古本の代理販売.comが超絶良かったので超絶おすすめな件

本を買って次読みたい、読み返したい本は限られます。ですので、不要本は売ってしまっています。ちなみに、売った後にまた欲しい場合は買うわけですが、手放したら二度と入らなくて悔やんだ本というまでのものってなかなかないですね。

今回は、本を処分する場合にどうしたらいいだろうかというところで、安く買い叩かれる(これもビジネス的には正しい)よりは、適切に売ってもらったほうがいいという考え(ただし自分は楽したい)という考えて、代理販売というサービスのおすすめです。

一回使ってみて素晴らしいと思ったので紹介します。広告記事とかではないですよ(笑)

体験記事になってますが、最も面白かったのは、既存買取ビジネスの改善ということで、即金でなく最大1年として売れるまで暫く待つというアイデアでした。他でも応用ができるかもしれません。

結論

代理販売.comは超良かったです。で、どういう人にいいかというと、

  • 即金など現金がすぐに要るわけではない
  • 自分の手放した本を文字通り「代理」で売ってもらえるのを楽しみたい(プロセス要らない、お金だけ欲しい人は向かない)
  • 多分そこそこ売れそうな本もあるのでそこそこの値段で売ってもらえると嬉しい(時間はかかる)

という感じで、ちょっと本は要らないので処分って感じとは違います。じわじわ売れるというかそこらへんを楽しめる感じが醍醐味です。もちろん冊数や売れ筋本であるかどうかだけなので、そのあたりは市場次第ですね。

特徴

即金でつまり市場価値が見込めない本は一般の古本サービスと一緒です。例えば、今回は32冊ほどと軽めですが、20冊程度は即時買取で1冊20円程度でした。この額にがっくり来る方もいると思いますが、これは古本事業としてはリスクを込み(売れない場合)でこの価格となるんですね。

同時にこれは即金としてお客さんにお金を渡すのでその金額にもなる。ここがポイントです。

つまり、代理販売.comはその期間を長くする(1年間)として、その期間でより高くなるようなところで売るということです。ちなみに1年で売れなかったら即時買取レベルになる感じです(実際はそれは今回はなかったですね)。

このビジネスモデルを見た時に僕は勝手に痺れたのですが、どうですか?そういう視点で既存ビジネスを改良しているってすごいと感じたわけです。

売ってみてどうだったか

代理販売対象となったのは13冊でした。期待値としては、1冊100-200円くらいで売れれば即時買取の10倍もあるわけで満足なわけです。実際計算すると、1冊約300円換算で売買に成功しました。

日数は、申込み→集荷→到着までが数日、査定は一週間程度、そこから販売開始で、1ヶ月ちょっとでほぼ売れました。つまり、全体で2ヶ月もあれば売れてしまったということですね。

細かい手数料等は省きますが(全て公式に載ってます)、手数料でECサイト手数料(ECサイト側で発生する)と販売手数料(代理販売.comの収益)が主な手数料です。ざっくり1,000円で販売するとこれらで3割ずつ、保険料もありますが無視できる金額として、ざっくりこれで手取りが3割となるわけですね。

この金額比率に対して高いか安いかですが、僕は安いと感じました。

つまり、代理販売における販売ノウハウがあり、最適な販売システムがあり、送るだけで全てやってくれるというわけです。これを自分でやればという人もいるわけですが、超手間です。もちろん時間があってやってみたい人はやればいいのですが、プロには敵わないというところでしょう。

この手数料感よりも、実際の手取り額で見る方が良さそうです。今までは一般の古本サービスで売ってたので、100冊以上でも2,000円から3,000円の金額相当だった気がします。つまり認識として「あまりお金になるわけではないな、処分費かな」くらいでした。

しかし、このサービスであれば当然売れ筋があるか=代理販売できるかで決まりますが、全体で32冊のうち、19冊が即時買取で約400円、13冊が代理販売で約3,800円となり、トータルで4,200円となります。100冊以上売ったときの体感値を軽く超えたわけですね。いやーすごい(笑)

運営側も素晴らしい

コロナ禍であったりもしますし、あとそれ以前からの運営からのお知らせでお客様と利益相反しないように、する場合はその説明が丁寧に述べられています。

これが出来るのは、文字通り「一冊一冊査定をして」「最適な価格を出して」「代理販売をしっかりと行い」「お客様に最大の価値を提供する」という姿勢を感じました。同時にそうすることで、販売手数料である収益も最大化できるので、さらにそれはお得価格(最適とも言えますが)で次の買い手にもメリットとなります。三方良しのこのビジネスが発展しないわけがないでしょう。

もちろん、事業規模もあるわけですが、素晴らしいスモールビジネスだなと勝手ながら感じました。

正直「古本販売」というところは、「安く買う」「高く売る」または「買い叩かれる」「適切な価格で売れるものではない」という良い印象がなかったのですが、そこは単に出会いが悪かっただけだなと自身の狭さを感じたところでした。

第三の選択肢としての代理販売

僕は高く売るならメルカリ然りヤフオク然り、Amazonマケプレ然りで最適な価格で自分の時間を使ってやるのが1つ目でした。これは面倒くさい!のでやれなかったです。昔せどり的なことをやったこともあるのですが、面倒なのと商品に見えると本との接し方が変わっちゃいますよね。

2つ目は、今までも使っていたような古本買い取りサービスです。高値で買うとか、20%買取アップというのは「耳障り」がいいのですが、20円が22円になっても仕方がないのと、高値って事業者が欲しい=売れる本であって、それってほぼなかったりします。該当することが稀という印象です。例えば10冊あって1冊あるかどうかみたいな。

ここで多くの人は諦めるし、僕も諦めていました。つまり、即時買取レベルではない金額にしてもらいつつ、とはいえ手間はかけられないというところはないのか?というところで見つけたのが今回の代理販売.comでした。

つまり、第三の選択肢として、期間は最大1年とありますが、それも売れ筋かどうかと代理販売対象になるかどうかだけでしょう。

もちろん、本の価格帯が低すぎると売りづらいでしょう(プレミアが付くとかでない限り)。僕自身はわりと本は汚さずキレイに読むので、ほぼ新品みたいなものが多かったりします。それが2000円以上のものだとさすがに即時買取はどうなのという不満があったわけですね。そこをキレイにフォローしてくれた、顧客の不満をいい感じでジョブとして解決してくれたんですね。

次も使ってみます

年に1回は本棚整理ということでやっているので次もまた使わせてもらおうと思います。やはり代理で売ってくれて売れるとメールが来るのが面白いですよね。擬似的に代理とはいえビジネスをやっている感覚です。

実際にはこれはビジネスではなく、単価以下でさばいているので違うのですが、逆にこういった不満を丁寧に、お客さんのかゆいところに手が届けば立派なビジネスになるのだなとものすごく感動したので書いてみました。

もちろん金額査定や代理販売状況では「本意ではない」こともあるかもしれませんが、丁寧にやってくれて良いサービス事業者さんと付き合っていきたいのが本音のところです。そうやって良いなあ、応援したいなあというサービスを客としても使いたく、そういう人と関わっていきたいからですね。

そこそこ本を読んで処分に困ったりしつつ、古本買取は安すぎだからなあという人はぜひ試してみてください。

最後に一点だけご注意を。最初の買取は本人確認書類が要るのですが、その注意書きがそこまで強烈ではなかったのでうっかり忘れそうな感じですので、最初の買取では本人確認書類を同封をお忘れなく!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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