アイデアマンがやってる目標設定の工夫

シゴトクリエイターの大橋です。
また報告しますが、ブログ運営報告している個人ブロガーというのか、ブログ書かれている人って多いですよね。このブログは別に収益ブログを目指しているわけではないんですが、とはいえ「収益」が広告から入るかの違いはあれ、仕事につなげられないならダメですね(笑)
さて、今回はアイデアマンがどんな目標設定をしているかについて書いてみました。目標設定というと固めですが、どちらかといえば自分を楽しくハックするためのアイデアという感じですね。
目次
二重目標を設定しながら出す
二重目標とは、佐渡島さんの「ぼくらの仮説が世界をつくる」の中であった言葉で、非常に参考になりました。以下のブログでも引用がありましたのでご参考に。
要は、毎日絶対できる目標と、理想の目標として、2つの目標をセットにするといいという感じで解釈しました。アイデアマンまたはアイデアを出す人にとって、毎日アイデアを出すのはぶっちゃけ楽です。と、思っています(笑)
これに近い考えかなと思うのが、深井さんの記事でこちらの話。
こちらでいえば、行動目標が、毎日できる目標設定に近いですね。理想の目標が結果目標に近い。僕も結果目標やなんか設定したところでうまくいくような成功イメージがないですね(笑)そのために動けるオーラみたいなのが生まれてこないというか、じゃあ目標ナッシングでいいかというとそうでもない。行動目標がしっくりくるってことですね。
これは数値とか定量的な設定か、感覚とか状況とか定性的な設定とかとも似ていますが、ちょっとというか大分違いますね。
毎日絶対できる目標の設定例(行動目標的なやつ)
毎日出す「アイデア」に「優れたアイデア」なんて形容詞をつけてしまうとしんどいので、ダメです。「くだらないアイデア」でもオッケー、「人の良さそうなアイデア」もオッケー。なんでもいいんですね。いいんですね、というか僕はそうしています。
「アイデア」自体は産みだすものなので、アウトプットなわけですが、アウトプットだけのアイデアではすぐに枯れます。同レベル以上のインプットアイデアが必須です。だから、二重目標の1つとして、毎日絶対できるという目標は、「インプットでもアウトプットでもいいのでアイデアを得る、出す」となります。
ちなみに、アウトプットでいえば、ブログのネタを「ブログ記事」を意識して、小見出しレベル、またはまとめられそうなら一つにしようとしてちょっと意識を変えてるんですが、その小見出しレベルのネタアイデアも一つですね。
アイデアシェアという運営サイトの投稿などのアイデアも一つです。改善要望モニターもやってるんですが、それも出したら一つ。新聞読んで面白そうなアイデアがあったら(今日なら、日経MJのみうらじゅん特集はMJつながりで面白かったです、同時にカットペンも気になりました。くらいでもOKですねー)それも一つ。
この辺りの感覚共有できたら嬉しいところです。
例えばさらにいえば、ブログ運営もちょっと意識が変わり始めているんですが、その中で、これから立ち上げたサイトは「PV目標」ではなく「記事数目標」を掲げるというような納得できる考え方を見つけたんですが、これはまさに「結果目標」でなく「行動目標」です。
記事数は書けば+1になるわけです。例えば30記事とか50記事とか、100記事とか、書いていけば貯まってくので書けばいいと。貯まってからPVは見ていけばいい。もちろん土台がないと何も言えないので。
理想的な目標(結果目標的なやつ)
アイデアマンでいえば、一応月間の売上または月間でアイデアの採用数とか色々な指標を一応は「数字目標とかダメですわ」と思いつつもやってます。何もないとだらけてしまうからですね。
営業マンプロジェクトといってやってるのも同じですね。誰か報告させてよ!みたいな、共有させてよ!くらいな気持ちでやってます。自分のために一番やってるんですけどね。
例えば、理想的な目標は例えば月間の売上がこれくらい欲しいとか、当選数とかクライアントの数だとか、PVとかでもいいですし、それらをあげる感じですね。
理想的な目標を「無茶だろ?」というのを掲げても達成デキる人が稀にいますが、僕はそうではなりませんので、そういう人には参考にならない話ですね(笑)
2つの目標からダブルで攻める
ハイブリットな目標設定や指標設定のほうが自分としては効果を出しやすいという感じがします。人によってはダメかもしれませんが、行動で日々達成感を味わいつつ、じわじわ理想に向かっていくイメージです。
本の執筆とかも、200文字くらいなら一瞬です。800字くらいなら全然いけるはずです。毎日ですね。ただこれが1万字ってなるとさすがに理想。そこで、行動目標で800字毎日書く、理想は月で1万字とか、そうするとワークするんじゃないかなと思うわけです。といいつつ、ワークしないのも五万とありますよ(笑)
アイデアであれば、コンペやコンテスト、提案やチャレンジなどは回数がなければ当選すらなりません。そこで提案数なども行動目標となります。実際は行動目標を自然に設定している人のほうが結果が付きやすいので、「全然結果が出ない」という人は、結果以上に理想を見すぎてしまっている感じが強いのかなと思います。
うまくワークしないなら後で書きますが、目標設定自体が悪いのか、たまたまワークしていないだけか、分かりづらいだけなのか、改善を要するのかなどで考えていくといいと思います。
状況やフェーズによって目標修正をする
行動目標はこれ、結果目標はこれとか決めたらそのままでいいわけではありません。というか、修正していきます。
例えば、僕であれば、昨年のアイデアに対する仕事の感覚はかなり変わっています。変わっているというのは「やること」が大幅に変わったわけでなく、それに対する意識でしょうか。
具体的にいえば、何かしらの提案で単価設定や見積もりに対して、実績ベースで見積もったり、アイデア的に面白いかどうかみたいな視点も入れてやっています。これは当然相手に通じるかどうかもありますが、なるべくその辺りを理解してもらったクライアントと仕事がしたいのでここはブレずにやっていくのみです(これがブレると、単に安いだけねとか、そういう価格に走りがちです)
また今の状況とかフェーズにおいて、優先したいことなどが出てくると思います。ある仕事Aをやっていたけど、その中でとくにA’について深くやってみたいとか。仕事Bについてとか、プロジェクトCについて、考え方Dでやってみたいとか(笑)
そういう場合、要は優先度が高いものがあれば、そちらに合わせて目標を修正していくのもいいと思います。これらはどちらかといえば振り返りですね。
例えば、お金を貯めることは実はお金を貯めて安心したいという以上に、ルーチーン的に溜まっていくタスクとしたほうがワークすることもあります。あと、お金として扱うのでなく仕事としてやるとか。こういう概念の入れ替えは色々やると面白いですね。あんまり伝わりづらいかもしれませんが。
大体何か自分の行動が変わっていたりすることって後付けですね。後から気づきますね。そういえばこれやるから、色々とやること整理しないとねーくらいの意識で変わっていきますね。
目標設定等で使っている概念など
人によって定義は色々ですが、なんとなく以下の感じで使っています。
- テストする:検証すべき事柄または、検証すること
- ワークする:やったことが機能していること、機能するくらい意味
- 改善する:次の目標(行動とか理想とか)の値を設定する
例えば、何か行動ができないみたいなことって多いと思うんです。あれやりたいけどできないぞ。そういう時、多くはやるべきことを見ているようで見えないことが多いですね。
実際に目標について上の言葉の使い方を交えつつ考えていきます。
テストする
「テストする」=検証するくらいの意味で使っていますが、自分が設定した目標自体=テスト、なわけですが、「検証不可能」なものはまず設定ミスといっていいでしょう。例えば、ブログ記事数はカウントされて「数値」が分かるので、投稿したら投稿数が分かる仕組みがないと意味がありません。
これを「面白いブログ記事を増やす」だと、失敗です。目標としては危ういです。もちろん「面白いブログ記事とは、反応がある程度あるものだ。例えばSNSのTwitterでRTが10回される記事を増やす」という意味で「RT10回される記事を1回書く」などがいいでしょう。しかもそれは今まで「RT3回」されたことがある人がいうなら理想でもないですが、TwitterやRTの反応がない人がやっても理想目標になります。
自分に適したいい感じの目標を作るのがグッドといえます。もちろんそれは簡単ではないかもしれませんが、自分が最適に伸びそうな設定ってやっぱあると思います。
ワークする
ワークは仕事とかでなく、機能する意味です。テストがワークするとかは、ちゃんと設定した事柄が動いているか、検証できているかみたいなことです。
ちなみに、テスト=目標設定の事柄、みたいな意味合いでも使っちゃってますので、分かりづらくなっているかもしれませんが、そこは雰囲気で(笑)
実際に検証出来ると思っていても、テスト「ブログ記事を1本書く」が出来るかどうかみたいな話です。もちろん、毎日出来る目標だから出来るはずなんですが、出来たとしても「なんかしっくりこないっすね」みたいなことも起こりえます。
これは、Twitterなどが平均10フォロワーとかするとサービスイメージが分かるし、退会率?も減るみたいなちょっと大雑把ですが、適した数値や体験というところと似ていると思っています。
要するに、「ブログ記事を1本書く」と書くよりも「ブログ記事を800文字書く」ほうが自分はワークするとか。そういう話です。ただ「1本」を「800字」と置き換えただけですが、まるで自分モチベーションA/Bテストみたいですけど、そんなので変わることもあります。
これは自分をハックするだけなので自分が動ける言葉をそっとタスクややることを思いつく、アイデアなどもそうですがそっとスパイスのように入れるのがコツでしょうか。例えば「やっぱりブログ記事1本は書くんだよ」というのもやる気がでるなら楽しいほうがいい気がしますね。
ワーク自体は、1ヶ月とかある程度回してみて、いい感じになるかどうかを振り返る必要があります。ここで振り返りとは自分のことを自分で振り返ることなので、結構慣れてないと「自分と向き合うのやです」となって続かない人もいます。その辺りは踏ん張れ!か、仲間を作ってお互いにやるのがベターですね。
改善する
少し触れているかもしれませんが、改善はテストをつくってワークさせて、さらに結果出たり意識や行動が変わってきてフェーズが変わってきた。それなら改善していこうというところですね。
例えば、僕であれば使うWebサービスは面白そうであれば一先ず使うよというのがあります。とはいえ登録が面倒なら使わないとかもありますが、そのサービスのサイトを見ることはすると。それらがある程度ネタになったり、インプットになっているかどうか。ワークしているかですね。
そして、あんまりネタになってないかなーというなら、振り返りしたり、改善としてやめちゃうまたは、よりその時間を他の時間に割り当てるということにもできるわけです。
まあ当たり前かもしれませんし、これらを「目標設定」においても出来るだけであって、PDCAっぽいですが、自分が楽しめる感じでやるのが最も継続するし、結果も出るし、という感じがしていますね。
まとめ
目標設定なんて自分でうまいとか思った試しはないんですが、アイデアを出すことに関してはわりとワークしているなあとか、これをうまくシゴトづくりでもワークさせたいなあと思っています。簡単ではないですが少しずつ経験値を積んでいけば出来るはずというポジティブな感じでやってます。楽しさをあえて出すことはないですが、楽しさを滲み出させるといいかもしれませんね(笑)
- 二重目標を設定すると、色々行動できたりする可能性がある
- 二重目標とは、毎日絶対できる目標=行動目標を立てること
- もう一つは、理想目標=結果目標を立てること
- 日々は行動目標でブログ1本書くとか、アイデア1個なんか出すくらいのゆるく出来ることを繰り返して経験値をアップさせていく
- 月とか四半期、半年などの区切りやプロジェクトやシゴトや人との話などなんでもいいので区切りをつけ、理想目標への振り返りをする
- いい感じで目標とか設定をしていけば最適な成長とかはきっとある(要は自分が動きやすしし疲れづらいし、結果を出しやすい的なツボみたいなのがある)
そんな感じでした。
気づけば4月も半月経ちました。折り返しですね。踏ん張っていきましょう!
筆者プロフィール

- ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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