動くしかない。精神論ではなくて、結果的に動いたものがちだと思う。それは誰かに勝つのではなくて、自分に勝つためにだ。

企業説明会では、社長が話す会社をよくまわった気がする。非常に勉強になる。やはり人生観や仕事観、生い立ちなどは面白い。説得力がある人も大勢いた。ただ、面白いことに、社長や経営者といった種の人に会っていくと、僕の中の社長像が壊れていった。A社長は非常に温厚で物静かな人だったが、B社長は話すのが好きで常にしゃべって笑いを取っていたということになる。これはぜひ自分の目で確認してほしい。

社長像を壊してくれたというだけでも就活をやってよかったと思う。そういった自分が気づいたことや学んだことだけで、就活やってよかったと思える人は自分も含めて幸せだと思う。

行動すると誰かに出会うものだ。自分の境遇やら自分の能力に悲観する人は多いと思う。でもそれを認識、自覚した上で行動できる人は、必ずどこでも通用する人間だと思う。世界で通用するということだ。

人間関係でいえば、どんな人でもうまく付合えるということだ。つまり、環境(不安や楽しみなど)に対応でき、うまく自分を出せる人だということだ。

自分で決めれば悔いはない

不安のない人間はいない。不安が生じたら、それを解消したほうがいい。でも、その解消法には二つあると思う。一つは不安から逃げて、それがなかったかのようにする方法。もう一つは、不安に飛びこんでいって不安をこの目で確認しようとする方法。どちらもそれなりのリスクはあると思う。僕は後者を選んだだけである。

不安だからこそ動く。不安だから動かなければ何も始まらない。嘘をついて、その嘘を隠すためにまた嘘をつく。そして最終的に自分に嘘をつく人生がある。逆に自分の思ったことを言い、多少融通がきかなくても本当のことを言う人生もある。どちらがいいかをぜひ考えて選択してほしい。自分が生きたいように生きたい、と誰もが思うはずである。自分以外の何かのせいにして、人生を過ごすなんてそんな馬鹿なことはない。就活も全く同じだ。

僕が言いたいことは就活を楽しもうとしないであきらめていては何も始まらないということだ。動いた分だけ必ず報われるということ。就活はちょっとだけ大変かもしれないけれど、それ以上の発見や学びがあること。「苦労」ばかり見ていて、「楽しさ」「面白さ」を見ようとしなければ、やる気は起きない。苦労以上のリターンがあれば、苦労なんて面白さの比じゃない。その楽しさを見出そうとすればいい。

「自分が好きだからやる。」それを大事にしてほしい。自分の人生であって、他人の人生じゃない。「俺はこれに決めた!」と思っても、それが違っていたとする。(それは就職でも、昼飯のメニューを決めることでも、資格をとることでなんでもいい。)しかし、それは失敗にはならない。

自分で選んだことだから失敗はほんの一瞬のことで、次の瞬間に経験と学びに変わる。自分が選んだのならば、自分で決定したのならば、悔いはなくなる。悔いのようなもの、失敗したという思いは少なからず生じると思う。

でも少し冷静になって、少し長い目で見ればそんなのは失敗でもなんでもない。自分の選択だから自分で責任を取れる。自分が決めたことだから問題ない。そう言えるのだ。これは経験則かもしれないが、必ずそうなっている。自分を信じて自分で決めて、決して他人に責任をなすりつけないように生きて欲しい。そういう僕も自分に嘘をつかずに生きていきたい。

改めて読んでみて

自分の古い文章を読むのは恥ずかしいのですが、こいつ意識たっけーなと我ながら思いました。当時考えてたこととほぼほぼ変わってないですね。

うまくいったとは思ってないですが、事業やるぞー会社つくっぞーとかはやりましたし、事業構築とか成功したってことはないんですが、まあトライしつつ成功確率高めつつどうすればいいかってそういうのって変わってないですね。いい感じです。

悔いがなくなるとか、不安への対処とか色々書いてたりって客観的に言えてるのは、心理学学んだり、悟りが入ってるからですね。

就活に使えるというよりも、自己啓発っぽいのはさすが俺って感じで思いました。

そして最後の締めは、嘘をつかない人生。まあこれくらいしか僕もやってないというか、嘘つかずに生きてきて(多少のあれやこれはおいておいて)良かったなあと。関係性も恵まれていると思えますし、人との関係は長いことが多いです。特に社会人になってから色々プロジェクトやったり、参加したりの仲間は細く長くでフラットに関われるのがいいですね。そりゃ色々あって疎遠にもなったりとかもありますけどね。

そうやってフラット感ってのは自分のキーワードかもしれないです。まあそういうのを実践してきた人でしか、分かりづらいかもしれませんが。

あとはマインドセットというか考え方ってやはり一朝一夕では身につかないですね。鍛錬というとあれですが、地味に小さいことからやってみてどうかしかなさそうです。劇的に、短期で、すぐって言葉はまあこの頃から怪しいって感じですね(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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