Vol.20 相対的市場シェア利益モデル

今回は、相対的市場シェア利益モデルです。

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相対的市場シェア利益モデル

相対的市場シェア利益モデルは、シェアを取るとより利益が得られるという考え方に近い話です。Vol.8にあった起業家利益モデルのようなマインドセットではないですが、考え方なのかなという感じです。

内容的には、このモデルは広く知られているけど軽んじるなというところで「ニュートンの万有引力の法則」のごとく、鉄則であれというところがメッセージかなと感じました。

本書のそもそも利益モデルとかビジネスモデルというような考え方自体はどういう位置づけであればいいか。またはどう考えていくかというところでは、チャオの言葉が非常に面白いです。

(前略)
「利益というのは、モデルや方程式というよりも考え方だ。物理学が物質のエネルギーについて教えてくれるように、利益は経済のエネルギーを教えてくれる。利益がないということはエネルギーがないということだ。未来を戦う能力もなければ、未来を作り上げる能力もないということだ。収益性を追求するとは、高い利益はどこでどのように発生するかを常に問いかけながら、考えを日々変えていくことなんだ。

ザ・プロフィット p.246より引用、太字は筆者注(原文では強調点)

本書はこの考えの脚注といっていいくらいでしょうか。逆に言えばここを抑えてなければ枝葉の様に出てくるなんちゃらビジネスに踊らされるし判断ができないし分析も出来ないとなります。

利益とかその追求自体は、わりかしドライ、ビジネス的、お金のことばかり考えている、金の亡者(笑)まではいかないですがネガティブな言葉が多いです。少なくともこれらの言葉で感じられる印象が悪いというのが実際です。それはなぜか?そうやった考えが広く広まってしまっているからなんですね。

ビジネスがあり、それで利益を出せば何をしてもいいとは言ってません。というかそれはあり得ない(あったら駄目)わけですが、なぜか人は一つの何か「コレ」というものを示されると視野狭窄であり盲目的になります。だからこそ、わからなくなってしまうのかなと感じました。

チャオが言うように、利益自体は「考え方」なんですね。よく売上方程式だーとかいって、示すのは全然いいのですがそれも考え方であって、正解かどうかとは別ですし、その人の考え方を示してそれがどうかは読者次第という感じですね。

未来を戦うとか作り上げる能力がないというのは言い過ぎと思うかもしれますが、実際にある種の事業で利益を得なければ次の投資が出来ないためジリ貧となっていきます。新規事業が難しいと言われるのは、逆にこのジリ貧にならないようにしたいけどとはいえ実際にやっても簡単に成功しないので、「ああ、既存のやり方は稼げて楽だね」というところに落ち着くのではないかなと僕は考えています。

そういう意味で文字通りの正論です。とはいえというところで、どうしていくか。どうもがいていくか。利益に拘るくらいでやはりいいのではないかと思えてしまいました。

絶対的な答えや正解はない中で、どうしていくかということが問われていますね。実際に本書のモデルが完璧とか、絶対これということはないでしょう。そういう中でどう考えていくかとなります。

本章から学べること

考え方である利益とは何か?

すでに上で書いてしまいましたが、利益=考え方であるならば、世のビジネスや、他の人がやってビジネスについて学ぶ必要があります。既に分析されたものから、変わっていくものをリアルタイムで見て考えるということです。

例えばサブスクリプションモデルが流行っているようにみえますが、その本質は何だろうか?UberEATSを見かけるけどそのビジネスモデルはなんだろうか?

これらは人の数だけ考え方があります。その時の正解はないものの、自分が考えたものがある種創業者やビジネスを作り出した人の考えと近ければそれはある程度通用するかもしれないということです。問題はこれは「頭」での話でなく、実際に形にしたことも問われるため、「想像できるから同じスキル」とは言えないということですよね。

それを踏まえた上で考えていくことで、きっとビジネスに興味があるなら何かやるでしょうし、そこまで興味がないなら多分ビジネスはやらないと思います。ビジネスというのはここでは何か価値を付けてそれを売るとか、仕組みを考えて運用するというような幅が広いですが、利益を出すことになります。利益がないものはビジネスとはいいづらそうです。

考え方であるならば、わりとフラットというか日常に溶け込んでいるのがこの利益かもしれません。何かを買えば誰かが儲かるわけですね。それは非常にポジティブなはずなんですが、一方でこれを買ってもこれだけしかお金にならないのかという心配をする人もいるかもしれませんね。ビジネスで全てが解決できるのもまたどうかと思いますが、ビジネスのどの面を見るかはかなりその人の考え方が出てくるといえそうです。

あなたが消費者として何を買い、買わないのかが全て社会に経済という視点でも影響を与えていることになります。あなたの行動が全てに大きな影響を与えるわけではないですが、とはいえ全く影響してないわけではないと。これは言葉遊びのようですがかなり大事なことかもしれません。

例えば日常で見つけたちょっとした不満やおかしさをビジネスという手法で解決するのはとても僕は面白いものだと考えています。

おわりに

今回は慣れ親しんだであろう市場シェアの話でした。これはどこまで体に染み込んでいるかにもよりますが、シェアを気にして動けるというのは限定された大手企業や一部業界シェアを取っているところの話かもしれません。一方でビジネスを作り上げてそういうNo.1ポジションを作り上げた成功者かもしれません。

とはいえ、結果的に例えばマインドシェアのように「この商品ならあそこかな」みたいなものを作ればある種勝ちゲーとなるわけですね。選択肢が他にないなら競争も起こりませんしね。こういった考え方は非常に面白く他ともリンクしていきますね。

残り3つとなりました。楽しんでいきましょう!

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