週間アクセス数データからブログの書き方意識づけを変化させていく

今回はブログを書くという上でのちょっとしたデータについて考えてみます。

データというのは、本ブログは週間レベルでアクセス件数を簡単にメールでチェックできるようにしていますが、週間ランキングデータというのがそれに該当します。

普段からアナリティクス画面を見るのもいいのですが、頻繁に見すぎてもアレという時は、こういったメールで定期通知がオススメですね。

僕は、アクセスアラームというサービスを使っています。

今回はこの週間ランキングデータをどう見ていくかということについての簡単な話です。

週間で見てざっくり把握する

まず、週1程度でメール通知となっているので、僕の場合はですが、メールを見る感覚で把握ができます。

このざっくり把握はわりと大事でちゃんと見てなくてもどれが変化しているかなどが分かります。

最近見ている感じでは、

  • トップ10に入ってくる記事に大きな変動はないか
  • 新規で入ってきた記事はあるか(即時的なニーズはどこから発生したのだろうか)
  • アクセス数に大きな変動はないか
  • ざっくりアクセス数はどの程度か

というところを中心に見ています。

週間アクセスから見る1記事あたりのアクセス数

先週であれば、トップ10のアクセス数が、1位で275程度、10位は57程度となっています。週間です。つまり7日間でそれくらいの記事単位でのアクセスがあるので、単純に4倍すれば月アクセス数が見えてきます。

以前1記事あたりの収益力みたいな記事を書いた気がしますが、そんな感じで1記事あたりのアクセス数はブログ全体よりも、個別記事からニーズが垣間見えると考えられます。

理由は簡単で、その記事が他の記事より多く見られるということは、何かしら読みたい内容がある、参考になる内容があると言えるからです。

他の見方としては、トップ10に入る人気記事になるには、週間60程度アクセスを1記事で稼ぐ必要があります。一方、現在ブログを1記事書いても1週間以内で概ねPVは40-50であり、その記事リリース後伸びるということはあまりありません。これは簡単にいえば、よほどわかりにくいものや役に立たないものでない限り一定のところまではいける。しかし、そこから人気記事ランキングに入るには「そこからさらに後押しがいる」という感覚があります。

つまり、50PVは1アクセス2PV程度とすると、25アクセス程度はある。その倍にするには、何かしらニーズの波や一定の役立つものでないと上がってこれない。というところです。ランキングは一時的に入るものもありますが、根強いニーズがあればその記事が常に人気記事となります。これは強力なニーズがあると言えるし、また検索だけでなくSNS等で拡散されている可能性も高くなります。

ニーズをいい感じで掴むために書いていく

こういったアクセス数というデータを踏まえつつ、その考えた頭でブログを書くということは、当然それらを見てもらう人を意識することになります。これは適当に書いているとしても、意識的に書いていることになり、結果的にどういう記事が反応があるかを調べられることになります。

最近急上昇しているのが、アイデアを応募提案が出来るサイトのまとめ記事です。この記事自体は提案したい人のために参考になるかなというくらいで書いていますが、意外にそういう方は多いと言えそうです。ただアイデアとは何か、発明等アイデアを企業に出したいというところはあまり僕の興味範疇ではないためズレているだろうと思っています。よって、そういう人が来てもそこまでお役立ち出来ないけれど、アイデアマンとしてアイデアをどう活かすかを調べているアピールにはなりそうです。そういう意味で記事自体は副産物的ですが、少しは人の役に立っているかなとも言えます。

もっと考えればアイデアは出そうですが、この記事がニーズがあるのであれば、公募ページまとめも一定の人気は出そうですが、そういう連動は週間アクセスランキングからは読み取れませんでした。

では、どこにその調べたいとか、気になるニーズが行くのか。そういうことを考えていくと、また読者や読んでもらう人、届けたいターゲットなどもあるのでそこを考慮しつつ、記事がさらにブラッシュアップされる(追記や新記事投下)につながるわけですね。

可視化や言語化は考えたその先にある

最近考えているかどうかというネタが多いですが、実際に考えているけどそれをうまく見える化出来ないということがあります。が、それ自体は表現の話であって、直観レベルではこうなるといえるのだと思います。

可視化して人が分かるように説明することはすでに相当自分の頭の中では「熟している」といえますから、そのレベルにないなら直観レベルでもどんどんと手を動かしてやっていくほうがいいなあと感じます。これは適当に動けば何か形になるという意味よりも、考えていこうというくらいの話です。

仮説検証とは結局データや事実から何を読み取り、何を提案し、何を見せていくかというだけですね。

この作業は非常に楽しく、もっといえば「ブログ記事を通してコミュニケーションする」ことが可能となります。なぜなら、その手応えというフィードバックがあったらそれを元に変える変えないを考えたり出来るからですね。

おわりに

データと連動してブログを書くという意識付けができていれば、おそらくですがブログ初心者ではないだろうなと思っています。

またニーズが感じられるからこういうことも書いていこうとするのも初心者ではない。中級者くらいなのではないかと思います。

実際にブログを書くことだけに追われるフェーズが初心者であれば、それを活用して何を目指すか、または書いていくのだからどう使い倒すかを考えられるのが中級者かなと。上級者はさらに深い知見と人に教えられるというのがあるのかなと思います。最も知識があると教えられるは別ですが、概ね連動するはずだと。

ブログが成長してこの週間アクセスベースが2倍になると、また1記事を書くことでリリース1週間で25アクセスから50アクセス程度に倍増することが想定されます。最も平均値でもなく単にコンテンツとしてニーズがあるものは偏るので、傾向とか大まかな流れの把握という程度ですが、そういう絶対値や基準値があることで、意識しないと書けないものが無意識で意識出来るようになるというのが大事だと思います。自転車をバランスを保たないといけない感じで乗る=ブログを書くことにやや翻弄される、というのであれば、自転車が身体にフィットして自由に操れる=ブログを書くことで何を届けてどうしたいかが明確になってくる、という変化になっていく。

これって分かりやすくいえば、記事の量が増えたり、また記事の読みやすさだったりが改善されていくということです。当然それらは自分で考えていくことなくしてないので、それらをきちんと手抜かずやれば当然質は上がるし上手くなるし、見えるものも増えるし手応えは出てくるということですね。

今回はブログを書くというところでの話でした。ブログを書いて何かやろうとしている人に参考になれば幸いです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。